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2009/07/14 :: Benchmark DAC1 Sound Check
引き続きBenchmark DAC1に関して,今回は音質に言及していきます。
音の傾向はある意味予想通りADC1 USBと通じるような感じで,全体にシャキッとしていて透明感がありハイエンドの伸びもローエンドの伸びも十分かつ滑らかで申し分がなく,クドくはないけど濃い音を聞かせてくれる。SSL Logic Alpha-Link MADI-AXと比べると低域のちょっとふっくらとした感じは無いのだがローの伸びと粒立ちの良さで芯がありローが不足しているようには感じない。むしろ数十Hz辺りの感じが手に取るように,と言っていいぐらい再現性がよい。空間の広がり感も申し分なく,その上で定位感も結構淀みがない感じ,DAWなどのPANで1/10センターからどちらかに寄せると「まぁちょっとよったかな」ぐらいなちょっと曖昧になりがちなのだがDAC1だとそれもきっちり再現されるぐらいの勢いで慣れないと逆に気持ち悪くも感じてしまう[:あせあせ:] Delay,Reverbもきっちり「見える」感じで,音空間を作る立場としては設計図通りに再現されているのが分かるので結構気持ちいい。
ただ全体的なシャキッとした,硬質な感じまではしないけれどもどちらかと言えば冷たい質感はもうちょっとウォームな方向であってもいいのではと少し思う。基盤を見てみると出力段にはPhilips製のNE5532Aが使われているのでその癖が若干出ているのかも!?
!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
OpAmpを張り替えるとどうなるか興味があるところだけれども[:うっしっし:]
DAC1から出力した音をADC1 USBを使い録音したものとDigidesign 192 I/Oから出力して同じADC1 USBを使って録音したものも比較してみた。厳密にはそれ以外の環境が違うので正確な比較では無いのだが,おおよその違いは見られるのではと。確かにDAC1はシャキッとした感じなのだがそれを聴いて192 I/O出力のものを聴いてみるとツーンとしたキツさ硬質さが気になってしまいDAC1のほうがナチュラルに感じる。また192 I/Oの中域辺りの締め付けられた感じも,特にアコースティックな楽器で,気になる。
DAC1にはヘッドフォーンアウトも装備されているのだがこちらはちょっと期待はずれ。というかあまり期待していなかったのが正直なところだが。いつも使っている自作ヘッドフォーンアンプ,メインのアンプ部はフルディスクリート,コンデンサには今や入手困難なBlackGateを湯水のように使ってしまった我が自作HPAに比べると,空間が結構狭く感じられるし,センターによりすぎ,そして持ち上がりすぎ,全体的に軽い感じで置き換えるには全然至らない感じがする。ただバランスアウトととはひと味違ったちょっとウォームな柔らかい感じで,歪みギターとか心地よい,そういうのが念頭に置きさえすればアリかもしれない。ちなみにヘッドフォーン回路にはこれまたOpAmpにNE5532と自作HPA界では有名な(?)Burr Brown BUF634,High-Speed Bufferが使われている。
!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
バランスアウトにはセレクタスイッチがついていてトリマーで調節できるキャリブレーションアウト(細かく調整できる,1/100dBオーダーで調整出来た)とミュート,そしてフロントパネルのボリュームが有効になるヴァリアブルが選択できるようになっているのだが,ボリューム経由の方は若干鮮明さが損なわれる感じがしてしまう。通常使うには固定アウトがベストかも知れない。
引き続きBenchmark DAC1に関して,今回は音質に言及していきます。
音の傾向はある意味予想通りADC1 USBと通じるような感じで,全体にシャキッとしていて透明感がありハイエンドの伸びもローエンドの伸びも十分かつ滑らかで申し分がなく,クドくはないけど濃い音を聞かせてくれる。SSL Logic Alpha-Link MADI-AXと比べると低域のちょっとふっくらとした感じは無いのだがローの伸びと粒立ちの良さで芯がありローが不足しているようには感じない。むしろ数十Hz辺りの感じが手に取るように,と言っていいぐらい再現性がよい。空間の広がり感も申し分なく,その上で定位感も結構淀みがない感じ,DAWなどのPANで1/10センターからどちらかに寄せると「まぁちょっとよったかな」ぐらいなちょっと曖昧になりがちなのだがDAC1だとそれもきっちり再現されるぐらいの勢いで慣れないと逆に気持ち悪くも感じてしまう[:あせあせ:] Delay,Reverbもきっちり「見える」感じで,音空間を作る立場としては設計図通りに再現されているのが分かるので結構気持ちいい。
ただ全体的なシャキッとした,硬質な感じまではしないけれどもどちらかと言えば冷たい質感はもうちょっとウォームな方向であってもいいのではと少し思う。基盤を見てみると出力段にはPhilips製のNE5532Aが使われているのでその癖が若干出ているのかも!?
!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
OpAmpを張り替えるとどうなるか興味があるところだけれども[:うっしっし:]
DAC1から出力した音をADC1 USBを使い録音したものとDigidesign 192 I/Oから出力して同じADC1 USBを使って録音したものも比較してみた。厳密にはそれ以外の環境が違うので正確な比較では無いのだが,おおよその違いは見られるのではと。確かにDAC1はシャキッとした感じなのだがそれを聴いて192 I/O出力のものを聴いてみるとツーンとしたキツさ硬質さが気になってしまいDAC1のほうがナチュラルに感じる。また192 I/Oの中域辺りの締め付けられた感じも,特にアコースティックな楽器で,気になる。
DAC1にはヘッドフォーンアウトも装備されているのだがこちらはちょっと期待はずれ。というかあまり期待していなかったのが正直なところだが。いつも使っている自作ヘッドフォーンアンプ,メインのアンプ部はフルディスクリート,コンデンサには今や入手困難なBlackGateを湯水のように使ってしまった我が自作HPAに比べると,空間が結構狭く感じられるし,センターによりすぎ,そして持ち上がりすぎ,全体的に軽い感じで置き換えるには全然至らない感じがする。ただバランスアウトととはひと味違ったちょっとウォームな柔らかい感じで,歪みギターとか心地よい,そういうのが念頭に置きさえすればアリかもしれない。ちなみにヘッドフォーン回路にはこれまたOpAmpにNE5532と自作HPA界では有名な(?)Burr Brown BUF634,High-Speed Bufferが使われている。
!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8
バランスアウトにはセレクタスイッチがついていてトリマーで調節できるキャリブレーションアウト(細かく調整できる,1/100dBオーダーで調整出来た)とミュート,そしてフロントパネルのボリュームが有効になるヴァリアブルが選択できるようになっているのだが,ボリューム経由の方は若干鮮明さが損なわれる感じがしてしまう。通常使うには固定アウトがベストかも知れない。
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2007/01/28
MeiryoKeGothic
[pc]
ブログ化する前に一度取り上げたネタ,Windows Vista発売目前,っうことでもう一度,今度はきっちり踏み込んで取り上げます
Windows Vista日本語版に標準搭載される「メイリオ」フォント。見た目が貧弱なWindowsのフォントにやっと夜明けが,なんて思う方も多いかと。ただ問題点も多少あって,その一つがMS Pゴシックと比べると文字幅が広く,また行間も広いという問題。Vistaが主流になりメイリオが標準的な存在になればその問題も問題ではなくなるのだろうが,今のところMS Pゴシックが主流な状況にあるから単純にメイリオに置き換えるには多少の問題が発生する。例えばブラウザのデフォルトフォントをメイリオに変更すると,確かに文字は綺麗に表示されるようになるがメイリオの特性を吸収するように設計されていないページは異様に文字が大きかったり,妙に行間が広がってしまうことになる。
ここで誰しも考える「メイリオの綺麗さでMS Pゴシックの文字幅と行間のフォントがあればいいのに」と。そんな思いの人がやっちまった
のが「meiryoKeGothic / fontforge」と題されたページで公開されているパッチ。非常にアレなのでおおっぴらには言えないが(?)このパッチを当てたフォント,MeiryoKeGothic(MeiryoKe_Gothic,MeiryoKe_PGothic,MeiryoKe_UIGothic)がまさに上記の問題解決になる。正式版のVistaに付属するメイリオに適用できるか不明なのだがRC2に含まれるメイリオには適用できる。
また,そのパッチで作られるフォントはFontLinkでも使用可能なのだ。例えばTahomaと組み合わせる場合はレジストリ\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLinkにある「Tahoma」の値の一行目を「meiryoKeGothic.ttc,MeiryoKe_UIGothic」とすればOK。FontLinkに関しては「Windows 2000/XPのFont Link機能(Font Linking)の紹介」を見ていただくと良く理解できると思います。簡単に言えばTahomaのような欧文フォントに含まれない日本語フォントなどの足りない部分を他のフォントで代用する仕組み。その組み合わせはレジストリで指定できる。
以上,カスタマイズとしては敷居が低いですけれどもこの手のお約束,くれぐれも自己責任でやって下さい。
下の画像はFirefox 2.0でデフォルトフォントをMeiryoKe_PGothic 14ptにした場合のGoogle検索結果画面。綺麗かどうかは人それぞれだろうけど見やすさは素晴らしい。


Windows Vista日本語版に標準搭載される「メイリオ」フォント。見た目が貧弱なWindowsのフォントにやっと夜明けが,なんて思う方も多いかと。ただ問題点も多少あって,その一つがMS Pゴシックと比べると文字幅が広く,また行間も広いという問題。Vistaが主流になりメイリオが標準的な存在になればその問題も問題ではなくなるのだろうが,今のところMS Pゴシックが主流な状況にあるから単純にメイリオに置き換えるには多少の問題が発生する。例えばブラウザのデフォルトフォントをメイリオに変更すると,確かに文字は綺麗に表示されるようになるがメイリオの特性を吸収するように設計されていないページは異様に文字が大きかったり,妙に行間が広がってしまうことになる。
ここで誰しも考える「メイリオの綺麗さでMS Pゴシックの文字幅と行間のフォントがあればいいのに」と。そんな思いの人がやっちまった

また,そのパッチで作られるフォントはFontLinkでも使用可能なのだ。例えばTahomaと組み合わせる場合はレジストリ\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLinkにある「Tahoma」の値の一行目を「meiryoKeGothic.ttc,MeiryoKe_UIGothic」とすればOK。FontLinkに関しては「Windows 2000/XPのFont Link機能(Font Linking)の紹介」を見ていただくと良く理解できると思います。簡単に言えばTahomaのような欧文フォントに含まれない日本語フォントなどの足りない部分を他のフォントで代用する仕組み。その組み合わせはレジストリで指定できる。
以上,カスタマイズとしては敷居が低いですけれどもこの手のお約束,くれぐれも自己責任でやって下さい。
下の画像はFirefox 2.0でデフォルトフォントをMeiryoKe_PGothic 14ptにした場合のGoogle検索結果画面。綺麗かどうかは人それぞれだろうけど見やすさは素晴らしい。

上記パッチのあるページは既に閉鎖され入手不可能となっていましたが,パッチは『ことば・その周辺』さんの「ブログ内記事で取りあげたソフト・ファイルのDL情報」というエントリからダウンロード可能となっています。(2008年1月06日加筆)
「Microsoft、Windows XP向けメイリオフォントを公開」(2008年5月06日加筆)
ちなみに,Vistaでの使用例(2008年5月07日加筆)
posted at 2008/05/07 16:42:35
lastupdate at 2008/05/07 22:39:42
【edit】

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〔2006.11.13記〕 前稿の「WindowsXP とメイリオ・フォント」に対して同じ FC2ブログ『続・何言ってんだおめ?』の「メイリオは嫌いって言いましたけど 」(2006/11/12) というエントリーからトラックバックをい
blog name :: ことば・その周辺
at 2007/02/05 11:37:55
〔2008.01.10更新〕 当ブログ内の記事で取りあげた各種ソフト・ファイルのダウンロード情報です。
blog name :: ことば・その周辺
at 2008/01/10 2:48:09
〔最近の追記があります。 2008.01.09〕 メイリオ(1)〜(8)をまとめて読む。 「メイリオ(1)――WindowsXP とメイリオ系フォント...
blog name :: ことば・その周辺
at 2008/01/16 13:16:41
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