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Mia and Chihiro
Pickup Photo!
2014/12/19 :: get Avid Pro Tools | HDX and HD 11
先月末,ようやくDSPカード,Avid Pro Tools | HDXとその最新ソフトウェアPro Tools | HD 11にしました。ソフトウェアのほうはアップグレードですが,HDXは買い増しです。

当初の予定では使用頻度の高いWavesのプラグインがHDX環境でのDSP動作非対応となってしまったのでまずはNative環境を増強した(つまりはPCの買い換え)後,もしくは同時にHDXを導入するつもりでいた。そのPCも今後5年位は買い換え不必要なぐらいの高スペック,例えば14コア・28スレッドをデュアルにして合計56スレッド(今は18コアと云うのもあるので最大72スレッド化が可能)を。と思うのものそこまで行くとPCだけで最低150万円ぐらいは用意せねばならず年内は実現不可能と判断していた。しかし,サンプリング周波数96KHzのプロジェクトが徐々に多くなり(Pro Tools |HDではDSPカード3枚にしても96KHzの場合最大96 voicesで,しかもAuxにNativeプラグインを使用するとその分のVoiceを消費してしまうため実質使えるVocices数は7x voicesになってしまう。今時のアレンジものや十数人に及ぶVocalものは絶対的に発音数が足りない)早めに対応しないという危機感は日増しに増幅していた。

危機感に迫られ色々調べてみたらPro Tools 11はプロセッサ・リソースをインテリジェントに使うように改善されCPU負荷がPT10と比較すると軽減される,とあり,PCを買い換えないでもそこそこしのげると考えるに至った。ここ数ヶ月HDX化を睨んでWavesプラグインの使用率を意識的に下げていたので(数あるWavesプラグインを全部持っているのにもったい話ではあるけれども)なんとかなりそうにも思えるようになっていた。現状使っているCPUはAMDの2009年夏に登場した当時同社最高スペックのOpteron 8349 SE(6 cores 2.8GHz)を2発,そんなに劣るものでもないし。また,HDXを導入しPTHD11にしているスタジオに行ったときなど(まだまだ珍しいけれども)色々試さして貰って12コア2.8GHzでも結構行ける感触を得られたので思い切ってHDXを導入することにしてしまった。

もう一つの導入懸念の要因はコストに関してだった。既PTHDユーザーがHDXにする場合,多くの場合交換アップグレードにするのだけれども,どうしてもHD環境は手元に残しておきたかったので(過去のTDM環境でしか制限できないSessionのために)色々世界中を探し回り,といってもeBayでだけれども,HDXカードのみを購入出来る術を発見し購入。IOに関しては既にAvid HD I/O 8x8x8を導入済みだし,もう一つ使用しているSolid Stete Logic XLogic DELTA-LINK MADI-HDはFirmwareのバージョンアップでHDXに対応済みなのでこの点は問題なかった。Pro Tools Softwareはオンラインでアップグレード。トータルコストは国内での交換アプグレードより数万円安く上げることが出来きコスト問題も当初想定したよりもかなり安価でクリア。換算レートが100円ぐらいだったら10万円近く安く上げられたのだがこれは致し方なし[:あせあせ:]

!!$photo1!!

HDXカードが到着してすぐさま入れ替え。Pro Tools Software 10.3.9のままで起動したらFirware Updateのところで躓く。何度やっても正常にアップデート出来ない。仕方ないので全く使っていないWindows 7のままにしているThinkPad T60p [:吹出し:] にPro Tools Software 10.3.9をインストールしMagma ExpressBox1を介して(PCIeカード・ハーフレングス用なので分解してフルレングスのHDXをさせるようにしてから)HDXを接続。そこでFirmware Update後DAW用PCに戻して無事PTHDを起動することが出来た。Softwareをアップグレードし11.2.2にしたらDAW用PC内でFireware Updateも何事もなく出来るようになったので10.3.xに問題があるようだ。あとは当面HDX化することは無いと思いなおざりにしていたAAX 64-bitを整理。Fireware Update問題でだいぶ時間をかけてしまってセットアップ(比較用ファイルも作成しつつ)に合計4日間ぐらいかかってしまった。合わせて内蔵カードの新調入れ直しなども行った。それまではビデオカードはIRQの関係からAMD RadeOn HD 5770を使用していたのだが,ここはひとつAvid推奨ビデオカードのひとつでもあるワークステーション向けnVIDIA QUADRO 2000を導入。数年前nVIDIAのカードは自分の環境ではIRQがバッティングしてHD3と共存できなかったのだが今回購入のものはIRQが無し扱いになるので問題は発生しなかった。最近のプラグインはOpenGLをそれなりに使うのでそれなりの性能は必要となる(かも)。

交換前と交換後で同じSession(Outboard,Analog Summing Mixer使用)を再生しそれぞれ録音,比べてみた。PTHD10では通常のMixerプラグインを使用せずDithered Mixer使用なので通常よりも高音質のハズ,なのだがそれでも音が明らかに違う[:あせあせ:] 新環境はクリアで見通しのよい感じ,音一つ一つの輪郭が鮮明で定位感も向上している。もう一息,薄皮一枚二枚三枚分離が悪いところが無くなり余計な手間を省ける印象。ただ逆に独特の,と言っていいのか渾然一体とした感じが軽減されるので楽曲によっては物足りなさが出てしまうかもしれない。また,外出しでこれだけ向上するのだから内部だけでも相当向上するのだろうと思うけれども相変わらずアウトボードは使う予定[:あせあせ:]

HDXカードとHD I/Oを接続するDigilinkケーブルはそれまで使っていたNeo PA-26HDを置き換える形でOyaide PA-26HDXを購入。

!!$photo2!!

4万円弱でまぁまあ高価。

Delta-Linkのほうは純正Mini-DigiLink変換アダプタ経由でPA-26HDで接続。HDからHDXへ交換したときほど劇的な変化は無いものの全体の響が向上。最大の懸念は変換アダプタの影響,なのだけれども現在対策中。Twitterでちょっと触れたかもしれないけど使わなくなったPA-26HDを何とかして貰っている最中。

PTHD11に関して。安定ぶり,動作の軽快さどれをとっても申し分無し。逆に10.3.xは互換性等々相当無理している設計なのかもと邪推したくなるほど,PTHD11を使うと。CPUの使用率は,PTHD11のCPU UsageはどうもPC全体に対するそれではないような気がするのでタスク・マネージャの数値でMix終了後のSession再生で比べてみると,共にHDX使用しPTHD10と11では後者が概ね10%は軽減されている。わがPC環境では。場合によってはもっと軽減されるのもある。NativeからDSPに変換とかもしていないし,WavesはNative動作と言うことも考え合わせるとその負荷軽減は相当なものと思われる。PC新調よりHDX導入を優先してまさに正解だったようだ。

Pluginの互換性に関しては,わが環境ではSlate DigitalのFG-XとVCCががまだAAX 64-bitに未対応なぐらいで問題は少ない。同じAAXでも32-bit環境よりも安定している印象を受ける。ここ数年「使い慣れた」安心感を敢えて捨てる覚悟(笑)で積極的に新しいプラグインを導入したりしてきたおかげかもしれない[:あせあせ:] Waves以外にTDMには対応していたけれどもDSPには非対応というようなプラグインがサード・パーティ製には多々あり少しばかり不安に思っていたのだが(Avid製プラグインは殆ど使わない),いざ移行してい見ると杞憂だった印象。HD3のDSPはすぐ一杯になってしまってしまいRTAS,AAX Nativeを多用していたこともあるかもしれないが。また逆にHD環境ではDSP非対応だったけれどもHDX環境ではもれなくDSP対応というのもあるので,SoftubeやMetric Halo,プラマイゼロ,以上と言えるかも知れない。

と言ったところで,PTHD11とHDXは良い。積極的にアップグレードを奨める。ただIOも交換するとなると中々コストもバカにならないけれども。しかし旧Pro Tools HDの欠点は192 I/Oにもその一因があると考えるわたしとしては,特に商用スタジオ関係はIO入れ替えは積極的にやってもらいたいと思う。自分の場合Recordingの時もADC持ち込みだから(Clock Generatorも)関係ないと言えば関係ないけど。

96KHz Sessionも高負荷過ぎていつ落ちるやも知れない,発音数も全然足りないPTHD10 + HD3から比べると雲泥の差,そこに精神リソースを喰われないのは非常にありがたいところ。しかし,どちらかと言えば高負荷なNativeプラグインを多様するので,例えばFabFilterやSlate Digital等,倍以上の性能,24スレッド以上は欲しい今日この頃ではあります。

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2011/10/28
Pro Tools HD 10
[rec pt
先週末(21日?)唐突に(個人的にはそう思えた)リリースされたPro Tools 10。同時にアップグレードもパスも用意されたので早速アップグレードしようと思ったらPro Tools HD 9からHD 10へのアップグレード料金が驚きの$999(87,000円)。なんかの間違い,サイトのミスとか思って1日待ってみたもののやっぱりその値段。PTHD10の詳細を見てみると新しく採用されたプラグイン,AAXフォーマット等は年内には出荷されるであろう新たなDSPカード,Pro Tools|HDXとの併用でこそその本領を発揮するのであろうと判断し暫くアップグレードせず静観しよう,または某オークションサイトでそれなりの値引きのものがあったら考えてみよう,ぐらいに考えていたら2日後ぐらいにまんまと出品されたので一晩考えたのち購入。円高MAXなことも手伝って20K円以上お安く……

早速Windows 7 32bit環境にインストール,と思いきや上書きアップグレードは不可だったので一度PTHD9をアンインストール後PTHD10をインストール。PTHD9の時は初期インストールでもアップデートでも再起動を必要とする,しかもデスクトップを表示させないような方式でのインストールを強いられたのだがPTHD10の場合は再起動不要のとてもシンプルなインストールでやや拍子抜け。起動してみるとTL Drum Rehabでやや問題があったものの(おそらくPTHD9アンインストール時に必須ライブラリが消されたのかもしれない,再インストールで問題は解決)サードパーティ製Pluginとの相性も問題は発生せずスムーズに移行完了。既存Session Fileを開いてみると一度WaveCacheの再計算が自動的に行われた程度で問題無く開くことが出来た。

進行中のプログラムがありつつのPTHD10への移行なので,そういう状況下でアップグレードするというのは非常識かもしれないけれど,細かいチェックは出来ていないのだが新機能を積極的に使わないのであればPTHD9,もしくは8.1以降と同様な使い方がそのまま出来てしまうので移行は割とスムーズに行えるかと。逆に言えばPTHD9で不満がないようであれば無理してPTHD10にする必要もない,と言えるかもしれないあせあせ ことHD環境でTDMを使うのであれば。PTHD10からはSession Fileが拡張子がPTFからPTXに変更になったのでPTHD9以前環境との行き来を頻繁にするようであればわざわざSave Copyしなければならないので手間が多くなってしまうし。そういう状況だと当然PTHD10の新機巴it Floating Point Audio Fileもインターリーブファイルも避けなければならず,Clip Gainなども安易に使えないので尚更。

そんなある意味変わりばえしないPTHD10でちょっと戸惑うのは一部用語がAVIDの映像ソフトMedia Composerとの互換性のため変更になったこと。RegionがClipに変更されたのが大きいか。Clipとみるとどうしても「過大信号!?」と変換してしまう脳内辞書を再編するのにちょっと苦労しそう。AudioSuiteのProcessがRenderとなったりRTASがNative,TDMがDSPと細かい変更も。これは通常気にするべきことではないのだがこれまではWindowsの場合Program FilesやUser Preferenceの類は「Digidesign」フォルダ以下に収納されたのだが10からは「Avid」以下に変更された。そのため初期設定などは再設定が必要となってくる。プラグイン関連はAAXフォーマットがProgram Files\Common Filesの「Avid」フォルダに。従来からのTDM,RTAS,AudioSuiteは以前「Digidesign\DAE」フォルダに,となっている。従って既インストールされたプラグインファイルをとりわけケアする必要は無い。また従来通りDitherd MixerもPlug-in (Unused)にインストールされるので愛好者は要チェック!?

いまのところ不都合らしい不都合は無いのだがPlaback Engine設定におけるDisk Playback Cache SizeがNormal以外の選択が出来ない(ポップアップメニューにNormalしかない)のが実用上問題ないのだが気になっている。32bit OSのせいだろうか?10ではDisk Cacheが改善された云々とあるのだがもともと作業用HDDに10,000rpmの使っているので(WD Velociraptor)違いが感じられないあせあせ あと使用プラグインのせいかどうか時々数秒操作を受け付けなくなってしまうことがある。環境のせいかソフトのBUGなのか判断がつきかねるのだがこれはちょっと困りもの。そう,iLokのライセンス,PTHD8から9へアップグレードして更に今回10にしたら8のライセンスは消えましたあせあせ ライセンスは無印Pro Tools 9,10。そしてHDの9,10。ただPTHD8のライセンスはバックアップ用(予備)のライセンスが発行されていてそれは残っており(別のiLokに入れていたから?)もしもの時は8までダウングレードは可能。

というわけでOSが32bit環境だからかもしれないけれどもそれほどパフォーマンス向上も実感できずちょっと先走りすぎた感じは否めない状況ですあせあせ Audio Trackが512以上768本までぐらい必要な人以外,ことTDM環境では今暫く様子見をしても良いかもしれない,と云う印象。またアップグレード料金を考えると各スタジオが積極的にアップグレードするとも考えづらいのでスタジオとの連携も考慮すると尚更。

ところでTDM,そして青耳インターフェイス類はこのPTHD10が最後の対応Versionとなるらしい。なかなか悩ましい決定。今のところPlug-inの最大手と云ってもいいWavesがAAX対応を表明していないしので積極的にHDXに移行することも出来ないし。で,どうなるんだろうWaves?個人的にはWaves次第でHDX無しかアリかという状況。まぁその前に貯金^2,ではあるけれども。あとAudio IOにLynx Aurora 8とSSL Delta-Linkを使っているので各メーカーの動向も個人的には気になる。

Session Fileの保存形式がPTFからPTXに変更になったことに関して書き忘れたこと,それは驚く程ファイルサイズが小さくなる。長年のユーザーにはかつてのPTS(PT6以前の形式)並のサイズ,と云うと分かってもらえるだろうか。半分以下,場合によっては1/4,それ以上も見受けられた。パラメータが増えてるのにファイルサイズが減るとはちょっと不思議な話。Audio Fileに比べれば圧倒的にサイズが小さいからフォーカスする程のことでも無いかも知れないがSessionによっては自動保存ターゲットの「Session File Backups」フォルダ内が肥大化しすぎて数百MBなんてこともなきにしもあらず。

posted at 2011/10/28 0:59:32
lastupdate at 2011/10/28 10:31:41
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Comments
バウンスでオフラインバウンスが出来ると聞きましたが出来るようになったんですか〜?(^-^;
by ミノやん?
at 2011/10/28 18:29:37
どうやって?うちのPTHD10では出来ない。
at 2011/10/29 17:19:00
やっぱりガセでしたかね...(^-^;
by ミノやん?
at 2011/10/29 19:04:37
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