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2013/04/30
RIAA #2
前回の続き,プラグインを使ってVinylをDigital化してみよう,と言うお話。

カートリッジからの音声増幅にはMic PreampのUniversal Audio 2-610を使用。このPreampは楽器等向けアンバランス入力が装備されていて,かつ入力インピーダンスが2.2MΩと47KΩが選択できるようになっているので,負荷インピーダンス47KΩが標準であるMM型カートリッジを受けるのに丁度いい設計になっています(重要ポイント)。グラウンドラインは蓑虫クリップで電源スイッチの金属部分に接続。

RIAA #2
SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5

GAINは,2-610の最大増幅率約60dBなのですが,カートリッジ出力,Concorde GOLDの場合6mVを業務機レベルの十数dBm,つまり6VrmsぐらいにしないといけないのでMAX+60dB程度,1000倍の増幅。後はLavryBlue 4496でADC(民生機レベル-10dBVのADCであればプリアンプなどでの増幅は40dB程度でも大丈夫かもしれない)。Audio IFはLynx AES16を使用。DAWはMAGIX Samplitude Pro X

収録できた音を公開できればいいのだけれどそういうわけにもいかないので言葉だけで綴らざるおえないのだが,RIAAというプラグインFreeの割にはいいかもしれない。SampitudeのEQで(EQ116,±20dBでかつスロープを-6dB/octなどの指定が出来るので近づけやすい)それらしい特性を作って比較してみたのだが,プラグインによる劣化,デジタル臭くなるとか細くなるとか,は問題にならないレベルとの印象を受けた。安心して使えそう。問題はDAWに入るまでの経路かもしれない。取り込んだものとその音源がMix CD等になっているものと比べてみたのだが,上記の機材では上品・繊細になりすぎかも,低音はリッチすぎるかも。ってHouse,Techno系ばかりで試してるからかもしれないけど,そういう印象。その手の音はやはりDJ Mixerを通したのほうがいいのかも,と僅かに思う。。今回試したセッティングはクラシックとかジャズの方が向いてるのかもしれない。あとはMastering次第!?

Vinylをデジタル化するにあたって必須となるレストレーション・プラグイン,例えばWaves X-Click,X-Crackelの挿す位置をRIAAプラグインの前後で試してみたのだが,さほど結果に違いは見られなかった。予想としてはイコライジング前にノイズを押さえればよりいいのではと思っていたのだが。また,パラメータ設定の容易さもあまり,前だから除去しやすいと言うわけにはいかなかった。ただローカットフィルター,例えば20Hz以下をカット,はRIAAプラグインの前がよさそう。音質云々と言うよりヘッドマージンで多少有利になることもあるかもと言う程度。

そして,Windows環境においてRIAAプラグインはVST 32bitのみなので,64bitやAvid Pro Toolsでも同様のことが出来るようWaves Q-Cloneで特性をキャプチャしてプリセットファイルを作ってみた。Q-Clone_RIAA_EQ_Settings.zip。Q-Cloneさえ持っていればRIAAカーブを再現できる。と言ってもQ-Clone単品だとそれなりの値段ではありますけれども。一応プリセットは単純なRIAAカーブの他,Sonnox EQのHPFを組み合わせたフィルター込みのプリセットも用意。興味があれば使ってみてください。

RIAA #2

蛇足。一応Vinylのデジタル化に打って付けの,というかDJing用RMEのHDSP RPMというAudio Interface(日本ではだいぶ前に販売が終了している機種)を持っているのですが,どうも壊れたみたいで,改造のし過ぎかもしれないが,こんな実験をするに至りましたあせあせ

【5月1日加筆】
上記で取り上げたWaves Q-Clone,5月1日からセールで通常$400のところ$49となっています。意味不明な約90%OFF,今がチャンス,かもあせあせ

posted at 2013/04/30 22:14:45
lastupdate at 2013/05/01 17:25:01
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