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Mia and Chihiro
Pickup Photo!
2009/08/19 :: Precise Scale for 1176
世間ではお盆休みだったという先週の山を越えて一段落,来週の山に向けてぼちぼち下準備他諸々,なんて状況。

そんな流れとは関係なくなんとなくUREIやUniversal Audioの1176LN,AE等のINPUT,OUTPUTノブ用の精密目盛りを作ってみて実装してみました。こんな感じ。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
1176LNってのはレコーディングにおける定番中の定番コンプレッサー/リミッターで,唄ぐらいだった1176LNがあれば他はいらない,と言うエンジニアはどれだけいることか。ただ設定の肝になるINPUT,OUTPUTノブの目盛り,純正だと3刻みの(36以上)目盛りしかないので,その場限りのレコーディングなら問題無いけど継続的なレコーディング,過去やった設定の素早いリコールにはちょっと不便。同じ1176LNの断続的に使うとき,エンジニアによってはドラテなどを貼ってマーキングしたりしてセッティングを残しておいたりするんだけど,その後にきれい好きなエンジニアが来てそれをはがしてしまえば後の祭り。

で,精密目盛りがあれば便利というわけ。1176LNのボリュームノブは羽の部分が透明なのでその下に位置するように目盛を貼り付けるようにすれば全体の見た目をあまり変えず目盛を追加するプチ改造ができる。まずはドロー系のソフトなどで目盛を作って(Universal Audioで0.5刻みにするには線を3.33度間隔にする)それをプリント。ブラックパネル用は白抜きになるようにする。用紙はラベルのものならなんでも,質感重視ならシルバーラベルなどを使うと金属風になる。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
切り抜いたら丁寧に貼って,といってもその上にノブをかぶせるので中心部は汚くても割と平気。ただ凹凸が激しいとノブがスムーズに回らなくなるのでその点は注意が必要。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
「Macoteauはそんな自由にいじくり倒せる1176を持っていたっけ?」って思われるでしょうが,その話はまだ後ほど。

で,その目盛のデータ,一応PDFで用意したので参考までにどうぞ。切り抜いて使うの前提だから周辺部は割とアバウトだけど[:あせあせ:]

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2007/10/08
Tube Mic-Preamp 製作記:コンデンサ
Tube Mic-Preamp 製作記:コンデンサTVで「今度、シメるから」とか「殴ったろうか」と相手を名指しで言っても脅迫罪に当たらないのでしょうか?通報汁,なんて思う今日この頃,今回はコンデンサにまつわる話。

先日Multicapをようやく入手してほぼ完成に近づいたわが自作真空管マイクプリ。実はそれまでに2種類のコンデンサを試していました(使用箇所は図の回路のC7のところ)。今回はその音比較などを。偶然にもそれぞれ個性的で何ならセレクタで切り替えても面白いかもと思えるぐらい。でも,ケース内に余裕がないからそう簡単にはいかないけどあせあせ

Tube Mic-Preamp 製作記:コンデンサまず最初に使ったのはGARRETTAUDIOで購入したデンマーク製メタライズドポリブロピレンフィルムコンデンサJantzen Audio CrossCap 22µF/400VDC(写真左)。当初の予定の30µFに近く値段も安いことから使ってみることにした。1個千円。その音は「黒くて太い」見た目の通り!?製品紹介では「This capacitor do not make any unpleasant distortion on sound and do not "colour" the sound.」とか書いてあるけど,そんなことはない。「黒い」はまぁ置いておくとして,「太い」と云うとボキャブラ不足のコラムニストのようで赤面してしまうが,兎に角低音の主張が強くなる傾向にある。その出方は,BlackGate N/NXシリーズのような低音の深淵を鮮やかに再現すると云うものではなく,例えば四つ打ち系クラブミュージック,別にR&BでもHipHopでもいいけど,その気持ちよさを追求したらこうなってしまった,ような出方がする。高音域の方は相対的に引っ込み気味に聞こえる。マルチバンドコンプ(周波数帯域を何個かに分割しそれぞれ異なる設定値でコンプレッションをかけられるエフェクター)で高音域のコンプレッションをきつめにしたような印象に近いかもしれない。気持ちいいと云えばいいけど,オールラウンドにはチョッと不向きに思えた。ただ他のパーツとの兼ね合いではありかもしれない。

次に試したのがネットで評判がよかった東一電機のTone Factory Pシリーズ(メタライズドポリエステルフィルム)の22µF/250V(写真中央)。Pシリーズの250Vは生産中止となっているようで入手不可能かと思ったのだがザ・キット屋で2個セットで販売されているのを見つけて購入。セットで五千円。ちなみに,セットで売っているからと云って決してペアマッチングされているものではないようで9月19日のエントリで書いた左右特性が微妙に違っていたのはこのコンデンサが原因だった。音の方は,CrossCapからの置換としてはまさに狙い通りで,きらびやかと云うか華やかでスムーズな高音を聞かせてくれる。そのせいか低音はチョッと控えめ,タイトな感じ。増幅段間のカップリングコンデンサに同社のオイルぺーバーコンデンサ,Tcap-VQシリーズを使っているのだが,ややもするとまったりとしがちな(出力トランスとかの関係で)回路にあってはなかなか効果的なコンデンサのように思える。

で,最後はこの前買ったばかりのMulticap(何気に値段がほぼ倍々で増えて行ってる拍手)。前出Pシリーズのきらびやかさはないもののスムーズで滑らかな高音域。派手さが押さえられている分個々の音の粒立ちがわかりやすい。低音もCrossCapほどではないが滑らかにしっかり出ていて,アコギのボディの鳴りとかもよく再現されて心地いい。女性ボーカルなどはPシリーズと比べるとコラーゲン補給をしたかのように艶がよくなった。Multicapと比べるとPシリーズは2kHz〜4kHz辺りがちょっと控えめなのでそう感じてしまうのかもしれない。ただ,Pシリーズの華やかさも捨てがたく両者いいとこ取りをしたいに気になってしまう。

冒頭,「ほぼ完成」と言ったのはそれなりに理由があって,ここまで音を詰めてきて今更ながら初段増幅回路に使っていたヴィンテージのRCA 12AX7Aが気になり始めてしまったのだ。手持ちの他の12AX7では一番いい感じなのだが,チョッと乾いた感じ,女性ボーカルを少し乾燥肌っぽくしてしまう原因がいろいろ差し替えて試したところRCAのそれだとわかり「ほぼ完成」と云わざるおえない状況となってしまった。一応もう既に候補は決まっていて,12AX7Aといえどもいろいろ種類がある,というかもう既に購入差し替え済なのだが,その話はまた後ほど。

posted at 2007/10/08 4:13:48
lastupdate at 2008/03/05 17:47:11
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