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Mia and Chihiro
Pickup Photo!
2006/11/21 :: Tube Mic Preamp Project #4
ブログ移行や色々ありまして途中頓挫していましたTube Mic Preamp Projectの第4弾,電源編です。過去のレポートは以下の通り。
#1 序章#2 特性編#3 パーツ編!!$more!!
#3の「パーツ編」で触れた通りEddie氏の『The Altec 1566A : A Vacuum Tube Miropho Preamp / Direct Box Project』の電源回路はオリジナルに忠実にするためだろうか倍電圧整流回路を採用している。しかし,電源トランスの入手しやすさやなどを考えると二次側230V20mAぐらいのトランスを使い両波整流回路にしたほうがいいと考え,まぁ手持ちにそのトランスがあったのも大きいのだが,電源回路はEddie氏のものとは違っています。その回路は下の通り。


トランスはケースや予算に合わせて適切なものを,ということで。ヒーター用,12V用はステレオで製作する場合,12AX7A1本に付き150mA必要となるので合計600mAの電流が取り出せるものが必要。1/2Wの抵抗,2.2kΩと82kΩはプレート電圧B1,B2が既定の値に近くなるよう変更する必要があります。この手の抵抗の求め方はI=V/Rの公式で算出できるのだけれど,面倒臭い場合CircuitMaker等の電気回路シミュレーションソフトで探ると手軽かもしれない。そのCircuitMakerってソフト,以前はStudent Versionが無料で入手できたのだが今は何処かに買収されて無料版の入手が不可能になっているようなのだ。ただ,無料版を再配布してしまっているところも未だにあるので探してみましょう(^_^;たとえばこことか。CircuitMakerは一般的な真空管にも対応しているのでわたしみたく真空管に不案内なものにとても重宝するソフト。

以上が真空管オンリーで製作する場合。出力を電子バランス回路にする場合は別途電源回路が必要となってきます。回路は下の通り。


トランスは正負両電源用のもので使用オペアンプにもよるけれども200mA以上とれるものを。電圧は普通に±15Vでもいいのだがヘッドマージン+22dBmぐらいの機器にフルに突っ込むのであれば±18Vぐらいにしておいた方がいいでしょう。Pro Toolsとか-18dBでキャリブレーションされている場合が多く(0dB = +4dBm),これにフルビットになる信号を送り込むためには最低でも出力レベルが+22dBm以上でないといけない。プロ用と謳いながら最大出力+20dBmというものもあるけどこういう機材はPro ToolsのIOを歪ませる前に自分自身が歪んでしまう。まぁフル至上主義を捨てるかPTを-16dBぐらいでキャリブレーションすればいい話なのだがヘッドマージン+22dBm機器群の中で使うのにはそれ以上の最大出力レベルを確保しておいた方がストレスが無くていいでしょう。

!!$photo1!!
電源レギュレーターは,一般的な7815や負電源用7915ではなく可変型3端子レギュレータLM317,LM337を使用しています。これはひとつには78シリーズと79シリーズのバラツキで±の差が大きくなるのを回避するためと,実験用に色々電圧を変えたかったこともありLM317を使っています。写真では放熱版を使っていないのですが,ICが結構熱くなるのでちゃんとする場合(?)はケースや放熱板を使い放熱させる必要があるかも知れない。

といったところで,次回は電子バランス出力回路です。一応数十万円級の某プロ機材の回路をリスペクト(?)しているので色々使い回しが可能かと思います。

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2009/08/25
Lynx AES16e #3
Lynx AES16eレポートの第3回目(第1回第2回)。今回はAES16e用の自作ケーブルの話。

AES16e用のケーブルは特殊で,BNCが1本とAES/EBUのIn-Outが4組,通常は純正品のCBL-AES1604という型番のマルチケーブルが必要となる。Lynxのページには$60となっていて案外安い。第1回目で触れたのだが,純正品は品質が今ひとつと言うことなので,当然自作してみた。というか過去にオーディオ系のマルチケーブルって買った記憶がないんだけどあせあせ アシスタント時代に「マルチケーブルは自分で作るもの」と調教,じゃなくて教育されたからかもしれない。

AES16eの使用目的はMaster Recorderとしてなので必要なのはWord Clock InとAES/EBUのIn-Outのワンセットと非常にシンプル。使用したパーツはいつもチョイスしているものばかり。ケーブルはWord Clock用にBelden 1506A,AES/EBU用に1801B。1801Bの細さはマルチにするとき便利。コネクタはBNCにCANARE BCP-H3BとAES/EBU用に今回は普通にNeutrikのNC3FXXB,NC3MXXBを。ちょっと特殊なD-SUB 26ピンは東ラジデパート1Fの神保商会で購入。カバーとあわせても700円程度で安価。もうちょっと高級なものをと思ったものの選択肢がそんな無さそうなのでしょうがない。D-SUBのネジは後日手回し式のインチネジに交換(千石電商で購入)。

Lynx AES16e #3
SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8

D-SUB26ピンはちょっと厄介かもと思ったもののWord ClockとAES/EBU in-outが1系統だけなのでそれほど難しくなかった。ピンのピッチも激狭ではないし。おそらく難易度はピンが2列の普通のD-SUB 25pinを扱えるスキルがあれば大丈夫かと。

完成後実装。問題なし,と思ったのだが一つ気になることが。それはAES16eにはSynchroLockシステムという,外部クロック同期する際ジッターを1/3000に軽減する機能を搭載しているのだが,これが割と頻繁に,と言っても最短で十数分に一回ペースでロックが外れてしまう。このSynchroLockは入力されるクロックを解析して完全ロックするまでに数分かかるのだが,そのロックが外れてしまう。ケーブルが悪いのかソースとなるクロックが悪いのか,Rosendahl Nanosyncsを使っているのだが,今ひとつ不明。純正ケーブルも購入して検証した方がいいのか思案中。

posted at 2009/08/25 20:37:49
lastupdate at 2009/08/25 20:37:49
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