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Pickup Photo!

2009/07/07 :: Benchmark ADC1 USB #2
全然関係ない話ですが,株主総会対策ドラマ,ってあるんですね,あるんですか!?とりあえずキャスティングだけで全力使い切ってしまうような。
なんてことを言いつつ本日の本題,ADC1 USBの音質に関して。
Alpha-Linkからアナログ出力した音源をそれぞれの機器で入力し比較したのだが,割とSSL Xlogic Alpha-Link MADI AXの傾向と同じ方向性にあると感じた。ADC1 USBのほうもあくまでもニュートラル。更により描写力が上がっている感じ。アコースティックギターとか細かいとこまで聞こえてきて生で聴いてるようにさえ思えてしまうぐらい。広がりもADC1の方がより豊かで広げまくったPADなんか理想的な厚みと広がりでとても気持ちいい。低音の出具合はAlpha-Linkの方がやや押しが強い感じ。ただ分離の良さ,解像度の良さはADC1の方が優れていて低音楽器の輪郭がクッキリしている。
そしてDigidesign 192 I/Oとの比較。ADCチップは同じAKM AK5394Aを使っているようなのだがダイブその傾向は違う。おそらく他の部分,アナログ回路とかクロックとか諸々の設計が違うから当然なのかも知れないがADCチップだけでその音を語れないなと思った。
!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
ちなみにMix Magazine OnlineのReviewでは増幅段のオペアンプにAnalog Devices AD797が使われていると書かれているのだが我が手元にあるADC1 USBはOP27GとNational Semiconductor LM4562MAが使われている。おそらくOP27Gがメインなのだろう。
!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
比較は192 I/Oから出力した音源をアナログで192 I/Oに入力したものとADC1 USBに入力したものを比較。フォーマットは24bit48khz。アコースティックな構成,ギター,女性ボーカル,パーカッションなどだとADC1 USBはまさにアコースティックな響を十分に再現,ギターのボディのなりとかコンガの皮の響具合とか見事に描写できているのに対して192 I/Oの方はアタック感が強調されたちょっとスパイシーな感じになってしまう。ボーカルは,割と囁きに近い歌い方で,192 I/Oではsh-の部分などそこだけ飛び抜けて聞こえてきてしまいアンサンブルとは別の空間に出てきてしまったような感じになってしまうのだが,ADC1 USBの方は確かに強めには出てきてしまうのだがあくまでも流れの中にとどめている,アンサンブルに調和出来ているような出方なっている。まさに192 I/Oを使いたくないと思うポイントがこれで192 I/Oでは破綻してしまうような,この場合ボーカルの子音だが,ADC1 USBではしっかり表現し切れている。192 I/Oのミドルからミドルハイ辺りの窮屈そうな音がするのに対してADC I/Oの方は非常に滑らかで,結果リッチな響となっているように思う。ライン録りされたJazz Bassとか192 I/Oではドンシャリな感じになってしまっているのが,ADC1 USBだともうブリブリで同じソースのものとは思えないぐらい変わる。
使用機材は同じ,歌い手も同じ,スタジオも同じ,ただ日にちと曲が違う,というトラックで聴き比べても見たのだが,ADC1 USBのほうが潤いを帯びているというか瑞々しい。コンプにはどちらもUREI 1176LN rev.Hを使っているのだが,192 I/Oのほうはミドルハイ辺りのあの張り付いた感じが見事に感じ取れるのだがADC1 USBだと中域の再現性がいいせいかあまり張り付いた感じにはならない。おそらく192 I/Oだと音が堅すぎとかになりがちで使いづらかったマイクやプリアンプ,コンプもADC1 USBを使うことによってだいぶ見方が変わるかも知れない。GML 8300とか好きだったのだがここ何年か結構「あれれ?」と思うことがあってスタジオにあっても使う機会を減らしていたのだがADC1 USBとあわせれば結構使い出があるかも知れない。
全然関係ない話ですが,株主総会対策ドラマ,ってあるんですね,あるんですか!?とりあえずキャスティングだけで全力使い切ってしまうような。
なんてことを言いつつ本日の本題,ADC1 USBの音質に関して。
Alpha-Linkからアナログ出力した音源をそれぞれの機器で入力し比較したのだが,割とSSL Xlogic Alpha-Link MADI AXの傾向と同じ方向性にあると感じた。ADC1 USBのほうもあくまでもニュートラル。更により描写力が上がっている感じ。アコースティックギターとか細かいとこまで聞こえてきて生で聴いてるようにさえ思えてしまうぐらい。広がりもADC1の方がより豊かで広げまくったPADなんか理想的な厚みと広がりでとても気持ちいい。低音の出具合はAlpha-Linkの方がやや押しが強い感じ。ただ分離の良さ,解像度の良さはADC1の方が優れていて低音楽器の輪郭がクッキリしている。
そしてDigidesign 192 I/Oとの比較。ADCチップは同じAKM AK5394Aを使っているようなのだがダイブその傾向は違う。おそらく他の部分,アナログ回路とかクロックとか諸々の設計が違うから当然なのかも知れないがADCチップだけでその音を語れないなと思った。
!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
ちなみにMix Magazine OnlineのReviewでは増幅段のオペアンプにAnalog Devices AD797が使われていると書かれているのだが我が手元にあるADC1 USBはOP27GとNational Semiconductor LM4562MAが使われている。おそらくOP27Gがメインなのだろう。
!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
比較は192 I/Oから出力した音源をアナログで192 I/Oに入力したものとADC1 USBに入力したものを比較。フォーマットは24bit48khz。アコースティックな構成,ギター,女性ボーカル,パーカッションなどだとADC1 USBはまさにアコースティックな響を十分に再現,ギターのボディのなりとかコンガの皮の響具合とか見事に描写できているのに対して192 I/Oの方はアタック感が強調されたちょっとスパイシーな感じになってしまう。ボーカルは,割と囁きに近い歌い方で,192 I/Oではsh-の部分などそこだけ飛び抜けて聞こえてきてしまいアンサンブルとは別の空間に出てきてしまったような感じになってしまうのだが,ADC1 USBの方は確かに強めには出てきてしまうのだがあくまでも流れの中にとどめている,アンサンブルに調和出来ているような出方なっている。まさに192 I/Oを使いたくないと思うポイントがこれで192 I/Oでは破綻してしまうような,この場合ボーカルの子音だが,ADC1 USBではしっかり表現し切れている。192 I/Oのミドルからミドルハイ辺りの窮屈そうな音がするのに対してADC I/Oの方は非常に滑らかで,結果リッチな響となっているように思う。ライン録りされたJazz Bassとか192 I/Oではドンシャリな感じになってしまっているのが,ADC1 USBだともうブリブリで同じソースのものとは思えないぐらい変わる。
使用機材は同じ,歌い手も同じ,スタジオも同じ,ただ日にちと曲が違う,というトラックで聴き比べても見たのだが,ADC1 USBのほうが潤いを帯びているというか瑞々しい。コンプにはどちらもUREI 1176LN rev.Hを使っているのだが,192 I/Oのほうはミドルハイ辺りのあの張り付いた感じが見事に感じ取れるのだがADC1 USBだと中域の再現性がいいせいかあまり張り付いた感じにはならない。おそらく192 I/Oだと音が堅すぎとかになりがちで使いづらかったマイクやプリアンプ,コンプもADC1 USBを使うことによってだいぶ見方が変わるかも知れない。GML 8300とか好きだったのだがここ何年か結構「あれれ?」と思うことがあってスタジオにあっても使う機会を減らしていたのだがADC1 USBとあわせれば結構使い出があるかも知れない。
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2007/12/16
Tube Mic-Preamp 製作記:LL1517


Lundahl LL1524はトライテック(MA関係のスタジオ設備工事とか関連機器の販売などをしている会社)から通販で入手したのですがLL1517はトライテックでは扱われていないので,Lundahlの国内販売代理店のアムトランスに注文(WEBの通販ページにリストアップされていないがメールで問い合わせると該当製品の在庫状況や値段を教えてもらえる)。最初,在庫がなく1ヶ月ぐらいかかるかもしれない,ルンダール自体の生産が遅れ気味なので,とか言われたのだが1週間後ぐらいには入荷してしまった


LundahlではUnbalance用でもいろいろ種類があり,Gyraf Audio G9でも使われているLL5402でよいかと思ったのだがLundhahlのリストには「Max Prim. Level@30Hz : +18dBU」とちょっと低めだったので+24dBUまで受けられるLL1517にしてみた。Static resistance of each primaryの値が高いLL1585の方が今回製作しているものにはより合っているのか,と今更思っているのだがこれは今後の課題,でしょうか

周波数特性の比較は下の通り。赤線がLL1517で青線がLL1524。高域の0.5dB程度の減衰はAudio I/Fの特性でプリアンプ自体はフラット。
グラフで見るとほぼ一緒。LL1517の方がピークが20Hz以下に移動しているでしょうか。音質は,予想ではそれほど変わらないと思っていたのですが意外と変わった。中低域がよりふくよかになった感じで,有り体の言い方をすればより太くなった感じ。周辺回路の定数との兼ね合いなのかトランス自体の個性なのか判別できないのだがまぁ結果オーライ。20Hz当たりでは1kHzと比較して15dB上がってしまっているが,これはお手本となっている某Dual Mono Mic PreAmplifierとほぼ一緒なのでスルー。ただお手本の方が傾斜がやや急なのだが。 余ったLL1524はパッシブのダイレクトボックス,というかバランスラインのアイソレーター的なものとしてケースに入れて使うつもり。これを挟むことでシルキーになるのは実験済なのでお手軽エフェクターとして使う予定。CD3300のアウトに使うのも面白そうだ。
と云うわけで完成,なのだが新たな課題もあって,また違うダンジョンに足を踏み入れてしまった感じ。出力トランスもそうなのだが電源ラインに使用している電解コンデンサ,現状JJ製を使っているのだがこれを換えるとどうなるのか,なんて思うとハァハァしてしまう!?こんなことしてたら製作費数十万円になってしまうわけですが。一応既に大台は超えてますが

posted at 2007/12/16 18:09:11
lastupdate at 2008/03/05 18:29:50
【edit】

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