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2015/02/27 :: Ultrasone Edition8 repair
今月上旬頃,仕事でも絶賛使用しているヘッドフォーン,Ultrasone edition8 Rutheniumの右側の音がある日突然出なくなってしまった。これと言った原因は分からず。直近で大音量で鳴らした記憶もない。

リケーブルをしている(過去記事)のでハンダ付けして部分やケーブルを疑ってみたのだが,テスターでチェックしても問題はないようだった。テスターでドライバーの抵抗値を調べてみようとしたら全く導通がなくドライバーが逝ってしまったことが判明。

リケーブルをしているので有償でも修理を断られる可能性があるかもしれない,と思いつつ国内代理店に問い合わせてみた。ダメなら中古でもいいからあらためて購入かと思いつつ,リケーブルをしていること,ドライバーだけでも販売して貰えるなら自己で修理する等を聞いてみた。

回答は,ドライバーの販売はしていなく製品を預かっての修理となる。リケーブル関係なく有償修理は可能。リケーブル起因ではなくドライバーが故障した場合保証期間内であれば無料交換可能。ドライバーは左右セットでの交換となる。気になる修理費用は部品代・工賃込みで約4万円以内。新品販売価格が15万円程度するヘッドフォーンだからその心臓部のドライバーはセットで8万ぐらいはかかるのかもと予想していたのだが意外に安かった(金銭感覚がずれてる!?)。スタジオの定番Sony MDR-CD900STのドライバーが1個2千円強,セットで4〜5千円なのと比較すると約10倍の値段ではあるけれども。

どうせ保証期間は過ぎているので有償と思っていたら,メールのやり取りの中で2011年にUltrasone Editionシリーズの保証が延長され7年になったとのことを知らされた(タイムロード記事)。自分の所有しているedition8は2010年2月購入。なんと保証期間内!!edition8自体が2009年夏発売開始なので今のところもれなく保証期間内ではある。

早速,修理のために製品を送って,先方でリケーブル起因でないドライバーの故障であることを確認されめでたく無償で修理して貰えた(リケーブル自体2010年に行っているので因果関係を証明するもの難しいとは思うけれども)。当初は最大1週間ぐらいかかると言われていたのだが配送の時間も入れて4泊で戻ってきた。音はちょっと故障前よりちょっとタイトになった印象がしないこともないけどまぁ問題なし。

!!$photo1!!

これはリケーブルしたときの写真。ドライバーはハウジングに接着剤のようなものでで固定され,かつ左右ペアリングされているため左右同時交換しないといけない。
2013/06/29 :: Isochrone OCX, Second
先月ぐらいに,Recordingに持ち歩いているセットにAntelopeのIsochrone OCX,定評のあるクロックジェネレータを加えてみたました。

!!$photo1!!01 STANDARD PRIME, Pentax Q
これまでRecordingの時,ClockはLavryBlue 4496の内蔵クロックでADCし,Pro Tools SystemもそのクロックにSlaveさせる方法をとっていたのですが,ある日我がMixシステムに組み込まれてるOCXのクロックを使った場合と内蔵をあらためて比較してみたら,まぁ当然のことではあるのですが,OCXをクロック・マスターにした方が輪郭が明確になり,芯がある録り音になることを確認してしまったので,新たに1台(Mixシステムに組み込んでいるので外すだけで30分以上かかることもあり),と言っても新品で買うつもりはなかったので手頃な中古があれば,と思っていたらまんまと発見してしまい購入してしまいました。手頃と言っても100K円弱でお得感はそんなにないですけれども。最初例によってeBayで探して見たけれど見付けられず国内某オークションで購入。

写真で見るとおりクロック倍率セレクターのツマミが純正のものとは違うけれども機能的には問題なかったので敢えて不問!?Crane Songとおそろいの緑のノブがあれば良いのだがこの微妙な緑具合のもの,現在のところなかなか見付けられず[:あせあせ:]

一番下のCrane Songのトランスフォーマレス・CLASS A ディスクリート・マイクプリアンプ,Flamingo(日本国内代理店)は発熱が相当で,パンチングされた天板の穴を塞ぐなかれとマニュアルに書いてあるぐらい,本来スペースを明けなければならないのだがOCXの奥行きがFlamingoの約半分,放熱に関して致命的な影響を与えるほどでもないだろうと,また4Uラックを新規購入するわけにもいかずLavryBlueとの間にOCXを入れてしまっている。

設定クロックはルビジウム・クロックを注入していないので定番的使い方192K÷4の48KHzで使用。
2013/05/31 :: Soft Case for microKEY-37!?
前回,KORG microKEY-37のケースには純正よりも「三脚用がピッタリするのかも」と書きましたが,早速調達してみました。

購入したのはベルボンの三脚専用ケース#61
2013/05/30 :: KORG microKEY-37BKRD
ここ数ヶ月,YAMAHAのDX100が格安であれば買ってみたいなと思っていたのだが,中古完動品は概ね4〜5万円と「試しに買ってみたい」程度の動機にはちょっと高価で購入には至っていなかった。ちなみにDX100とはその名の通り一世を風靡したDX7の廉価版で,ミニ鍵盤搭載,電池駆動可としポータビリティを重視したモデル。1980年代後半登場し当時の値段は7万円ほど。その後Talk Boxの神,今はなきZappのRoger TroutmanがMiniMoogからこのDX100に乗り換えたことによって(来日してザ・ポッパーズMTVに出演やMZA有明でのライブをやった頃はたしかMiniMoogを使用)再評価され,未だ中古市場において高めの値段を維持している。

DX100の代わりになるなるもの,ライブ・パフォーマンスをするわけでもないし,MIDIコントローラと4オペレータのFM音源を再現できるソフトシンセ(例えばdiscoDSPのPhantomはDX100のデータが読み込める)との組み合わせでも問題ないだろう,との考えに至り,であればミニ鍵盤でピッチベンドホイールの操作性が良さそうなMIDIコントローラ,結果KORG microKEY-37に行き着いた。そして限定版の黒赤バージョンに一目惚れ。市場に出回っているブツが僅少(渋谷南口界隈では在庫無しだった)のようで慌ててアマゾンでGET。

一目惚れした理由はThinkPadと並べて納得。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
ThinkPadの赤は比較してみるとやや朱色がかっているけど,この配色は最早わが前頭葉強くすり込まれてしまっているようだ[:あせあせ:]

microKEYシリーズは2オクターブの25鍵モデル,3オクターブの37鍵モデル,5オクターブの61鍵モデルがあるのだが横幅とピッチベンドホイールの有無で37鍵モデルを選択。横幅は565mmで628mmのDX100と数p差。DX100はそれほどまでにコンパクト,ということか。まだ届いたばかりでちゃんと使っていないのだが,今のところ殆ど観賞用,初代nanoKEYよりは当然使いやすいはず。

まだケースは購入していないのだが,純正品は他機種との兼用で奥行きがありすぎるようで,スタンド用もしくは三脚用がピッタリするのかも。試しに手持ちのマンフロットのソフトケースに入れてみたら10cmほど長さは余るけれども割とピッタリだった。
2013/03/01 :: Universal Audio 2-610
今回は,唐突ですが,所有機材の紹介,というより過去ブログに取り上げたつもりでいたけれども,写真だけのみの掲載で言及がなかったUniversal Audio 2-610の話。

SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
購入は約5年ぐらい前,610がいいとの噂を聞きつけ,eBayで中古の手頃なものを見付けて購入。その頃,既に新しいバージョンで現行モデル,マニュアルを参照するとRevision 1.2となるのか,シルバーパネルでInput PADが追加されているものになっていたのだが,購入した機種はその一つ前のバージョン。マニュアルだとRevision 1.1となるのだろうか。サンレコWEB版の製品レビューに掲載されている内部写真を見てみると,電源のトランスがトロイダルなのだが,わが所有のモデルは一般的なEIコアのトランスにシールドを施したもので(型番は現行機種と同じ構造),電源回路回りのアルミ板に囲みもない。もしかしたらそのレビューの機種は1.0なのかもしれない。1.1と現行の違いは,先に挙げたパネルとPADの相違以外に,電源回路の見直し,フィルター回路の向上がなされているらしい。

購入当初はそれなりに気に入ってた,とは思うのだが,そのうち気に入らないところがあったらしく,2010年頃に改造してしまった。その改造用に購入したパーツがその頃のエントリに登場している。今や入手不可能なBlack Gateの高電圧用VKシリーズとJensenの電解コンデンサ。

Black Gateは各チャンネルのプレート電圧周りに使用。元々はNichiconのものが使われていた。

!!$photo1!!TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D
Jensenの方は電源整流回路で使用。もともとは下のような写真だったものを,

!!$photo2!!TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D
アルミ板で棚を作って無理矢理こんな風に。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K20D
結束バンドで固定し,更にシリコーンで固める。基板からの引っ張りだしは純銀単線。

音の方はBlack Gateにすることによって,予想通り低音の押し出しが良くなって,更にJensenも使うことで更にRichに,かつ高音域ののびも向上。比較したわけでは無いけれども現行機種と比べても遜色無いどころか凌駕するのでは,と勝手に思ってる[:あせあせ:] 真空管も手持ちにあった1970年代,80年代のものに交換しているので更に良い感じ。

GearslutzではCreamyと表現されているのだが,まさにその通り。真空管Preampではあるけれども変な癖もあまりなく,ことさらVintage風な音作りでもなく結構使いやすい部類のPreampだと思う。個人的に気に入っている使い方,はBlance Line入力にソフトシンセの音(特にKickとかBass,Piano)を通して空気感を付加,えぐみを軽減するというような使い方。EQがかなり滑らかなので高音域がありすぎる音とかをなめすのにかなり重宝。昨今Tape EmulatorやSatulator等々優れものが充実していますが,やっぱり2-610を使ってしまいます。

欠点と言えば,入力トランスがやや歪みやすいこと。ギターアンプ音をダイナミックマイクで収録するときなどはインラインタイプのアッテネータが必要になる。そんなこともあって現行機種ではPADが装備されているのだと思われる。ちなみに,マニュアルではすべての入力ソースが入力トランスを経由しているようなブロック・ダイヤグラム図が掲載されていますが,実際はマイク入力とバランスライン入力のみ。フロントパネルのHi-Z入力2種は直接増幅段に接続される。おそらく現行機種でも同様かと思われる。じゃないと数メガオーダーの入力インピーダンスにならないはず。
2013/03/01 :: Universal Audio 2-610
今回は,唐突ですが,所有機材の紹介,というより過去ブログに取り上げたつもりでいたけれども,写真だけのみの掲載で言及がなかったUniversal Audio 2-610の話。

SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
購入は約5年ぐらい前,610がいいとの噂を聞きつけ,eBayで中古の手頃なものを見付けて購入。その頃,既に新しいバージョンで現行モデル,マニュアルを参照するとRevision 1.2となるのか,シルバーパネルでInput PADが追加されているものになっていたのだが,購入した機種はその一つ前のバージョン。マニュアルだとRevision 1.1となるのだろうか。サンレコWEB版の製品レビューに掲載されている内部写真を見てみると,電源のトランスがトロイダルなのだが,わが所有のモデルは一般的なEIコアのトランスにシールドを施したもので(型番は現行機種と同じ構造),電源回路回りのアルミ板に囲みもない。もしかしたらそのレビューの機種は1.0なのかもしれない。1.1と現行の違いは,先に挙げたパネルとPADの相違以外に,電源回路の見直し,フィルター回路の向上がなされているらしい。

購入当初はそれなりに気に入ってた,とは思うのだが,そのうち気に入らないところがあったらしく,2010年頃に改造してしまった。その改造用に購入したパーツがその頃のエントリに登場している。今や入手不可能なBlack Gateの高電圧用VKシリーズとJensenの電解コンデンサ。

Black Gateは各チャンネルのプレート電圧周りに使用。元々はNichiconのものが使われていた。

!!$photo1!!TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D
Jensenの方は電源整流回路で使用。もともとは下のような写真だったものを,

!!$photo2!!TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D
アルミ板で棚を作って無理矢理こんな風に。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K20D
結束バンドで固定し,更にシリコーンで固める。基板からの引っ張りだしは純銀単線。

音の方はBlack Gateにすることによって,予想通り低音の押し出しが良くなって,更にJensenも使うことで更にRichに,かつ高音域ののびも向上。比較したわけでは無いけれども現行機種と比べても遜色無いどころか凌駕するのでは,と勝手に思ってる[:あせあせ:] 真空管も手持ちにあった1970年代,80年代のものに交換しているので更に良い感じ。

GearslutzではCreamyと表現されているのだが,まさにその通り。真空管Preampではあるけれども変な癖もあまりなく,ことさらVintage風な音作りでもなく結構使いやすい部類のPreampだと思う。個人的に気に入っている使い方,はBlance Line入力にソフトシンセの音(特にKickとかBass,Piano)を通して空気感を付加,えぐみを軽減するというような使い方。EQがかなり滑らかなので高音域がありすぎる音とかをなめすのにかなり重宝。昨今Tape EmulatorやSatulator等々優れものが充実していますが,やっぱり2-610を使ってしまいます。

欠点と言えば,入力トランスがやや歪みやすいこと。ギターアンプ音をダイナミックマイクで収録するときなどはインラインタイプのアッテネータが必要になる。そんなこともあって現行機種ではPADが装備されているのだと思われる。ちなみに,マニュアルではすべての入力ソースが入力トランスを経由しているようなブロック・ダイヤグラム図が掲載されていますが,実際はマイク入力とバランスライン入力のみ。フロントパネルのHi-Z入力2種は直接増幅段に接続される。おそらく現行機種でも同様かと思われる。じゃないと数メガオーダーの入力インピーダンスにならないはず。
2013/03/01 :: Universal Audio 2-610
今回は,唐突ですが,所有機材の紹介,というより過去ブログに取り上げたつもりでいたけれども,写真だけのみの掲載で言及がなかったUniversal Audio 2-610の話。

SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
購入は約5年ぐらい前,610がいいとの噂を聞きつけ,eBayで中古の手頃なものを見付けて購入。その頃,既に新しいバージョンで現行モデル,マニュアルを参照するとRevision 1.2となるのか,シルバーパネルでInput PADが追加されているものになっていたのだが,購入した機種はその一つ前のバージョン。マニュアルだとRevision 1.1となるのだろうか。サンレコWEB版の製品レビューに掲載されている内部写真を見てみると,電源のトランスがトロイダルなのだが,わが所有のモデルは一般的なEIコアのトランスにシールドを施したもので(型番は現行機種と同じ構造),電源回路回りのアルミ板に囲みもない。もしかしたらそのレビューの機種は1.0なのかもしれない。1.1と現行の違いは,先に挙げたパネルとPADの相違以外に,電源回路の見直し,フィルター回路の向上がなされているらしい。

購入当初はそれなりに気に入ってた,とは思うのだが,そのうち気に入らないところがあったらしく,2010年頃に改造してしまった。その改造用に購入したパーツがその頃のエントリに登場している。今や入手不可能なBlack Gateの高電圧用VKシリーズとJensenの電解コンデンサ。

Black Gateは各チャンネルのプレート電圧周りに使用。元々はNichiconのものが使われていた。

!!$photo1!!TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D
Jensenの方は電源整流回路で使用。もともとは下のような写真だったものを,

!!$photo2!!TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D
アルミ板で棚を作って無理矢理こんな風に。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K20D
結束バンドで固定し,更にシリコーンで固める。基板からの引っ張りだしは純銀単線。

音の方はBlack Gateにすることによって,予想通り低音の押し出しが良くなって,更にJensenも使うことで更にRichに,かつ高音域ののびも向上。比較したわけでは無いけれども現行機種と比べても遜色無いどころか凌駕するのでは,と勝手に思ってる[:あせあせ:] 真空管も手持ちにあった1970年代,80年代のものに交換しているので更に良い感じ。

GearslutzではCreamyと表現されているのだが,まさにその通り。真空管Preampではあるけれども変な癖もあまりなく,ことさらVintage風な音作りでもなく結構使いやすい部類のPreampだと思う。個人的に気に入っている使い方,はBlance Line入力にソフトシンセの音(特にKickとかBass,Piano)を通して空気感を付加,えぐみを軽減するというような使い方。EQがかなり滑らかなので高音域がありすぎる音とかをなめすのにかなり重宝。昨今Tape EmulatorやSatulator等々優れものが充実していますが,やっぱり2-610を使ってしまいます。

欠点と言えば,入力トランスがやや歪みやすいこと。ギターアンプ音をダイナミックマイクで収録するときなどはインラインタイプのアッテネータが必要になる。そんなこともあって現行機種ではPADが装備されているのだと思われる。ちなみに,マニュアルではすべての入力ソースが入力トランスを経由しているようなブロック・ダイヤグラム図が掲載されていますが,実際はマイク入力とバランスライン入力のみ。フロントパネルのHi-Z入力2種は直接増幅段に接続される。おそらく現行機種でも同様かと思われる。じゃないと数メガオーダーの入力インピーダンスにならないはず。
2013/01/31 :: 不織布巾着袋
ケーブルや小物を入れるための不織布の巾着袋を購入しようと思い,アマゾンでならサクッと見付けられると思ったら検索に引っかかるのはギフト向けラッピング用ばかり。そうそう,Beldenの1908Aのマルチケーブルと奮発してノイトリックのHEシリーズを使ったマルチケーブルを自作してお誕生日プレゼント[:プレゼント:],ってわけではないのであらためてググってみたら,いわゆる業務用というか,例えば100枚から注文可でロゴプリントサービスありばかりが目立つばかり。そんななかようやく辿り着いたのがボックスストレディーメイドショップというところ。そこでLLサイズのものを黒10枚,ダークブルー10枚を購入。色とりどりで一瞬迷ったのだが,汚れが目立たないのが最優先,の選択。10枚セットが1,000円と割と手頃,なのだが送料が代金引換手数料込み1,050円でちょっと微妙なところ,だけど。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
サイズ的には,ケーブルの場合若干小さめに巻く必要があるかもしれないけど8chマルチ5mもの程度は楽に入る大きさで一安心。ハイカットではないスニーカーが丁度入る大きさでもある。

ケーブルごときにわざわざ袋を,と思うかもしれないけれども,一つにはコネクタのコンタクトの防塵(タバコのヤニ付着防止も),もう一つは持ち運びする際ケーブルが絡まるのを防ぐためにあると便利かとの考え。ケーブルはマジックケーブルタイプのケーブルタイで縛っていても,特にマルチケーブル等では先バラの部分が絡み合ったり(特にMOGAMIのは絡みやすい)ので,他にコネクタが他の一緒に入れているものにあたるのも防げるし,それなりに強度のある袋(実物を触れてみると相当の耐久性がある感触)が,と考え不織布の巾着袋に行き着いた。パソコン関連で見かけるウレタン製ソフトケースでも良かったのだけれども値段的に大袈裟だし,ね。

欠点と云えば外から内容物が分からないことか。白マジックなどでメモ書きできなくもない感じではあるけれども。

蛇足だけど,内容物を記したメモの文字がほのぼのとした感じで,ちょっと脱力感。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
2013/01/31 :: 不織布巾着袋
ケーブルや小物を入れるための不織布の巾着袋を購入しようと思い,アマゾンでならサクッと見付けられると思ったら検索に引っかかるのはギフト向けラッピング用ばかり。そうそう,Beldenの1908Aのマルチケーブルと奮発してノイトリックのHEシリーズを使ったマルチケーブルを自作してお誕生日プレゼント[:プレゼント:],ってわけではないのであらためてググってみたら,いわゆる業務用というか,例えば100枚から注文可でロゴプリントサービスありばかりが目立つばかり。そんななかようやく辿り着いたのがボックスストレディーメイドショップというところ。そこでLLサイズのものを黒10枚,ダークブルー10枚を購入。色とりどりで一瞬迷ったのだが,汚れが目立たないのが最優先,の選択。10枚セットが1,000円と割と手頃,なのだが送料が代金引換手数料込み1,050円でちょっと微妙なところ,だけど。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
サイズ的には,ケーブルの場合若干小さめに巻く必要があるかもしれないけど8chマルチ5mもの程度は楽に入る大きさで一安心。ハイカットではないスニーカーが丁度入る大きさでもある。

ケーブルごときにわざわざ袋を,と思うかもしれないけれども,一つにはコネクタのコンタクトの防塵(タバコのヤニ付着防止も),もう一つは持ち運びする際ケーブルが絡まるのを防ぐためにあると便利かとの考え。ケーブルはマジックケーブルタイプのケーブルタイで縛っていても,特にマルチケーブル等では先バラの部分が絡み合ったり(特にMOGAMIのは絡みやすい)ので,他にコネクタが他の一緒に入れているものにあたるのも防げるし,それなりに強度のある袋(実物を触れてみると相当の耐久性がある感触)が,と考え不織布の巾着袋に行き着いた。パソコン関連で見かけるウレタン製ソフトケースでも良かったのだけれども値段的に大袈裟だし,ね。

欠点と云えば外から内容物が分からないことか。白マジックなどでメモ書きできなくもない感じではあるけれども。

蛇足だけど,内容物を記したメモの文字がほのぼのとした感じで,ちょっと脱力感。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
2012/12/30 :: UBK Fatso
ここ2年位Kush Audio UBK Fatsoという2ch Compressorを,主にDrumのSumming Busなどで使ってます。もともとこのオリジナルにあたるEmpirical Labs EL7 FATSO Jrを使っていたのですが,ちょっと調子が悪くなり(リレー回路部の不良)修理するかどうか迷っていたときUBK Fatsoのことを知りつい購入してしまった次第。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
UBK FatsoはオリジナルFATSO Jrの公認改造モデル,Gregory Scott a.k.a ubkによってコンプレッション設定が変更されていた機種。フロントパネルは一見すると大きく違うように見えますが,パネルだけオリジナルに交換しているだけです。内部はFATSO Jrのままでコンプレッション特性の設定に関わる部分だけがオリジナルから変更されてるだけ。もともFATSO Jrは特性設定は容易に変更出来るように設計されていて(基板を見るとそう推察できる),その意図を汲んだ製品がUBK Fatsoともいえる。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
オペアンプなどを含むIC類は型番を削って黒塗りする程のある意味秘密主義なのに……

しばらく前はKush Aduioの公式サイトにはFATSO Jrに改造を施す有料サービスが掲載されていたのだが,設定変更とフロントパネルの交換,今は見付けることが出来ない。料金は約$400程度!?

音の方は単純な設定変更だけと思っていたのだが,実際オリジナルと比較してみるとCompressorをOFFにしている状態での比較でも違いがあり,UBK Fatsoのほうが音の粒立ちがいい,より押し出しが強い印象。倍音付加具合が変更されているからかもしれない。

Compressionはおしなべてオリジナルと比べると強めに設定されていて特にSPLATというモード,一番最初に選べるモードは何でもかんでもつぶしまくる程の強烈さで,いつそのモードを使うのか想定出来ない程[:あせあせ:] 個人的によく使うモードは最も控えめでオールラウンド的に使えるGLUEモード。ちょっと暴れた感じを出したい場合はSMOOTHとかを。

Compressionの量はモードを固定した場合1176のようにINPUTで調整しなければならないのだが,マニュアルにも掲載されている方法でINPUT,OUTPUTを固定したまま変更が可能にする方法がある。それはリアパネルのTRSタイプのINSERT端子に音量をコントロールする機器を接続すると、通常固定Thresholdであるところを可変にすることが出来る。これはオリジナルFATSO Jrでも同じ。このInsert端子はVCA回路のCV(Control Voltage)を生成する回路手前にあり,その音量をコントロールすることによってCVを,つまりCompressorの掛かり具合をコントロール出来るようだ。単純にアッテネータを接続すればCompression量を減らし,増幅出来る機器を接続すればよりCompression量を増やせる。試したことはないのだがEQなどを接続すればDe-esserのような使い方が出来るのかも。また,このInsert端子は直接メイン音声の音質に影響を与えないので,オーディオ機器としての特性云々は気にしなくても大丈夫。ということで全体的にきつめのCompressionなUBK Fatsoのためにこのようなアッテネータを接続して使っています。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
帝国通信工業(NOBLE)のAS2519Uという1dBステップのアッテネータ。今はAS2114シリーズなどが入手しやすいのか。非常にコンパクトでディップSWによるので再現性がよく便利です。このアッテネータ,最大31dbの減衰が得られるのですがFatsoのInsertで使う場合-16dBぐらいまでが有効で,それ以下はGain Reduction量に変化が見られない。従って0.5dBステップでも事足りるかもしれない。

それにしてもUBKのマーク,ただのガクブルにしか見えない……
2012/12/30 :: UBK Fatso
ここ2年位Kush Audio UBK Fatsoという2ch Compressorを,主にDrumのSumming Busなどで使ってます。もともとこのオリジナルにあたるEmpirical Labs EL7 FATSO Jrを使っていたのですが,ちょっと調子が悪くなり(リレー回路部の不良)修理するかどうか迷っていたときUBK Fatsoのことを知りつい購入してしまった次第。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
UBK FatsoはオリジナルFATSO Jrの公認改造モデル,Gregory Scott a.k.a ubkによってコンプレッション設定が変更されていた機種。フロントパネルは一見すると大きく違うように見えますが,パネルだけオリジナルに交換しているだけです。内部はFATSO Jrのままでコンプレッション特性の設定に関わる部分だけがオリジナルから変更されてるだけ。もともFATSO Jrは特性設定は容易に変更出来るように設計されていて(基板を見るとそう推察できる),その意図を汲んだ製品がUBK Fatsoともいえる。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
オペアンプなどを含むIC類は型番を削って黒塗りする程のある意味秘密主義なのに……

しばらく前はKush Aduioの公式サイトにはFATSO Jrに改造を施す有料サービスが掲載されていたのだが,設定変更とフロントパネルの交換,今は見付けることが出来ない。料金は約$400程度!?

音の方は単純な設定変更だけと思っていたのだが,実際オリジナルと比較してみるとCompressorをOFFにしている状態での比較でも違いがあり,UBK Fatsoのほうが音の粒立ちがいい,より押し出しが強い印象。倍音付加具合が変更されているからかもしれない。

Compressionはおしなべてオリジナルと比べると強めに設定されていて特にSPLATというモード,一番最初に選べるモードは何でもかんでもつぶしまくる程の強烈さで,いつそのモードを使うのか想定出来ない程[:あせあせ:] 個人的によく使うモードは最も控えめでオールラウンド的に使えるGLUEモード。ちょっと暴れた感じを出したい場合はSMOOTHとかを。

Compressionの量はモードを固定した場合1176のようにINPUTで調整しなければならないのだが,マニュアルにも掲載されている方法でINPUT,OUTPUTを固定したまま変更が可能にする方法がある。それはリアパネルのTRSタイプのINSERT端子に音量をコントロールする機器を接続すると、通常固定Thresholdであるところを可変にすることが出来る。これはオリジナルFATSO Jrでも同じ。このInsert端子はVCA回路のCV(Control Voltage)を生成する回路手前にあり,その音量をコントロールすることによってCVを,つまりCompressorの掛かり具合をコントロール出来るようだ。単純にアッテネータを接続すればCompression量を減らし,増幅出来る機器を接続すればよりCompression量を増やせる。試したことはないのだがEQなどを接続すればDe-esserのような使い方が出来るのかも。また,このInsert端子は直接メイン音声の音質に影響を与えないので,オーディオ機器としての特性云々は気にしなくても大丈夫。ということで全体的にきつめのCompressionなUBK Fatsoのためにこのようなアッテネータを接続して使っています。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
帝国通信工業(NOBLE)のAS2519Uという1dBステップのアッテネータ。今はAS2114シリーズなどが入手しやすいのか。非常にコンパクトでディップSWによるので再現性がよく便利です。このアッテネータ,最大31dbの減衰が得られるのですがFatsoのInsertで使う場合-16dBぐらいまでが有効で,それ以下はGain Reduction量に変化が見られない。従って0.5dBステップでも事足りるかもしれない。

それにしてもUBKのマーク,ただのガクブルにしか見えない……
2012/12/30 :: UBK Fatso
ここ2年位Kush Audio UBK Fatsoという2ch Compressorを,主にDrumのSumming Busなどで使ってます。もともとこのオリジナルにあたるEmpirical Labs EL7 FATSO Jrを使っていたのですが,ちょっと調子が悪くなり(リレー回路部の不良)修理するかどうか迷っていたときUBK Fatsoのことを知りつい購入してしまった次第。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
UBK FatsoはオリジナルFATSO Jrの公認改造モデル,Gregory Scott a.k.a ubkによってコンプレッション設定が変更されていた機種。フロントパネルは一見すると大きく違うように見えますが,パネルだけオリジナルに交換しているだけです。内部はFATSO Jrのままでコンプレッション特性の設定に関わる部分だけがオリジナルから変更されてるだけ。もともFATSO Jrは特性設定は容易に変更出来るように設計されていて(基板を見るとそう推察できる),その意図を汲んだ製品がUBK Fatsoともいえる。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
オペアンプなどを含むIC類は型番を削って黒塗りする程のある意味秘密主義なのに……

しばらく前はKush Aduioの公式サイトにはFATSO Jrに改造を施す有料サービスが掲載されていたのだが,設定変更とフロントパネルの交換,今は見付けることが出来ない。料金は約$400程度!?

音の方は単純な設定変更だけと思っていたのだが,実際オリジナルと比較してみるとCompressorをOFFにしている状態での比較でも違いがあり,UBK Fatsoのほうが音の粒立ちがいい,より押し出しが強い印象。倍音付加具合が変更されているからかもしれない。

Compressionはおしなべてオリジナルと比べると強めに設定されていて特にSPLATというモード,一番最初に選べるモードは何でもかんでもつぶしまくる程の強烈さで,いつそのモードを使うのか想定出来ない程[:あせあせ:] 個人的によく使うモードは最も控えめでオールラウンド的に使えるGLUEモード。ちょっと暴れた感じを出したい場合はSMOOTHとかを。

Compressionの量はモードを固定した場合1176のようにINPUTで調整しなければならないのだが,マニュアルにも掲載されている方法でINPUT,OUTPUTを固定したまま変更が可能にする方法がある。それはリアパネルのTRSタイプのINSERT端子に音量をコントロールする機器を接続すると、通常固定Thresholdであるところを可変にすることが出来る。これはオリジナルFATSO Jrでも同じ。このInsert端子はVCA回路のCV(Control Voltage)を生成する回路手前にあり,その音量をコントロールすることによってCVを,つまりCompressorの掛かり具合をコントロール出来るようだ。単純にアッテネータを接続すればCompression量を減らし,増幅出来る機器を接続すればよりCompression量を増やせる。試したことはないのだがEQなどを接続すればDe-esserのような使い方が出来るのかも。また,このInsert端子は直接メイン音声の音質に影響を与えないので,オーディオ機器としての特性云々は気にしなくても大丈夫。ということで全体的にきつめのCompressionなUBK Fatsoのためにこのようなアッテネータを接続して使っています。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
帝国通信工業(NOBLE)のAS2519Uという1dBステップのアッテネータ。今はAS2114シリーズなどが入手しやすいのか。非常にコンパクトでディップSWによるので再現性がよく便利です。このアッテネータ,最大31dbの減衰が得られるのですがFatsoのInsertで使う場合-16dBぐらいまでが有効で,それ以下はGain Reduction量に変化が見られない。従って0.5dBステップでも事足りるかもしれない。

それにしてもUBKのマーク,ただのガクブルにしか見えない……
2012/12/09 :: Sound Quality of Babyface
少し間が開いてしまいましたが,RME Babyfaceの音質に関して。

まず,ヘッドフォーンアウトの音は,正直なところ聴いた瞬間がっかりでした。普段楽曲を聴く環境はLynx AES16からのAES/EBUをCrane Song HEDD-192かBenchmark DAC1でAnalog信号にして,自作ヘッドフォーンアンプで,となっていて,それと比較するのも無茶な話ですが,個々の音に芯がないというか,全体的にやや軽め(厚みが足りない)で,音の分離具合もいいとは言えない感じ。もう一つ印象として残ったのは,過去のRME製品,Hammerfall DSP Digiface等と比べると,と言ってもオペアンプの張り替えをしていてオリジナル通りではないのですが,堅い感じをおさえて割と落ち着いた風に聞こえるような設計がなされている,と思える傾向。昨今のシャリシャリしたソースを心地よく再生する配慮!?なのだろうか。

メインで使うわけでもないし不満の残る点はスルーしてもいいレベルの事象,と思ったのだが,

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
こういうものを買ってきて,

!!$photo2!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
箱から出したらこんなで,

!!$photo3!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
高価な和菓子,あるいは黄金の最中が入っていそうな雰囲気のパッケージに入ったこんなものを購入してみました。

そう,泣く子も黙るかもしれない,オヤイデのContinental 5SというUSBケーブル。最初同社のd+ USBシリーズ程度もいいかなと思ったのだが,なんか突然変なスイッチが入ってしまって(?)Continental 5Sをチョイスしてしまった。お値段は1.2mもので約24K円。もう一つAudio IFが買えてしまうお値段。と言っても,ちょっと良い電源ケーブル程度,と思えばさほど高くない!?効果の程はと言うと,不満な点はほぼ解消できたと思えるぐらい。分離具合は結構改善され「これならアリ」と言えるほど。厚みなどはもう一息,二息欲しいところだけれども,不満に思えるほどではない。全体的には多少しゃきっとして方向に変化はあるのだが基本的にはデジタル臭さを抑え気味にした傾向はそのままだった。

ヘッドフォーンアウトではネガティブな印象を持ったのですが,それとは対照的にXLRバランスアウトの音質は付属USBケーブルでも結構いいセン行ってる印象を受けた。価格相応か,多機能化して価格が上がってしまった1U機器程度とは十分渡り合えるような印象。全体としては変な癖もなく生真面目な感じ。ただし,上記機材と比べると,細かい表現力が不足していてやや貧相な印象になってしまうのは致し方ないところ。例えば,楽器のボディのなりとかはどうも苦手な感じがしてしまう。また,XLRアウトのUSBケーブルの違いによる音質のチェックもやってみたのだが,こちらはヘッドフォーンアウトほど違いは出なかった。Continental 5Sにすると確かに全体的に迫力が増し,個々の音の押し出し具合も力強くなる感じは見て取れるのだが,そのは思ったより僅か。なので,主に使うのがXLR出力であれば底まで気張ったUSBケーブルは必要はないと思われる。

もう一つ,ケーブルと音質で,ブレイクアウト・ケーブルに関して。前回,自作したと書きましたが,付属品と比較してどうかと云うと,無理して自作,もしくは特製専用ケーブルを用意する必要も無いかもしれないレベルの差異。あくまでも音質にこだわるならありかもしれないけど,効果の具合はUSBケーブル程では無い違いだった。

と言ったところで,Babyfaceに関して,もしかしたらもう一回書くかも。まだ操作性云々に関して書いていなかったし。
2012/12/09 :: Sound Quality of Babyface
少し間が開いてしまいましたが,RME Babyfaceの音質に関して。

まず,ヘッドフォーンアウトの音は,正直なところ聴いた瞬間がっかりでした。普段楽曲を聴く環境はLynx AES16からのAES/EBUをCrane Song HEDD-192かBenchmark DAC1でAnalog信号にして,自作ヘッドフォーンアンプで,となっていて,それと比較するのも無茶な話ですが,個々の音に芯がないというか,全体的にやや軽め(厚みが足りない)で,音の分離具合もいいとは言えない感じ。もう一つ印象として残ったのは,過去のRME製品,Hammerfall DSP Digiface等と比べると,と言ってもオペアンプの張り替えをしていてオリジナル通りではないのですが,堅い感じをおさえて割と落ち着いた風に聞こえるような設計がなされている,と思える傾向。昨今のシャリシャリしたソースを心地よく再生する配慮!?なのだろうか。

メインで使うわけでもないし不満の残る点はスルーしてもいいレベルの事象,と思ったのだが,

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
こういうものを買ってきて,

!!$photo2!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
箱から出したらこんなで,

!!$photo3!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
高価な和菓子,あるいは黄金の最中が入っていそうな雰囲気のパッケージに入ったこんなものを購入してみました。

そう,泣く子も黙るかもしれない,オヤイデのContinental 5SというUSBケーブル。最初同社のd+ USBシリーズ程度もいいかなと思ったのだが,なんか突然変なスイッチが入ってしまって(?)Continental 5Sをチョイスしてしまった。お値段は1.2mもので約24K円。もう一つAudio IFが買えてしまうお値段。と言っても,ちょっと良い電源ケーブル程度,と思えばさほど高くない!?効果の程はと言うと,不満な点はほぼ解消できたと思えるぐらい。分離具合は結構改善され「これならアリ」と言えるほど。厚みなどはもう一息,二息欲しいところだけれども,不満に思えるほどではない。全体的には多少しゃきっとして方向に変化はあるのだが基本的にはデジタル臭さを抑え気味にした傾向はそのままだった。

ヘッドフォーンアウトではネガティブな印象を持ったのですが,それとは対照的にXLRバランスアウトの音質は付属USBケーブルでも結構いいセン行ってる印象を受けた。価格相応か,多機能化して価格が上がってしまった1U機器程度とは十分渡り合えるような印象。全体としては変な癖もなく生真面目な感じ。ただし,上記機材と比べると,細かい表現力が不足していてやや貧相な印象になってしまうのは致し方ないところ。例えば,楽器のボディのなりとかはどうも苦手な感じがしてしまう。また,XLRアウトのUSBケーブルの違いによる音質のチェックもやってみたのだが,こちらはヘッドフォーンアウトほど違いは出なかった。Continental 5Sにすると確かに全体的に迫力が増し,個々の音の押し出し具合も力強くなる感じは見て取れるのだが,そのは思ったより僅か。なので,主に使うのがXLR出力であれば底まで気張ったUSBケーブルは必要はないと思われる。

もう一つ,ケーブルと音質で,ブレイクアウト・ケーブルに関して。前回,自作したと書きましたが,付属品と比較してどうかと云うと,無理して自作,もしくは特製専用ケーブルを用意する必要も無いかもしれないレベルの差異。あくまでも音質にこだわるならありかもしれないけど,効果の具合はUSBケーブル程では無い違いだった。

と言ったところで,Babyfaceに関して,もしかしたらもう一回書くかも。まだ操作性云々に関して書いていなかったし。
2012/12/09 :: Sound Quality of Babyface
少し間が開いてしまいましたが,RME Babyfaceの音質に関して。

まず,ヘッドフォーンアウトの音は,正直なところ聴いた瞬間がっかりでした。普段楽曲を聴く環境はLynx AES16からのAES/EBUをCrane Song HEDD-192かBenchmark DAC1でAnalog信号にして,自作ヘッドフォーンアンプで,となっていて,それと比較するのも無茶な話ですが,個々の音に芯がないというか,全体的にやや軽め(厚みが足りない)で,音の分離具合もいいとは言えない感じ。もう一つ印象として残ったのは,過去のRME製品,Hammerfall DSP Digiface等と比べると,と言ってもオペアンプの張り替えをしていてオリジナル通りではないのですが,堅い感じをおさえて割と落ち着いた風に聞こえるような設計がなされている,と思える傾向。昨今のシャリシャリしたソースを心地よく再生する配慮!?なのだろうか。

メインで使うわけでもないし不満の残る点はスルーしてもいいレベルの事象,と思ったのだが,

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
こういうものを買ってきて,

!!$photo2!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
箱から出したらこんなで,

!!$photo3!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
高価な和菓子,あるいは黄金の最中が入っていそうな雰囲気のパッケージに入ったこんなものを購入してみました。

そう,泣く子も黙るかもしれない,オヤイデのContinental 5SというUSBケーブル。最初同社のd+ USBシリーズ程度もいいかなと思ったのだが,なんか突然変なスイッチが入ってしまって(?)Continental 5Sをチョイスしてしまった。お値段は1.2mもので約24K円。もう一つAudio IFが買えてしまうお値段。と言っても,ちょっと良い電源ケーブル程度,と思えばさほど高くない!?効果の程はと言うと,不満な点はほぼ解消できたと思えるぐらい。分離具合は結構改善され「これならアリ」と言えるほど。厚みなどはもう一息,二息欲しいところだけれども,不満に思えるほどではない。全体的には多少しゃきっとして方向に変化はあるのだが基本的にはデジタル臭さを抑え気味にした傾向はそのままだった。

ヘッドフォーンアウトではネガティブな印象を持ったのですが,それとは対照的にXLRバランスアウトの音質は付属USBケーブルでも結構いいセン行ってる印象を受けた。価格相応か,多機能化して価格が上がってしまった1U機器程度とは十分渡り合えるような印象。全体としては変な癖もなく生真面目な感じ。ただし,上記機材と比べると,細かい表現力が不足していてやや貧相な印象になってしまうのは致し方ないところ。例えば,楽器のボディのなりとかはどうも苦手な感じがしてしまう。また,XLRアウトのUSBケーブルの違いによる音質のチェックもやってみたのだが,こちらはヘッドフォーンアウトほど違いは出なかった。Continental 5Sにすると確かに全体的に迫力が増し,個々の音の押し出し具合も力強くなる感じは見て取れるのだが,そのは思ったより僅か。なので,主に使うのがXLR出力であれば底まで気張ったUSBケーブルは必要はないと思われる。

もう一つ,ケーブルと音質で,ブレイクアウト・ケーブルに関して。前回,自作したと書きましたが,付属品と比較してどうかと云うと,無理して自作,もしくは特製専用ケーブルを用意する必要も無いかもしれないレベルの差異。あくまでも音質にこだわるならありかもしれないけど,効果の具合はUSBケーブル程では無い違いだった。

と言ったところで,Babyfaceに関して,もしかしたらもう一回書くかも。まだ操作性云々に関して書いていなかったし。
2012/12/02 :: RME Babyface Snow Edition
今年購入した機材を振り返ろう,って訳じゃないですけど,今年の夏,8月ぐらいにRMEのUSB対応オーディオインターフェイス,Babyfaceを購入していました。その目的はThinkPad X230T [:吹出し:] の出先音出し用。そこそこの音質(?)が期待できて,ACアダプタの必要の無いUSBバスパワー動作,がその選択理由。ちょうどその頃MOTUのTRACK16
2012/12/02 :: RME Babyface Snow Edition
今年購入した機材を振り返ろう,って訳じゃないですけど,今年の夏,8月ぐらいにRMEのUSB対応オーディオインターフェイス,Babyfaceを購入していました。その目的はThinkPad X230T [:吹出し:] の出先音出し用。そこそこの音質(?)が期待できて,ACアダプタの必要の無いUSBバスパワー動作,がその選択理由。ちょうどその頃MOTUのTRACK16
2012/11/30 :: Radial ProD2 Stereo Direct Box
今年の春頃に購入したRadial社のJDI Duplex Stereo Direct Boxに続いて,その廉価版,というか,JDIがJensenのトランスを使っているのに対してRadial独自のカスタムメイドのものを使用し低価格化している,JDI同様パッシブタイプのProD2 Stereo Direct Boxを購入してみました。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
あくまでも音質重視なら再びJDIを選択すべきなのですが,今回は完全ライブ録音用,ちょっと多チャンネル分必要だし,多少音質的にネガティブ要素があるとしてもコスト重視でProD2を選択。今回は(も?)各ショップ値段を比較してB&Hから購入。1個$150を3個。送料は約$64。40K円強でぐらいでした。多チャンネルでパッシブだとRadialでは8chのProD8と云うのがあるのだが,チャンネルあたりの値段がProD2と比べると何故か高くなるので(B&Hではほぼ$800)ProD2のほうを選んだみた。

音質はJDI Duplexと比べるとさすがに見劣りする感じは否めない。日本国内代理店の製品情報のページに掲載されている周波数特性のグラフ通りの高音域の落ちが,まず一聴,気づかされる。「こもっている」とまでは云わないまでも,特に10Khz以上の成分が多い音源に対しては落ち着いた感じになりすぎるかもしれない。ただ,逆にその成分を抑え気味にしたい,例えばPCのチャリチャリちょっと耳障りな出音とマイク収録の生音をよりなじませたい場合など向いているかもしれない。低音域は,JDIと比べると若干力強さ,のびが足りない感じは少なからずあるものの,その差は僅差で明らかに劣るような感じでは無い。値段が3/7であることを考えればむしろ上出来。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
機能的にはJDIが割と多機能なのに対してProD2は-15dBのPADスイッチとGND Liftスイッチのみ,出力もTHRUとバランスアウトだけ,とかなりシンプル。このコンパクトさで2chは運搬時,非常に有り難い。ちなみに入力から出力での減衰は約-20dBでJDIとほぼ一緒だった。
2012/11/30 :: Radial ProD2 Stereo Direct Box
今年の春頃に購入したRadial社のJDI Duplex Stereo Direct Boxに続いて,その廉価版,というか,JDIがJensenのトランスを使っているのに対してRadial独自のカスタムメイドのものを使用し低価格化している,JDI同様パッシブタイプのProD2 Stereo Direct Boxを購入してみました。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
あくまでも音質重視なら再びJDIを選択すべきなのですが,今回は完全ライブ録音用,ちょっと多チャンネル分必要だし,多少音質的にネガティブ要素があるとしてもコスト重視でProD2を選択。今回は(も?)各ショップ値段を比較してB&Hから購入。1個$150を3個。送料は約$64。40K円強でぐらいでした。多チャンネルでパッシブだとRadialでは8chのProD8と云うのがあるのだが,チャンネルあたりの値段がProD2と比べると何故か高くなるので(B&Hではほぼ$800)ProD2のほうを選んだみた。

音質はJDI Duplexと比べるとさすがに見劣りする感じは否めない。日本国内代理店の製品情報のページに掲載されている周波数特性のグラフ通りの高音域の落ちが,まず一聴,気づかされる。「こもっている」とまでは云わないまでも,特に10Khz以上の成分が多い音源に対しては落ち着いた感じになりすぎるかもしれない。ただ,逆にその成分を抑え気味にしたい,例えばPCのチャリチャリちょっと耳障りな出音とマイク収録の生音をよりなじませたい場合など向いているかもしれない。低音域は,JDIと比べると若干力強さ,のびが足りない感じは少なからずあるものの,その差は僅差で明らかに劣るような感じでは無い。値段が3/7であることを考えればむしろ上出来。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
機能的にはJDIが割と多機能なのに対してProD2は-15dBのPADスイッチとGND Liftスイッチのみ,出力もTHRUとバランスアウトだけ,とかなりシンプル。このコンパクトさで2chは運搬時,非常に有り難い。ちなみに入力から出力での減衰は約-20dBでJDIとほぼ一緒だった。
2012/11/03 :: mounted the muting cirtuit on D-150AII
1ヶ月前ぐらいに購入したAmcron (Crown) D-150A Series II,基本的には問題なし,快調なのだが,前回書かなかったけれども,電源投入時,OFF時,「バツ!」とか「ボツ!」とかそこそこ盛大な音がして,一瞬のことだしスルーしようかとも思ったのだが,たまに接続しているYamaha NS10M Stuidoに大ダメージを与えかねないような音の時もあるし,これは電源連動のミュート回路をつけないまずい,と考えるに至り取り付けてみました。

ネットで回路図を拾ってきて完全自作,は面倒だったので完成品もしくはキットで,と探して値段的にも回路的にも良さそうなイトウ電子部品・販売のこれ,NECのステレオパワーアンプ用保護回路IC,µPC1237-Aを使ったキットを購入。取り付けてみました。

製作には詳細な解説ページが用意されているのでかなりに容易に作ることが出来る。

D-150A IIの電源トランス2次側からのAC取り出しは写真のように,ダイオードブリッジの足に接続し(細めの白い線),センタータップ(Ground)はすぐ脇の電解コンデンサのマイナス側のポイントに接続(黒い線)。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
定数はほとんどキット通りなのだが,電源電圧がマックス±36Vなのに対してD-150A IIは45Vなので,リレーの電圧調整用抵抗R7を,470Ωから1KΩに変更。これでリレーには21.5Vの電圧がかかる。もう一つ電源投入後リレーがONになる時間はキットの通りだと約1秒なのだが,これをちょっと長くするためにC4の33µF/16Vを100µF/25Vに変更。これは計算通り,と云うよりも余っていた電解コンデンサで合いそうなのがこの値だったための選択。これで約電源投入後3〜4秒でリレーがONになるようになった。

そしてターミナル付近の接続はこんな感じ。結構雑だけど。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
仕様線材は,これまた余っていたオヤイデで購入した絶縁被膜ありの純銀単線0.8mmを使用。本来ならば,一定以上のDCがパワーアンプ出力を切断する保護回路を有効にするための配線も必要なのだが(パワーアンプ出力をパラにして検知用端子に接続),必要ないだろうと,ちゃんと調整もするし,ミュート機能だけを使うのでその配線は省略。

音の変化は,厳密に言えばあるはずだろうけれどもほとんど無視できるレベル,でしょう。これでノイズが消えて,ようやく普通になりました[:あせあせ:]
2012/11/03 :: mounted the muting cirtuit on D-150AII
1ヶ月前ぐらいに購入したAmcron (Crown) D-150A Series II,基本的には問題なし,快調なのだが,前回書かなかったけれども,電源投入時,OFF時,「バツ!」とか「ボツ!」とかそこそこ盛大な音がして,一瞬のことだしスルーしようかとも思ったのだが,たまに接続しているYamaha NS10M Stuidoに大ダメージを与えかねないような音の時もあるし,これは電源連動のミュート回路をつけないまずい,と考えるに至り取り付けてみました。

ネットで回路図を拾ってきて完全自作,は面倒だったので完成品もしくはキットで,と探して値段的にも回路的にも良さそうなイトウ電子部品・販売のこれ,NECのステレオパワーアンプ用保護回路IC,µPC1237-Aを使ったキットを購入。取り付けてみました。

製作には詳細な解説ページが用意されているのでかなりに容易に作ることが出来る。

D-150A IIの電源トランス2次側からのAC取り出しは写真のように,ダイオードブリッジの足に接続し(細めの白い線),センタータップ(Ground)はすぐ脇の電解コンデンサのマイナス側のポイントに接続(黒い線)。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
定数はほとんどキット通りなのだが,電源電圧がマックス±36Vなのに対してD-150A IIは45Vなので,リレーの電圧調整用抵抗R7を,470Ωから1KΩに変更。これでリレーには21.5Vの電圧がかかる。もう一つ電源投入後リレーがONになる時間はキットの通りだと約1秒なのだが,これをちょっと長くするためにC4の33µF/16Vを100µF/25Vに変更。これは計算通り,と云うよりも余っていた電解コンデンサで合いそうなのがこの値だったための選択。これで約電源投入後3〜4秒でリレーがONになるようになった。

そしてターミナル付近の接続はこんな感じ。結構雑だけど。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
仕様線材は,これまた余っていたオヤイデで購入した絶縁被膜ありの純銀単線0.8mmを使用。本来ならば,一定以上のDCがパワーアンプ出力を切断する保護回路を有効にするための配線も必要なのだが(パワーアンプ出力をパラにして検知用端子に接続),必要ないだろうと,ちゃんと調整もするし,ミュート機能だけを使うのでその配線は省略。

音の変化は,厳密に言えばあるはずだろうけれどもほとんど無視できるレベル,でしょう。これでノイズが消えて,ようやく普通になりました[:あせあせ:]
2012/10/13 :: API 8200A was broken, season II
先月,APIの8chラックマウントミキサーが壊れたとエントリに書きましたが,もう1台の8200Aも数日前に壊れてしまいました。しかも,作業も大詰めで余裕なんて2時間程度しか確保していないときに。

ミキシングの最中,その8200Aを経由している音が出なくなり,かわりに数十Hzぐらいの爆音が,と云ってもメーターが振り切れる割には聴感上あまりその大きさを感じない音が,「ボッ,ボッ,ボッ」と唸った後,数十秒後無音に。数秒後,何かが破裂したような音も。そして,例のケミカル・ブツが焼け焦げる臭い。

すぐさま,主電源を切って,臭いの元を辿ってみるとどうも,というかやっぱり8200Aからと判明。2台ある8200Aのうちどちらかを確認するため,一度電源を入れてMUTEスイッチのLED等が点灯するかをチェック。すると1台が,先日修理した方じゃない方が点灯せず。複数曲作業進行中だったため,回避策を講じるよりも,1時間以内に修理してしまえばトータルでは損失が少ないのでは,との判断で速攻修理。

天板を外して内部を見た感じでは,案の定オペアンプ,NE5532が焼け焦げていて,二つに割れ,ICソケットも形をとどめない程に溶けている状態だった。と,おそらく電源周りの電解コンデンサが少し膨張している。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
取り敢えず,ほぼ粉々になっているNE5532を取り除いて通電し,基板上の電圧を測ってみたらマイナス側は約15V来ているのに対して,プラス側は0Vどころか-10V辺りの値。これは全バラにして,二層構造になっているプリント基板の間にある電源のディカップリングコンデンサも取り外して調べる必要がある。ということで面倒臭いけど全バラし。8200Aのメイン基板には正負それぞれ2個の220µF/63Vの電解コンデンサ(おそらく松下製)が使われていたのだが,すべて取り外してデジタルマルチテスターで測ってみたところ,2個は200µF未満ながら全くダメになっているわけでは無さそう。この段階で再度通電して計測したが状況は同じ。再度メイン基板をよくよく細かく見てみたら,なんとダイオードが分裂している。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
配線を追ってみると,DC入力コネクタからの±16Vがまずこのダイオードを経由し機器内の正負電源ラインに供給されるようだ。そして壊れたのがプラス側のダイオード。故にテスターで測っても全然プラス電源が履かれなかったわけである。取り敢えず,手持ちのダイオードで使えそうなもの(元々がおそらく1N4003だったのを1N4007)を探し出して取付,ついでに容量が既定値よりだいぶ下がってしまっているコンデンサをNichcon Muse KZの220µF/25Vで置き換え。で,通電してみたら正常電圧が計測できた。念のため,音声を通してみたけどこれもいたって正常。ディスクリートオペアンプには影響は出なかった模様。

以上,修理と再調整で2時間強で作業完了。修理も2度目ならなかなか手際よくやれる[:あせあせ:]

立て続けに,と言っていい程の日数で故障,しかもいずれも電源の異常によると考えられるNE5532の破断。ということで専用電源ユニットも新品の予備のものに替えてみた。予備と言ってもPSUは8200Aには1台に一個同梱されていて,かつ8200Aは1台のPSUからシリーズ接続で複数台に電源を供給できるので,1台未使用のまましまっておいたもの。今のところ,と云っても交換して一両日しか経っていないけど問題は無さそう。そしてもう一方の怪しいPSU,テスターで測った限りでは問題は無さそうなのだが,例えば24時間,ログをとりつつ計測しないと分からないような異常があるのかもしれない。
2012/10/13 :: API 8200A was broken, season II
先月,APIの8chラックマウントミキサーが壊れたとエントリに書きましたが,もう1台の8200Aも数日前に壊れてしまいました。しかも,作業も大詰めで余裕なんて2時間程度しか確保していないときに。

ミキシングの最中,その8200Aを経由している音が出なくなり,かわりに数十Hzぐらいの爆音が,と云ってもメーターが振り切れる割には聴感上あまりその大きさを感じない音が,「ボッ,ボッ,ボッ」と唸った後,数十秒後無音に。数秒後,何かが破裂したような音も。そして,例のケミカル・ブツが焼け焦げる臭い。

すぐさま,主電源を切って,臭いの元を辿ってみるとどうも,というかやっぱり8200Aからと判明。2台ある8200Aのうちどちらかを確認するため,一度電源を入れてMUTEスイッチのLED等が点灯するかをチェック。すると1台が,先日修理した方じゃない方が点灯せず。複数曲作業進行中だったため,回避策を講じるよりも,1時間以内に修理してしまえばトータルでは損失が少ないのでは,との判断で速攻修理。

天板を外して内部を見た感じでは,案の定オペアンプ,NE5532が焼け焦げていて,二つに割れ,ICソケットも形をとどめない程に溶けている状態だった。と,おそらく電源周りの電解コンデンサが少し膨張している。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
取り敢えず,ほぼ粉々になっているNE5532を取り除いて通電し,基板上の電圧を測ってみたらマイナス側は約15V来ているのに対して,プラス側は0Vどころか-10V辺りの値。これは全バラにして,二層構造になっているプリント基板の間にある電源のディカップリングコンデンサも取り外して調べる必要がある。ということで面倒臭いけど全バラし。8200Aのメイン基板には正負それぞれ2個の220µF/63Vの電解コンデンサ(おそらく松下製)が使われていたのだが,すべて取り外してデジタルマルチテスターで測ってみたところ,2個は200µF未満ながら全くダメになっているわけでは無さそう。この段階で再度通電して計測したが状況は同じ。再度メイン基板をよくよく細かく見てみたら,なんとダイオードが分裂している。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
配線を追ってみると,DC入力コネクタからの±16Vがまずこのダイオードを経由し機器内の正負電源ラインに供給されるようだ。そして壊れたのがプラス側のダイオード。故にテスターで測っても全然プラス電源が履かれなかったわけである。取り敢えず,手持ちのダイオードで使えそうなもの(元々がおそらく1N4003だったのを1N4007)を探し出して取付,ついでに容量が既定値よりだいぶ下がってしまっているコンデンサをNichcon Muse KZの220µF/25Vで置き換え。で,通電してみたら正常電圧が計測できた。念のため,音声を通してみたけどこれもいたって正常。ディスクリートオペアンプには影響は出なかった模様。

以上,修理と再調整で2時間強で作業完了。修理も2度目ならなかなか手際よくやれる[:あせあせ:]

立て続けに,と言っていい程の日数で故障,しかもいずれも電源の異常によると考えられるNE5532の破断。ということで専用電源ユニットも新品の予備のものに替えてみた。予備と言ってもPSUは8200Aには1台に一個同梱されていて,かつ8200Aは1台のPSUからシリーズ接続で複数台に電源を供給できるので,1台未使用のまましまっておいたもの。今のところ,と云っても交換して一両日しか経っていないけど問題は無さそう。そしてもう一方の怪しいPSU,テスターで測った限りでは問題は無さそうなのだが,例えば24時間,ログをとりつつ計測しないと分からないような異常があるのかもしれない。
2012/10/01 :: Crane Song HEDD-192
8月頃にCrane SongのA/D,D/Aコンバータ,HEDD-192を購入していました。購入理由は,去年ぐらいに同社のモニターコントローラー,Avocetを始めて使ってその音の良さ,というか自分好みだにえらく感動し,以来Crane Songが気に入りすぎて,実は今年初めには同社のマイクプリアンプも買ってしまったし,新しいADCも欲しかったところに,財布事情もよろしき頃,丁度eBayにHEDD-192の中古が出ていたのでつい購入してしまった,と云うわけです。いつもの通り試用もせず「いきなり」の購入だったのですが,今回は音に対するフィロゾフィーが一致している,は言いすぎかもしれないけど,そう言える程重なっているように思えたので,外すことはまず無いだろうと。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
このHEDD-192,通常のADC,DACとして機能しますが,最大の特徴はDSP回路を内蔵し真空管,テープコンプレッションのアナログエミュレーションが行える,と云うことです。Crane SongはPro Tools用テープエミュレーション・プラグインPhoenixを出していて,HD及びHDX専用プラグインHeatの設計に関わっており,それらのいわばオリジンがHEDD-192に内蔵されている,と云うわけです。DSPはAD,DA,DtoD,Analog to Analogのいずれかにセレクターで選んで挿入するようになっている。ADC/DAC + αと機能もするし,デジアナ両フォーマットで使えるアウトボードとしても機能させることが出来る。自分の場合,現状主にミキシング時のSumming Mixerの最終出力のAnalog to Digitalに試用しているのだが,特にTape Emulationは麻薬的によく敢えてDSPを使わないようにしています。「!?」とお思いでしょうが,横着しすぎてしまいスキルダウンしかねないと云う不安がよぎるから[:あせあせ:] ですのでDSPをONにするのは,どうしてももう一息ムッチリさせたいとか,限られた場合にのみに使ってます。勿論,真空管エミュレーションは効果を最大にすると「らしく」歪んでくれるので,エフェクティブな使い方も可。

Non-DSPの音は国内代理店のStudio System Labの記述によると「AD/DCコンバータ部はきわめて高精度かつ色づけのないよう設計されています」とあり,さぞかしつまらない音なのでは,と思ってしまいそうですが,ナチュラルさ重視,無地のキャンバスに世界を構築する際の土台となるものと考えるならかなり頼りになるADC・DACと言えます。手持ちの類似機材,LavryBlue 4496,Benchmark ADC1,Waves MaxxBCLと比較してみたのですが中高域のスムーズさは,Jensenのトランスを採用しシルキーな聴かせ方をするMaxxBCLに近い印象。女性ヴォーカルの倍音のスムーズさは心地いいです。低音域はADC1程タイトで無いかわりに鳴りが良く,4496よりは明瞭な描写をする傾向で,歯切れがよく,その分元気があって押し出しがやや強い印象を受けた。十分なのびもあるけれども低音の整理にはHEDDが向いているような気も。

このクラスのこの手の機材において,使用しているADC,DACチップを見てその傾向を推し量る,なんてことは出来ませんが,参考までに記しておきますと,ADCにはCirrus Logic CS5381-KZZ,DACには同じくCS4398-CZZが使用されていた。Lynx Auroraと同じですね。ただAuroraほど繊細,裏を返せばやや細いか,と云う傾向とはまた違う印象。HEDDは緻密で精細なことを余裕で行っている印象で,神経質そうな感じはない。

そして中身にあわせて緑色のPULSEのラックも購入。

!!$photo2!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
2012/10/01 :: Crane Song HEDD-192
8月頃にCrane SongのA/D,D/Aコンバータ,HEDD-192を購入していました。購入理由は,去年ぐらいに同社のモニターコントローラー,Avocetを始めて使ってその音の良さ,というか自分好みだにえらく感動し,以来Crane Songが気に入りすぎて,実は今年初めには同社のマイクプリアンプも買ってしまったし,新しいADCも欲しかったところに,財布事情もよろしき頃,丁度eBayにHEDD-192の中古が出ていたのでつい購入してしまった,と云うわけです。いつもの通り試用もせず「いきなり」の購入だったのですが,今回は音に対するフィロゾフィーが一致している,は言いすぎかもしれないけど,そう言える程重なっているように思えたので,外すことはまず無いだろうと。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
このHEDD-192,通常のADC,DACとして機能しますが,最大の特徴はDSP回路を内蔵し真空管,テープコンプレッションのアナログエミュレーションが行える,と云うことです。Crane SongはPro Tools用テープエミュレーション・プラグインPhoenixを出していて,HD及びHDX専用プラグインHeatの設計に関わっており,それらのいわばオリジンがHEDD-192に内蔵されている,と云うわけです。DSPはAD,DA,DtoD,Analog to Analogのいずれかにセレクターで選んで挿入するようになっている。ADC/DAC + αと機能もするし,デジアナ両フォーマットで使えるアウトボードとしても機能させることが出来る。自分の場合,現状主にミキシング時のSumming Mixerの最終出力のAnalog to Digitalに試用しているのだが,特にTape Emulationは麻薬的によく敢えてDSPを使わないようにしています。「!?」とお思いでしょうが,横着しすぎてしまいスキルダウンしかねないと云う不安がよぎるから[:あせあせ:] ですのでDSPをONにするのは,どうしてももう一息ムッチリさせたいとか,限られた場合にのみに使ってます。勿論,真空管エミュレーションは効果を最大にすると「らしく」歪んでくれるので,エフェクティブな使い方も可。

Non-DSPの音は国内代理店のStudio System Labの記述によると「AD/DCコンバータ部はきわめて高精度かつ色づけのないよう設計されています」とあり,さぞかしつまらない音なのでは,と思ってしまいそうですが,ナチュラルさ重視,無地のキャンバスに世界を構築する際の土台となるものと考えるならかなり頼りになるADC・DACと言えます。手持ちの類似機材,LavryBlue 4496,Benchmark ADC1,Waves MaxxBCLと比較してみたのですが中高域のスムーズさは,Jensenのトランスを採用しシルキーな聴かせ方をするMaxxBCLに近い印象。女性ヴォーカルの倍音のスムーズさは心地いいです。低音域はADC1程タイトで無いかわりに鳴りが良く,4496よりは明瞭な描写をする傾向で,歯切れがよく,その分元気があって押し出しがやや強い印象を受けた。十分なのびもあるけれども低音の整理にはHEDDが向いているような気も。

このクラスのこの手の機材において,使用しているADC,DACチップを見てその傾向を推し量る,なんてことは出来ませんが,参考までに記しておきますと,ADCにはCirrus Logic CS5381-KZZ,DACには同じくCS4398-CZZが使用されていた。Lynx Auroraと同じですね。ただAuroraほど繊細,裏を返せばやや細いか,と云う傾向とはまた違う印象。HEDDは緻密で精細なことを余裕で行っている印象で,神経質そうな感じはない。

そして中身にあわせて緑色のPULSEのラックも購入。

!!$photo2!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
2012/09/28 :: Amcron D-150A Series II
Amcron (海外でCrownというブランド,日本国内では商標の関係でAmcron)のパワーアンプ,D-150A IIがとあるネットオークションで1円スタートという形で出品され,数日観察していたところ,終了日近くになってもさほど落札価格が上昇せず,試しに2万円上限で入札したら程なく落札,GETしてしまいました。日本国内だと,状態にもよりますが,最低でも5万円以上,eBay等では$300〜ぐらいで,結構お得感があるところで落札出来た。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
この上位機種,DC-300A IIは大型コンソールを導入しているレコーディング・スタジオでよく見かけることの出来る知られた存在のパワーアンプで,自分もそのひとりなのだが,それとYamaha NS10M Studioの組み合わせに慣れ親しんだ人も多数いるかと,そしてD-150A IIはその出力を半分(4Ω接続時150W+150W)にしたモデル。今回購入したものは,内部を見てみるとメタルCANパッケージのOpAmp,National Semiconductor LF357Hが使われていたので初期〜中期型と思われる。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
落札から品物の到着までの間,いろいろネットで調べてみたら,それなりに年代物であることから音声回路中の電解コンデンサはReCap(コンデンサを置換する行為)したほうがいいとか,OpAmpも交換した方がいいとか,そんな個人的に興味がある情報(あるいは性に関わる情報?)が脳内増幅してしまって,当然のことのように到着後,正常動作確認後そうそうに改造を施してしまった。

電解コンデンサは,音声回路中に使われているELNA製標準品の10µF/50Vのもの4個と,同容量の日本ケミコンのもの1個をすべてELNA Silmic II (オーディオ用小型高級品)にリプレイス。ネットでよく散見するのはニチコンのMUSE KZシリーズ辺りに交換しているのだが,過去の経験則からSilmicのほうが個人的好みに近くなる可能性が高いはず,との理由で選択。OpAmpはBurr-Brown (Texas Instruments)のOPA604に交換。本当は高級オペアンプ(?)OPA627BP(1個3,980円でペアで約8K円)も用意しそれにかえるつもりだったのだが,スピーカーアウトから盛大なノイズ,テスターで測ってみると十数ボルトのDCがでてる,が発生し手の施しようが無かったので,押さえのつもりで用意しておいたOPA604A(1個500円)を使用。627もFET入力なのに何故?

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
こちらのページを参考にしつつ各所テスターを使って調整。サービスマニュアルなどは米国CROWN社のこのページから入手可能。

音質の変化,ReCapによる差違は動作チェック程度の試聴で交換してしまったので比較できないのだが,OpAmp置換,OPA604にしたことで,個々の音がしっかり描写される傾向,粒立ちが向上し,やや賑やかすぎる感じが軽減された。歪みギターなどはより芯がある音になって存在感がある感じになった。あと,ついでに電源ケーブルをBelden 19364に交換しコネクタは5266BLに交換。

それ以前までに使っていたのがSANSUIのAU-α607XRという90年代中頃登場ののプリメインアンプ(仕様などはこちらのページで)で,比較してみるとサンスイの方は音楽観賞用アンプらしく中域をリッチにして分離の良さよりも全体の響を重視した感じなのに対してD-150A IIは分離の良さが際立つ,個々の音に芯があり,低音域も粒立ちもいいながら量感もある,よりモニタらしい傾向になった。長年スタジオで使われているだけのことはある。

何故今まで民生用アンプを使っていたかというと,重いから替えるのが面倒というのもあったけど,10M Studioではミックス時に小音量でバランス調整,音色微調整程度をするだけだったので,パワーアンプどうのこうのの優先順位がかなり低かったせい。今回期せずして安価で入手出来たためのリプレイスは,ちょっとしたハプニング。その代わり,言い訳がましいけど,音作りの大半を行うヘッドフォーン環境は,パーツ費だけで10万円は超えているだろうディスクリート自作HPAと,CardasのケーブルにリケーブルしているUltrasone Editon8を使っているので,投資的には通常ケースと全く逆になっているけどそれ相応なのでは,と思っている。普通数十万モニタ環境に投資するならGenelec辺りをまず揃えるけど[:あせあせ:]

と云ったわけで,やっぱり10M StudioとAmcronの組み合わせはいい,としみじみ感じております。と云ってもこの感覚は10M Studioと寝食を共に,と云っても過言では無いほど長年付き合ってきた,いかにもRecording Engineerのそれなのかもしれない。ので,ネットや雑誌の評判を鵜呑みにして最早中古でしか入手出来ないテンエムに手を出すと痛い目に合うかも,とは思う。別途,テンエムを良質のモニタとして鳴らすための経験とノウハウが必要になるから。しかしこれは残念ながら売っていない。代価を払ってそれを提供してくれる人はいるが。

と,後半,全然D-150A IIとは関係の無い話となりましたが,このアンプの改造・調整中,横着しすぎ,テンエム接続したままでやってしまったのでウーファーを片方ダメにしてしまいました。運良く近所に交換用パーツを扱っていて,かつ在庫有りのところがあったので事なきを得ましたが。もう販売開始以来20年は経とうかというのに(製造中止から約10年!?)パーツが入手可能なのは有り難いこと。ちなみにトゥイーター,ウーファーどちらも1個7千円前後程度で,取り寄せでOKならば入手困難なものでもない。
2012/09/28 :: Amcron D-150A Series II
Amcron (海外でCrownというブランド,日本国内では商標の関係でAmcron)のパワーアンプ,D-150A IIがとあるネットオークションで1円スタートという形で出品され,数日観察していたところ,終了日近くになってもさほど落札価格が上昇せず,試しに2万円上限で入札したら程なく落札,GETしてしまいました。日本国内だと,状態にもよりますが,最低でも5万円以上,eBay等では$300〜ぐらいで,結構お得感があるところで落札出来た。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
この上位機種,DC-300A IIは大型コンソールを導入しているレコーディング・スタジオでよく見かけることの出来る知られた存在のパワーアンプで,自分もそのひとりなのだが,それとYamaha NS10M Studioの組み合わせに慣れ親しんだ人も多数いるかと,そしてD-150A IIはその出力を半分(4Ω接続時150W+150W)にしたモデル。今回購入したものは,内部を見てみるとメタルCANパッケージのOpAmp,National Semiconductor LF357Hが使われていたので初期〜中期型と思われる。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
落札から品物の到着までの間,いろいろネットで調べてみたら,それなりに年代物であることから音声回路中の電解コンデンサはReCap(コンデンサを置換する行為)したほうがいいとか,OpAmpも交換した方がいいとか,そんな個人的に興味がある情報(あるいは性に関わる情報?)が脳内増幅してしまって,当然のことのように到着後,正常動作確認後そうそうに改造を施してしまった。

電解コンデンサは,音声回路中に使われているELNA製標準品の10µF/50Vのもの4個と,同容量の日本ケミコンのもの1個をすべてELNA Silmic II (オーディオ用小型高級品)にリプレイス。ネットでよく散見するのはニチコンのMUSE KZシリーズ辺りに交換しているのだが,過去の経験則からSilmicのほうが個人的好みに近くなる可能性が高いはず,との理由で選択。OpAmpはBurr-Brown (Texas Instruments)のOPA604に交換。本当は高級オペアンプ(?)OPA627BP(1個3,980円でペアで約8K円)も用意しそれにかえるつもりだったのだが,スピーカーアウトから盛大なノイズ,テスターで測ってみると十数ボルトのDCがでてる,が発生し手の施しようが無かったので,押さえのつもりで用意しておいたOPA604A(1個500円)を使用。627もFET入力なのに何故?

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
こちらのページを参考にしつつ各所テスターを使って調整。サービスマニュアルなどは米国CROWN社のこのページから入手可能。

音質の変化,ReCapによる差違は動作チェック程度の試聴で交換してしまったので比較できないのだが,OpAmp置換,OPA604にしたことで,個々の音がしっかり描写される傾向,粒立ちが向上し,やや賑やかすぎる感じが軽減された。歪みギターなどはより芯がある音になって存在感がある感じになった。あと,ついでに電源ケーブルをBelden 19364に交換しコネクタは5266BLに交換。

それ以前までに使っていたのがSANSUIのAU-α607XRという90年代中頃登場ののプリメインアンプ(仕様などはこちらのページで)で,比較してみるとサンスイの方は音楽観賞用アンプらしく中域をリッチにして分離の良さよりも全体の響を重視した感じなのに対してD-150A IIは分離の良さが際立つ,個々の音に芯があり,低音域も粒立ちもいいながら量感もある,よりモニタらしい傾向になった。長年スタジオで使われているだけのことはある。

何故今まで民生用アンプを使っていたかというと,重いから替えるのが面倒というのもあったけど,10M Studioではミックス時に小音量でバランス調整,音色微調整程度をするだけだったので,パワーアンプどうのこうのの優先順位がかなり低かったせい。今回期せずして安価で入手出来たためのリプレイスは,ちょっとしたハプニング。その代わり,言い訳がましいけど,音作りの大半を行うヘッドフォーン環境は,パーツ費だけで10万円は超えているだろうディスクリート自作HPAと,CardasのケーブルにリケーブルしているUltrasone Editon8を使っているので,投資的には通常ケースと全く逆になっているけどそれ相応なのでは,と思っている。普通数十万モニタ環境に投資するならGenelec辺りをまず揃えるけど[:あせあせ:]

と云ったわけで,やっぱり10M StudioとAmcronの組み合わせはいい,としみじみ感じております。と云ってもこの感覚は10M Studioと寝食を共に,と云っても過言では無いほど長年付き合ってきた,いかにもRecording Engineerのそれなのかもしれない。ので,ネットや雑誌の評判を鵜呑みにして最早中古でしか入手出来ないテンエムに手を出すと痛い目に合うかも,とは思う。別途,テンエムを良質のモニタとして鳴らすための経験とノウハウが必要になるから。しかしこれは残念ながら売っていない。代価を払ってそれを提供してくれる人はいるが。

と,後半,全然D-150A IIとは関係の無い話となりましたが,このアンプの改造・調整中,横着しすぎ,テンエム接続したままでやってしまったのでウーファーを片方ダメにしてしまいました。運良く近所に交換用パーツを扱っていて,かつ在庫有りのところがあったので事なきを得ましたが。もう販売開始以来20年は経とうかというのに(製造中止から約10年!?)パーツが入手可能なのは有り難いこと。ちなみにトゥイーター,ウーファーどちらも1個7千円前後程度で,取り寄せでOKならば入手困難なものでもない。
2012/09/28 :: Amcron D-150A Series II
Amcron (海外でCrownというブランド,日本国内では商標の関係でAmcron)のパワーアンプ,D-150A IIがとあるネットオークションで1円スタートという形で出品され,数日観察していたところ,終了日近くになってもさほど落札価格が上昇せず,試しに2万円上限で入札したら程なく落札,GETしてしまいました。日本国内だと,状態にもよりますが,最低でも5万円以上,eBay等では$300〜ぐらいで,結構お得感があるところで落札出来た。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
この上位機種,DC-300A IIは大型コンソールを導入しているレコーディング・スタジオでよく見かけることの出来る知られた存在のパワーアンプで,自分もそのひとりなのだが,それとYamaha NS10M Studioの組み合わせに慣れ親しんだ人も多数いるかと,そしてD-150A IIはその出力を半分(4Ω接続時150W+150W)にしたモデル。今回購入したものは,内部を見てみるとメタルCANパッケージのOpAmp,National Semiconductor LF357Hが使われていたので初期〜中期型と思われる。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
落札から品物の到着までの間,いろいろネットで調べてみたら,それなりに年代物であることから音声回路中の電解コンデンサはReCap(コンデンサを置換する行為)したほうがいいとか,OpAmpも交換した方がいいとか,そんな個人的に興味がある情報(あるいは性に関わる情報?)が脳内増幅してしまって,当然のことのように到着後,正常動作確認後そうそうに改造を施してしまった。

電解コンデンサは,音声回路中に使われているELNA製標準品の10µF/50Vのもの4個と,同容量の日本ケミコンのもの1個をすべてELNA Silmic II (オーディオ用小型高級品)にリプレイス。ネットでよく散見するのはニチコンのMUSE KZシリーズ辺りに交換しているのだが,過去の経験則からSilmicのほうが個人的好みに近くなる可能性が高いはず,との理由で選択。OpAmpはBurr-Brown (Texas Instruments)のOPA604に交換。本当は高級オペアンプ(?)OPA627BP(1個3,980円でペアで約8K円)も用意しそれにかえるつもりだったのだが,スピーカーアウトから盛大なノイズ,テスターで測ってみると十数ボルトのDCがでてる,が発生し手の施しようが無かったので,押さえのつもりで用意しておいたOPA604A(1個500円)を使用。627もFET入力なのに何故?

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
こちらのページを参考にしつつ各所テスターを使って調整。サービスマニュアルなどは米国CROWN社のこのページから入手可能。

音質の変化,ReCapによる差違は動作チェック程度の試聴で交換してしまったので比較できないのだが,OpAmp置換,OPA604にしたことで,個々の音がしっかり描写される傾向,粒立ちが向上し,やや賑やかすぎる感じが軽減された。歪みギターなどはより芯がある音になって存在感がある感じになった。あと,ついでに電源ケーブルをBelden 19364に交換しコネクタは5266BLに交換。

それ以前までに使っていたのがSANSUIのAU-α607XRという90年代中頃登場ののプリメインアンプ(仕様などはこちらのページで)で,比較してみるとサンスイの方は音楽観賞用アンプらしく中域をリッチにして分離の良さよりも全体の響を重視した感じなのに対してD-150A IIは分離の良さが際立つ,個々の音に芯があり,低音域も粒立ちもいいながら量感もある,よりモニタらしい傾向になった。長年スタジオで使われているだけのことはある。

何故今まで民生用アンプを使っていたかというと,重いから替えるのが面倒というのもあったけど,10M Studioではミックス時に小音量でバランス調整,音色微調整程度をするだけだったので,パワーアンプどうのこうのの優先順位がかなり低かったせい。今回期せずして安価で入手出来たためのリプレイスは,ちょっとしたハプニング。その代わり,言い訳がましいけど,音作りの大半を行うヘッドフォーン環境は,パーツ費だけで10万円は超えているだろうディスクリート自作HPAと,CardasのケーブルにリケーブルしているUltrasone Editon8を使っているので,投資的には通常ケースと全く逆になっているけどそれ相応なのでは,と思っている。普通数十万モニタ環境に投資するならGenelec辺りをまず揃えるけど[:あせあせ:]

と云ったわけで,やっぱり10M StudioとAmcronの組み合わせはいい,としみじみ感じております。と云ってもこの感覚は10M Studioと寝食を共に,と云っても過言では無いほど長年付き合ってきた,いかにもRecording Engineerのそれなのかもしれない。ので,ネットや雑誌の評判を鵜呑みにして最早中古でしか入手出来ないテンエムに手を出すと痛い目に合うかも,とは思う。別途,テンエムを良質のモニタとして鳴らすための経験とノウハウが必要になるから。しかしこれは残念ながら売っていない。代価を払ってそれを提供してくれる人はいるが。

と,後半,全然D-150A IIとは関係の無い話となりましたが,このアンプの改造・調整中,横着しすぎ,テンエム接続したままでやってしまったのでウーファーを片方ダメにしてしまいました。運良く近所に交換用パーツを扱っていて,かつ在庫有りのところがあったので事なきを得ましたが。もう販売開始以来20年は経とうかというのに(製造中止から約10年!?)パーツが入手可能なのは有り難いこと。ちなみにトゥイーター,ウーファーどちらも1個7千円前後程度で,取り寄せでOKならば入手困難なものでもない。
2012/09/27 :: API 8200A was broken
数日ぶりにMixing用の機材群の電源を入れたら音が出ない状態に陥っていた。いつも配線などは同じにしているので,いずれかの機材に不都合が起こった模様。

配線を替えながら故障箇所を探してみたら,どうもSumming Mixの最終段に使っているAPIの8200Aから音が出ていないことが分かった。Pro Toolsのアナログアウトを30chバラ出しして8ch分はもう1台の8200Aで受け,もう16chはSPLのMixDream XPで受け,先の8200AのStereo OutをMixDream XPのExpansion Inに入れ,そのMixDream XPのStereo Outは他のOutboard経由後,Pro Toolsのアウト残り6chとともに最終Summingの8200Aに入れ,そのアウトはADCでデジタル変換し再びPro Toolsへ,と云うようにしているので,この8200Aが故障すると全く音が出ないこととなってしまう。

まず最初,電源の不良とか考えパワーサプライユニットの出力電圧を測ってみたが正常。電源コネクタの接触不良とか考え,抜き差しなどをやっていたら程なくして煙が立ち上るとともに,ケミカル物の焦げている臭いが鼻腔に突き刺さる。

素早く電源を落とし,煙の出た8200Aを開腹。予想としては電解コンデンサあたりが破裂したのかと考えていたのだが,目視ではそれらしい箇所が見受けられなかった。そこで故障箇所を確認するために再度電源を投入してみた。すると,8200Aはプリント基板が2段構成になっているのだが,その2層構造の間から煙がもくもく。となると故障箇所に到達するためには上段の基板を取り外す必要がある。その基板はPAN,SEND1-2のポテンショメータが直づけされており,基板を外すためには全部のボリュームノブを外して(総数4*8の32個),ボリューム固定のプレートを外す,と結構手間がかかるのでできればやりたくはなかったのだが,この期に及んでそんなことも言っていられない。ちなみにボリュームノブを外すには六角レンチが必要となるのだが,そのサイズはインチ規格の0.05インチ(1/20)で日本国内では特殊な部類のサイズなので注意が必要。

そして,ようやく故障箇所を確認。こんなことになっていた。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
こんな見事に焼けて昇天しているOpAmpを見るのは初めてかもしれない,と言うほどに逝っている[:雫:] しかも割れてるし。OpAmpはTexas InstrumentsのNE5532。音響機器では定番的DualのOpAmp。NE5532は経験則からそれほどタフなOpAmpではない(割とデリケート)という認識だったけど,なにもこんな唐突に,という感じ。基板のパターンを追ってみるとSoloバスのSummingと出力Bufferの機能を担っているようで,DAW用Summing Mixerとしてはその機能を使わないから取り外したままでも実用上問題ないけれども,一応,今後のためにICソケットをかまして手持ちにあった(いわば当然のごとく)NE5532で置換。逝ってしまったのはLeftチャンネル分だけだったのだが,念のためにもう一方のほうも同様な処置を施しておいた。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
と言ったところで修理完了。オール・アナログだと手の施しようがそれなりにあるので割と楽かも。ついでに2510周辺で使われている無極性電解コンデンサの写真。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
この事件に際し,いろいろネットで調べ回っていたら,なんと,APIのSiteや国内代理店のサイトを見てると8200Aがリストから外れている(製品ページも削除されている)ことに今更気がついた。既にディスコンと云うことか?2代目を購入した頃,2010年春頃はまだ掲載されていたと思うんだけど。
2012/09/27 :: API 8200A was broken
数日ぶりにMixing用の機材群の電源を入れたら音が出ない状態に陥っていた。いつも配線などは同じにしているので,いずれかの機材に不都合が起こった模様。

配線を替えながら故障箇所を探してみたら,どうもSumming Mixの最終段に使っているAPIの8200Aから音が出ていないことが分かった。Pro Toolsのアナログアウトを30chバラ出しして8ch分はもう1台の8200Aで受け,もう16chはSPLのMixDream XPで受け,先の8200AのStereo OutをMixDream XPのExpansion Inに入れ,そのMixDream XPのStereo Outは他のOutboard経由後,Pro Toolsのアウト残り6chとともに最終Summingの8200Aに入れ,そのアウトはADCでデジタル変換し再びPro Toolsへ,と云うようにしているので,この8200Aが故障すると全く音が出ないこととなってしまう。

まず最初,電源の不良とか考えパワーサプライユニットの出力電圧を測ってみたが正常。電源コネクタの接触不良とか考え,抜き差しなどをやっていたら程なくして煙が立ち上るとともに,ケミカル物の焦げている臭いが鼻腔に突き刺さる。

素早く電源を落とし,煙の出た8200Aを開腹。予想としては電解コンデンサあたりが破裂したのかと考えていたのだが,目視ではそれらしい箇所が見受けられなかった。そこで故障箇所を確認するために再度電源を投入してみた。すると,8200Aはプリント基板が2段構成になっているのだが,その2層構造の間から煙がもくもく。となると故障箇所に到達するためには上段の基板を取り外す必要がある。その基板はPAN,SEND1-2のポテンショメータが直づけされており,基板を外すためには全部のボリュームノブを外して(総数4*8の32個),ボリューム固定のプレートを外す,と結構手間がかかるのでできればやりたくはなかったのだが,この期に及んでそんなことも言っていられない。ちなみにボリュームノブを外すには六角レンチが必要となるのだが,そのサイズはインチ規格の0.05インチ(1/20)で日本国内では特殊な部類のサイズなので注意が必要。

そして,ようやく故障箇所を確認。こんなことになっていた。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
こんな見事に焼けて昇天しているOpAmpを見るのは初めてかもしれない,と言うほどに逝っている[:雫:] しかも割れてるし。OpAmpはTexas InstrumentsのNE5532。音響機器では定番的DualのOpAmp。NE5532は経験則からそれほどタフなOpAmpではない(割とデリケート)という認識だったけど,なにもこんな唐突に,という感じ。基板のパターンを追ってみるとSoloバスのSummingと出力Bufferの機能を担っているようで,DAW用Summing Mixerとしてはその機能を使わないから取り外したままでも実用上問題ないけれども,一応,今後のためにICソケットをかまして手持ちにあった(いわば当然のごとく)NE5532で置換。逝ってしまったのはLeftチャンネル分だけだったのだが,念のためにもう一方のほうも同様な処置を施しておいた。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
と言ったところで修理完了。オール・アナログだと手の施しようがそれなりにあるので割と楽かも。ついでに2510周辺で使われている無極性電解コンデンサの写真。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
この事件に際し,いろいろネットで調べ回っていたら,なんと,APIのSiteや国内代理店のサイトを見てると8200Aがリストから外れている(製品ページも削除されている)ことに今更気がついた。既にディスコンと云うことか?2代目を購入した頃,2010年春頃はまだ掲載されていたと思うんだけど。
2012/09/27 :: API 8200A was broken
数日ぶりにMixing用の機材群の電源を入れたら音が出ない状態に陥っていた。いつも配線などは同じにしているので,いずれかの機材に不都合が起こった模様。

配線を替えながら故障箇所を探してみたら,どうもSumming Mixの最終段に使っているAPIの8200Aから音が出ていないことが分かった。Pro Toolsのアナログアウトを30chバラ出しして8ch分はもう1台の8200Aで受け,もう16chはSPLのMixDream XPで受け,先の8200AのStereo OutをMixDream XPのExpansion Inに入れ,そのMixDream XPのStereo Outは他のOutboard経由後,Pro Toolsのアウト残り6chとともに最終Summingの8200Aに入れ,そのアウトはADCでデジタル変換し再びPro Toolsへ,と云うようにしているので,この8200Aが故障すると全く音が出ないこととなってしまう。

まず最初,電源の不良とか考えパワーサプライユニットの出力電圧を測ってみたが正常。電源コネクタの接触不良とか考え,抜き差しなどをやっていたら程なくして煙が立ち上るとともに,ケミカル物の焦げている臭いが鼻腔に突き刺さる。

素早く電源を落とし,煙の出た8200Aを開腹。予想としては電解コンデンサあたりが破裂したのかと考えていたのだが,目視ではそれらしい箇所が見受けられなかった。そこで故障箇所を確認するために再度電源を投入してみた。すると,8200Aはプリント基板が2段構成になっているのだが,その2層構造の間から煙がもくもく。となると故障箇所に到達するためには上段の基板を取り外す必要がある。その基板はPAN,SEND1-2のポテンショメータが直づけされており,基板を外すためには全部のボリュームノブを外して(総数4*8の32個),ボリューム固定のプレートを外す,と結構手間がかかるのでできればやりたくはなかったのだが,この期に及んでそんなことも言っていられない。ちなみにボリュームノブを外すには六角レンチが必要となるのだが,そのサイズはインチ規格の0.05インチ(1/20)で日本国内では特殊な部類のサイズなので注意が必要。

そして,ようやく故障箇所を確認。こんなことになっていた。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
こんな見事に焼けて昇天しているOpAmpを見るのは初めてかもしれない,と言うほどに逝っている[:雫:] しかも割れてるし。OpAmpはTexas InstrumentsのNE5532。音響機器では定番的DualのOpAmp。NE5532は経験則からそれほどタフなOpAmpではない(割とデリケート)という認識だったけど,なにもこんな唐突に,という感じ。基板のパターンを追ってみるとSoloバスのSummingと出力Bufferの機能を担っているようで,DAW用Summing Mixerとしてはその機能を使わないから取り外したままでも実用上問題ないけれども,一応,今後のためにICソケットをかまして手持ちにあった(いわば当然のごとく)NE5532で置換。逝ってしまったのはLeftチャンネル分だけだったのだが,念のためにもう一方のほうも同様な処置を施しておいた。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
と言ったところで修理完了。オール・アナログだと手の施しようがそれなりにあるので割と楽かも。ついでに2510周辺で使われている無極性電解コンデンサの写真。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
この事件に際し,いろいろネットで調べ回っていたら,なんと,APIのSiteや国内代理店のサイトを見てると8200Aがリストから外れている(製品ページも削除されている)ことに今更気がついた。既にディスコンと云うことか?2代目を購入した頃,2010年春頃はまだ掲載されていたと思うんだけど。
2012/09/10 :: HPF to 1176AE
久し振りに,オーディオ,というかレコーディング機器関連のディープなお話。3月にアップしたあるコンデンサに関するエントリのその後,です。

Daytonのフィルムコンデンサを組み込んだ機器はUniversal Audio 1176AE。電解コンデンサはすべて交換しているし(Elna Silmic IIとJensenに交換),インプットトランスはヴィンテージのオリジナルUTC O-12に交換してるし,もう1176AEオリジナルの音がどんなだったか思い出せない程改造してしまっているのに,さらなる改造を施してしまった。

改造内容は50Hz以下の低音をカットするハイパスフィルターの搭載。今年の初め頃にハイパスフィルター(ローカットフィルター,HPF)を搭載していないマイク・プリアンプを使い始めたので,その関係上。若干時間は前後してしまうのだが,ShureのA15HPというインラインのHPFも試してみたのだが,スタジオ・レコーディングには質の面で今ひとつという印象を受けたので,やっぱり1176AEにHPFを内蔵してしまおうと相成った。

レコーディングにおいて,特にVocal Recording,HPFは必ずしも必要では無いのですが,録音後EQプラグインでカットすればいい話でもあるし。ただ,編集のしやすさ,効率化をはかるなら,録る段階で数十Hzオーダーの周波数はある程度オミットしておいた方が都合がいいからです。例えば空調関係,或いは何らかの振動で20Hzぐらいの音が絶えずある程度の大きさで収録音に混入しいたとします。この時波形のゼロクロスポイント(交流振幅の中心となるぽいんと)は25msecに一回現れ,波形の1周期は50msecとなる。音同士を波形レベルでつなげる場合,ゼロクロスポイント同士で接続すると最もスムーズに出来,20Hzの信号が混入している場合25msec毎,波形の振幅を考えれば50msec毎に接続するポイントがあることになり,接続する音の一方を最大で25ms移動させる必要が出てきてしまう。25/1000秒,1/40秒,たいしたこと無い時間にも思われるが,BPM120の場合,一拍960 ticksのとき48 ticksになってしまう。もうちょっとで64分音符程度の時間。波形を繋ぐためにこれだけの時間を移動させてしまっては,楽曲中におけるタイミングは結構印象の違うものとなってしまう。では,どうすれば,と云っても話は簡単で,殆ど音に影響を与えない数十Hzレンジの低音域を,録音の段階で,ADCに入力する手前でカットしてしまえばいい。それでHPF,というわけ。

1176AEへの組み込みはXLRコネクタの直後にフィルムコンデンサを挿入する形で実現してみた。その後に続くINPUTアッテネータとの組み合わせでHPFが形成される。ただし,INPUTアッテネータのポジジョンによっては若干カットオフ周波数がずれてしまうのだが,それはアッテネータの両端辺りなので実用上問題無いだろうと判断。そして,HPFを必要としない場合はターミナルの方から入力しコンデンサを介さないようにする。音の方は,選び抜いた甲斐あってか(?),殆ど変化無く低音域だけをカットすることができた。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
フィルムコンデンサはむき出しのままではなく銅板でシールドしてます。このアイデアはたまたま見かけた『YAMAHA NS-10M フルチューン』というページにインスパイアされたのと,前出「今年の初め頃に導入した」Mic Preampの入力段において使われていた大きめのフィルムコンデンサに似たような処置が施されていて,そのまね。0.5mm厚の銅板をコンデンサに巻き付け,ハンデで封をし,純銀線をハンダ付け,それをケースに接続しグラウンドに落としてます。

殆ど「空中配線だし,念のためのノイズ対策」つもりだったのだが,その銅板によるシールド前と後をそれぞれ録音して比較してみたら意外と違いが出た。シールド後の方がやや落ち着いた,しっとりとした感じになる。この文章を書きつつ,シールドしたことによってグランドとの静電容量を持ってしまったから!?と思ったのだが,ハイ落ちしているわけでも無く,結果オーライと云うことで[:あせあせ:]

と云うわけで,Dayton MPF 10µF (±5%)をバランス信号のHOT,COLD両方に挿入した周波数特性はこのような感じ。

!!$photo2!!

赤いラインは元々の特性。減衰カーブは割と緩やかでAvalon DesignのM5のHPFと似たような特性になっている。この程度でも,完全カットとは行かないけれども,上記目的には効果有り。

お勧めな改造,と云うわけでは無いですが,ノイズ対策を工夫すれば外付けでも行けそうなので1176系を使っていて録音段階でローカットしたい場合,一考の価値がある処方,かも!?
2012/09/10 :: HPF to 1176AE
久し振りに,オーディオ,というかレコーディング機器関連のディープなお話。3月にアップしたあるコンデンサに関するエントリのその後,です。

Daytonのフィルムコンデンサを組み込んだ機器はUniversal Audio 1176AE。電解コンデンサはすべて交換しているし(Elna Silmic IIとJensenに交換),インプットトランスはヴィンテージのオリジナルUTC O-12に交換してるし,もう1176AEオリジナルの音がどんなだったか思い出せない程改造してしまっているのに,さらなる改造を施してしまった。

改造内容は50Hz以下の低音をカットするハイパスフィルターの搭載。今年の初め頃にハイパスフィルター(ローカットフィルター,HPF)を搭載していないマイク・プリアンプを使い始めたので,その関係上。若干時間は前後してしまうのだが,ShureのA15HPというインラインのHPFも試してみたのだが,スタジオ・レコーディングには質の面で今ひとつという印象を受けたので,やっぱり1176AEにHPFを内蔵してしまおうと相成った。

レコーディングにおいて,特にVocal Recording,HPFは必ずしも必要では無いのですが,録音後EQプラグインでカットすればいい話でもあるし。ただ,編集のしやすさ,効率化をはかるなら,録る段階で数十Hzオーダーの周波数はある程度オミットしておいた方が都合がいいからです。例えば空調関係,或いは何らかの振動で20Hzぐらいの音が絶えずある程度の大きさで収録音に混入しいたとします。この時波形のゼロクロスポイント(交流振幅の中心となるぽいんと)は25msecに一回現れ,波形の1周期は50msecとなる。音同士を波形レベルでつなげる場合,ゼロクロスポイント同士で接続すると最もスムーズに出来,20Hzの信号が混入している場合25msec毎,波形の振幅を考えれば50msec毎に接続するポイントがあることになり,接続する音の一方を最大で25ms移動させる必要が出てきてしまう。25/1000秒,1/40秒,たいしたこと無い時間にも思われるが,BPM120の場合,一拍960 ticksのとき48 ticksになってしまう。もうちょっとで64分音符程度の時間。波形を繋ぐためにこれだけの時間を移動させてしまっては,楽曲中におけるタイミングは結構印象の違うものとなってしまう。では,どうすれば,と云っても話は簡単で,殆ど音に影響を与えない数十Hzレンジの低音域を,録音の段階で,ADCに入力する手前でカットしてしまえばいい。それでHPF,というわけ。

1176AEへの組み込みはXLRコネクタの直後にフィルムコンデンサを挿入する形で実現してみた。その後に続くINPUTアッテネータとの組み合わせでHPFが形成される。ただし,INPUTアッテネータのポジジョンによっては若干カットオフ周波数がずれてしまうのだが,それはアッテネータの両端辺りなので実用上問題無いだろうと判断。そして,HPFを必要としない場合はターミナルの方から入力しコンデンサを介さないようにする。音の方は,選び抜いた甲斐あってか(?),殆ど変化無く低音域だけをカットすることができた。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
フィルムコンデンサはむき出しのままではなく銅板でシールドしてます。このアイデアはたまたま見かけた『YAMAHA NS-10M フルチューン』というページにインスパイアされたのと,前出「今年の初め頃に導入した」Mic Preampの入力段において使われていた大きめのフィルムコンデンサに似たような処置が施されていて,そのまね。0.5mm厚の銅板をコンデンサに巻き付け,ハンデで封をし,純銀線をハンダ付け,それをケースに接続しグラウンドに落としてます。

殆ど「空中配線だし,念のためのノイズ対策」つもりだったのだが,その銅板によるシールド前と後をそれぞれ録音して比較してみたら意外と違いが出た。シールド後の方がやや落ち着いた,しっとりとした感じになる。この文章を書きつつ,シールドしたことによってグランドとの静電容量を持ってしまったから!?と思ったのだが,ハイ落ちしているわけでも無く,結果オーライと云うことで[:あせあせ:]

と云うわけで,Dayton MPF 10µF (±5%)をバランス信号のHOT,COLD両方に挿入した周波数特性はこのような感じ。

!!$photo2!!

赤いラインは元々の特性。減衰カーブは割と緩やかでAvalon DesignのM5のHPFと似たような特性になっている。この程度でも,完全カットとは行かないけれども,上記目的には効果有り。

お勧めな改造,と云うわけでは無いですが,ノイズ対策を工夫すれば外付けでも行けそうなので1176系を使っていて録音段階でローカットしたい場合,一考の価値がある処方,かも!?
2012/09/09 :: SETTEN Pro
クリプトンの,と言っても音楽関係で有名なアレを出してる在札幌の会社とは別物、SETTEN Pro (CI-G100)を買ってみた。簡単に言ってしまうと「接点改質剤」という類いのもので,接点に塗ると音質向上したり,言ってみれば魔法の液体,的な[:あせあせ:]

その昔,旧下位グレードのSETTEN No.1を買って,2年前にその上位バージョン旧STTEN Proを。そして,そのProをとうとう使い切ってしまったので新しいSETTEN Pro,という流れ。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
AV Watch記事によると去年,従来の5mlタイプのものに加えて2mlの,今回購入したものが出たとのこと。ただ,ヨドバシカメラの西新宿本店には2mlのものしかなかった。また,クリプトンのオンラインショップには2mlの2種も無くなっている。これはどういうことだろう,そのうち市場からもフェードアウト!?

上記記事では少量化になって低価格化したと書いてあるのだが,SETTEN No.1 5mlをヨドバシで買ったときは3528円。その後SETTEN Pro 5mlの時は6720円。今回SETTEN Pro 2mlが5050円。内容量が半分以下になっているのに値段は3/4程度になっただけ。実質の値上げ!?

効果の程はと言うと,いい具合に来たと感じるケースもあるけれども,「?」と感じるケースも多々。「信ずるものは救われる」レベル!?と言われれば強く反論できないレベル,かも。ただギターを扱う楽器店でも扱われていることもあるので,汎用接点復活材でガリ対処するよりもこのSETTENシリーズを使った方がより安心,といえるかもしれない。もちろん塗布前には接点洗浄剤か無水アルコールでの洗浄が必須。
2012/06/14 :: Stereo to Mono Combiner
前回のJensenのトランス,JT-123-SLCFを使って作ったものはJensenの応用回路集で紹介されている「AS081 Stereo to Mono Combiner for Balanced Systems」。以前,LundahlのLL1524を使用したものを作ったことがあるのだが,今回はJensen版を,前出回路図では推奨トランスとなっているものを使って作ってみた。

Stereo to Mono Combiner for Balanced Systemsの回路図ではJT-112-L (LCF)をデフォルトで指定しているのだが,最大入出力レベルを高めにしたかったのでJT-123-SLCFを選択してみた。JT-112-LCFが+21dBu,JT-123-SLCFが+24dBuで3dBの違いしか無いけれども,18dBfs設定の機器をメインに使っているので(18+4dBm=22dBm)+24dBuにしておいた方がより安全だろうとの判断。

当初はちゃんとアルミケースを買ってきて,と思っていたのだが録音用に使っているADCと一緒に使うことが多い,他の組み合わせではほぼ使わないだろう,ということでLavryBlue 4496に組み込んでみた。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
モジュールタイプのLavryBlue4496にADCとDACだけを入れて使っていたので残りのスペースに入れてみた。またLavryBlueはあらかじめ1モジュールごとに3個分のXRLレセプタクル取り付け穴がついているのでStereo to mono Cobinerにはちょうど良い。というかケース加工が面倒だったので「そういえばLavryBlueは最初から3個穴がある」と思いついて実行しただけとも言える[:あせあせ:] それにしてもアルミパンチ板の買い置きがあるといろんなことに使えて便利!?

音質云々に関して,Lundahlとさほど違いは無いだろう,単に趣味で作ってみた,と言い訳するのが関の山,ぐらいの結果を予想していたのだが意外と相違があった。端的に言ってしまうとUSA対EUといったような。Jensenのほうは明るめで中低域の楽器の押しが強い印象。それに対してLundahlはやや落ち着いたしっとりとした感じ,バランス重視,いかにもヨーロッパ的な方向性。このCombiner,楽器録音時に使うことがほとんどだと予想しているので今回Jensen版を作ってよかった,と思えるものになった。ちなみに同じような機能のものをMarinair T1501というヴィンテージ・トランス(Old Neveなどに使われている,といわれている)で作ったものもあるのだが,改めて音比較を前記のものと比べてみるとやはり結構癖がある,女性ヴォーカルで言うなら倍音のどこかをつまみ上げてその上をそいだような傾向,おそらくDrumはBassなどの音にEffectiveに使うには良いけれども……という感じ。
2012/06/11 :: Jensen JT-123-SLCF
ちょっと思い立つことがあったのでJensenのアウトプット・トランス,JT-123-SLCFを購入してみました。インピーダンスレシオが600:600で最大入力+24dBuのもの。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
最初,まっとうに国内代理店から,と思ったのだが在庫が無く取り寄せとなり,2〜3週間かかると。それほど急ぎでは無いけれども10日間以内には入手したかったので,Jensenに直接,即日発送できるなら注文したいとの条件で見積もりを依頼したら「可能」ということでそのまま注文。Jensenはウェブのフォームから入力して,なんてしゃれた注文方法では無く電話かFAXでのみの受付だったのでFAXでの見積もり依頼。その後メール添付でInvoiceのPDFが送られてきたのでPayPalで支払いを済まし手続き完了,と言う具合だった。生憎週末の注文だったので土日のタイムロスはあったものの6月1日にFAXして6月4日発送,今週末到着でどうにか予定通りに事が運んだ。

値段はメーカーから直接購入しているから当然安く,$54.97×2に送料(USPS Priority Mail Flat-Rate Int'l)$16.95で約10K円程度でした。国内代理店経由だと二つで19K円ぐらいになるのでかなりお得。

これを使って何を作るかはまた後ほど。以前製作したもののバージョン違い,と言ったところです。材料費2万円だとちょっと大袈裟だが1万円程度なら「無くは無い」いたって地味なものです[:あせあせ:]
2012/05/27 :: Radial JDI Duplex Stereo Direct Box
絶対必要というわけでは無かったのですが,あればあったで何かと重宝するかも,とステレオタイプのパッシブ・ダイレクト・ボックス(略してDI),Radial Engineering社のJDI Duplex Stereo Direct Box(日本語)を買ってみました。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
ダイレクト・ボックスというのは高インピーダンスの楽器出力,アンバランスの民生機器の音声出力などをローインピーダンス,バランス出力に変換し高ゲインのコンソールのバランス・マイク入力等に入力できる信号にする機器。DIには大別すると一切電源を必要としない,トランスを使用したパッシブタイプと,入力インピーダンスをMΩ程度まで高くした電源を必要とする入力アンプを使ったアクティブタイプとがあり,今回購入したのは前者のパッシブタイプ。パッシブタイプはトランスを使用している関係上,入力インピーダンスは百数十KΩ程度まででしかなく,パッシブサーキットのギター等を直接接続するのには不向き。しかしながら実際のところ,レコーディングの現場ではコンパクトエフェクター経由の音をもらうことが多く,さらに言えば,昨今はコンソールレスでマイクプリアンプで受けるケースが多く,そのマイクプリアンプもハイインピーダンス,アンバランスを直接入力できるものも多くDIの出番はかなり少ない。唯一出番があるとしたら信号をマイク・プリアンプに送りつつ分岐して他のコンパクトエフェクター,あるいはアンプに送るときぐらい。そんないかにも元が取れなさそうなものながら今回(あえて)購入してみた,というわけです。しかもステレオ。今後iPodやPCの音を撮る機会もそれなりにありそうな気がしたのと,今年に入ってアンバランス入力未装備のマイクプリアンプを購入したのでそれ用,というのもあります。

Radial JDI Duplexを選択した理由はステレオで,かつJensenのトランスを使っているところ。Jensen使用のステレオDIは他にWhirlwind Music Distributors, Inc.のDIRECT2-JTやSwitchfraftのSC702 Stereo A/V Direct Boxがあるのだが入力の豊富さからJDI Duplexを選んでみた。購入は,案の定国内流通のものは割高5万円以上するので(定価は7万円)eBayで購入。約$350で約28K円だった。国内でもAmazonで扱っているものに約33K円 [:A型:] と,海外との価格差が少ないものがある模様。「正規輸入品」の意味するところが意味一つ謎ですが,水没させるぐらいしか故障原因が思いつかないほど単純構造が故の堅牢さがあるので,保証云々に関してそれほど心配することもないと思われる。ちなみにJensen使用ステレオDI,他2機種もパーツ代ぐらいの価格差が無く,最も安いDIRECT2-JTでも約$50の差しか無い。こちらは国内でも3万円以下と良心価格なのでコストパフォーマンス重視ならDIRECT2-JTがいいかも。それでもたかだかパッシブDIにしては,の値段だけれども,使われているJensenトランスが1個国内で買うと12K円するので,3万円でもだいぶお得,とDIYマニアはつい思ってしまう。

そして肝心のJDI Duplex,普通にモノラル2台分の大きさ(幅16cm奥12.7cm)と重量(1.32Kg)なのでDIとしては結構大きく重い。音質のほうはJensenのトランスを使ってるだけあって想像通りの好印象。「原音忠実」と書かれているけれども非経由の音と比べてみるとやや低音域が膨らむ,というかリッチになる印象。その分不鮮明になるようなことも見受けられない。高音域はいわゆる「シルキー」な感じになるので,デジタルソースのとがっていてタイトなものにアナログなテイストを加える,と言った使い方も十分にアリとの印象。アナログ・テイストと言ってもこもる感じは無いのでiPodやPCからのオケだしにうってつけ,かも。本当はアクティブDIの定番BSS AR-133あたりと比較してみたかったのだが手持ちに無いのでできなかった。機会があれば追々比較してみたいとは思っている。

DIには珍しくバランス,XLR入力を装備しているのもJDI Duplexならではの特徴。ちなみにモノラルバージョンのJDIにはXLR入力がないのでDuplexならではの機能。ただしXLR入力にはあらかじめ-20dBのアッテーネート回路が挿入され,さらにトランスの巻線比の関係で約-21dB減衰,実測では約-39dB減衰するので,単純に業務用レベル+4dBmを民生機レベルに下げる,とは考えない方がいいかもしれない。

Merge機能はInputとThruを抵抗だけで構成するパッシブ・ミキサーとする機能。回路的に考えればステレオをモノに簡易的に,と言ったような用途向け。RCAコネクタとフォーンジャックは単純並列となっているのでMerge機能を使いつつRCAで入力した信号をフォーンにThru,と言う使い方もできなくは無い。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
まだ本格的に全然使っていないのだけれども,Jensenらしさがちゃんとあり,その質感に価値を見いだせるのならアリな製品,かと。ただ,DIなんて脚光を浴びるなんてことまず無いマイナー機材だから,一般的おすすめかと言えばそれはかなり微妙[:あせあせ:] それでもTony Levinも使っているらしいからBassには結構いいかもしれない。
2012/05/27 :: Radial JDI Duplex Stereo Direct Box
絶対必要というわけでは無かったのですが,あればあったで何かと重宝するかも,とステレオタイプのパッシブ・ダイレクト・ボックス(略してDI),Radial Engineering社のJDI Duplex Stereo Direct Box(日本語)を買ってみました。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
ダイレクト・ボックスというのは高インピーダンスの楽器出力,アンバランスの民生機器の音声出力などをローインピーダンス,バランス出力に変換し高ゲインのコンソールのバランス・マイク入力等に入力できる信号にする機器。DIには大別すると一切電源を必要としない,トランスを使用したパッシブタイプと,入力インピーダンスをMΩ程度まで高くした電源を必要とする入力アンプを使ったアクティブタイプとがあり,今回購入したのは前者のパッシブタイプ。パッシブタイプはトランスを使用している関係上,入力インピーダンスは百数十KΩ程度まででしかなく,パッシブサーキットのギター等を直接接続するのには不向き。しかしながら実際のところ,レコーディングの現場ではコンパクトエフェクター経由の音をもらうことが多く,さらに言えば,昨今はコンソールレスでマイクプリアンプで受けるケースが多く,そのマイクプリアンプもハイインピーダンス,アンバランスを直接入力できるものも多くDIの出番はかなり少ない。唯一出番があるとしたら信号をマイク・プリアンプに送りつつ分岐して他のコンパクトエフェクター,あるいはアンプに送るときぐらい。そんないかにも元が取れなさそうなものながら今回(あえて)購入してみた,というわけです。しかもステレオ。今後iPodやPCの音を撮る機会もそれなりにありそうな気がしたのと,今年に入ってアンバランス入力未装備のマイクプリアンプを購入したのでそれ用,というのもあります。

Radial JDI Duplexを選択した理由はステレオで,かつJensenのトランスを使っているところ。Jensen使用のステレオDIは他にWhirlwind Music Distributors, Inc.のDIRECT2-JTやSwitchfraftのSC702 Stereo A/V Direct Boxがあるのだが入力の豊富さからJDI Duplexを選んでみた。購入は,案の定国内流通のものは割高5万円以上するので(定価は7万円)eBayで購入。約$350で約28K円だった。国内でもAmazonで扱っているものに約33K円 [:A型:] と,海外との価格差が少ないものがある模様。「正規輸入品」の意味するところが意味一つ謎ですが,水没させるぐらいしか故障原因が思いつかないほど単純構造が故の堅牢さがあるので,保証云々に関してそれほど心配することもないと思われる。ちなみにJensen使用ステレオDI,他2機種もパーツ代ぐらいの価格差が無く,最も安いDIRECT2-JTでも約$50の差しか無い。こちらは国内でも3万円以下と良心価格なのでコストパフォーマンス重視ならDIRECT2-JTがいいかも。それでもたかだかパッシブDIにしては,の値段だけれども,使われているJensenトランスが1個国内で買うと12K円するので,3万円でもだいぶお得,とDIYマニアはつい思ってしまう。

そして肝心のJDI Duplex,普通にモノラル2台分の大きさ(幅16cm奥12.7cm)と重量(1.32Kg)なのでDIとしては結構大きく重い。音質のほうはJensenのトランスを使ってるだけあって想像通りの好印象。「原音忠実」と書かれているけれども非経由の音と比べてみるとやや低音域が膨らむ,というかリッチになる印象。その分不鮮明になるようなことも見受けられない。高音域はいわゆる「シルキー」な感じになるので,デジタルソースのとがっていてタイトなものにアナログなテイストを加える,と言った使い方も十分にアリとの印象。アナログ・テイストと言ってもこもる感じは無いのでiPodやPCからのオケだしにうってつけ,かも。本当はアクティブDIの定番BSS AR-133あたりと比較してみたかったのだが手持ちに無いのでできなかった。機会があれば追々比較してみたいとは思っている。

DIには珍しくバランス,XLR入力を装備しているのもJDI Duplexならではの特徴。ちなみにモノラルバージョンのJDIにはXLR入力がないのでDuplexならではの機能。ただしXLR入力にはあらかじめ-20dBのアッテーネート回路が挿入され,さらにトランスの巻線比の関係で約-21dB減衰,実測では約-39dB減衰するので,単純に業務用レベル+4dBmを民生機レベルに下げる,とは考えない方がいいかもしれない。

Merge機能はInputとThruを抵抗だけで構成するパッシブ・ミキサーとする機能。回路的に考えればステレオをモノに簡易的に,と言ったような用途向け。RCAコネクタとフォーンジャックは単純並列となっているのでMerge機能を使いつつRCAで入力した信号をフォーンにThru,と言う使い方もできなくは無い。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
まだ本格的に全然使っていないのだけれども,Jensenらしさがちゃんとあり,その質感に価値を見いだせるのならアリな製品,かと。ただ,DIなんて脚光を浴びるなんてことまず無いマイナー機材だから,一般的おすすめかと言えばそれはかなり微妙[:あせあせ:] それでもTony Levinも使っているらしいからBassには結構いいかもしれない。
2012/05/12 :: Focusrite OctoPre MkII Dynamic addendum
Focusrite OctoPre MkII Dynamicについてちょっとした補足とプラスアルファな話。

OctoPre MkIIにはデジタルで88.2KHzまたは96KHz出力するとき1ポートあたり4chを2ポート装備し8chのデジタル入出力に対応してます(S/MUX)。そして44.1KHzあるいは48KHz時デジタルアウトは,当然のことながら1ポート8chですが,両ポートに同じ信号を送る仕様になっています。2系統同時主力。つまり2台のレコーディング機器にデジタル信号を同時出力できる,というわけ。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
例えば一つはノートPCに接続されたAudio IFに送ってDAWで録音,もう一系統はバックアップ用にADAT入力装備のHDDレコーダーに送る,なんてこともできる。近頃は1Uサイズで24CH録音できるレコーダー,JoeCo Blackbox Recorderとかがあったりするのでより省スペース構成機材でのライブ録音も可能。ただこの1Uレコーダー,一番安い24chアンバランスIOタイプでも$2,500ぐらいするようでなかなか押さえの一台とにするにはやや高価。ADAT IO付は$3,400ぐらい,だったらもう一台DAWセット用意した方が安上がりではある。

ライブ録音となると当然ケーブルの類いも用意しなければならない。つい忘れがち(?),というかいっそのこと考えたくない部分。多チャンネルで,今回は16ch,長さは大概のことに対応できるよう10m程度は欲しいところだけれども持ち運びのことも考えるとギリギリ5m程度は。近頃は8ch 5mで五千円もしないケーブルがあるようなのだがMicPreでケチっている分,ケーブルはバランスをとる形で一応スタジオクオリティーの,となると4万円程度は軽くしてしまうので自作することにしてみた。いつものことだけど。ケーブルはMOGAMIが比較的安いのだけれどもBeldenフリークとしては譲れない部分もあって(?)Belden 1512Cを10m,XLRのメスはなぜか16ch分以上余ってたので足りないNeutrikのオスを16個ほど購入。材料費だけで約19K円,やはりそれなりにしてしまう。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
急遽フロアの収録用マイクのために2chマルチのBelden 1509C 10mも作成。を全部合わせると写真の通り。それなりのかさと重量[:あせあせ:]

ちなみにマイクはこんな感じでセッティング。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
マイクはNeutrik TLM127を2本。MicPreに対して値段的に釣り合いがとれない感じですが,Stereoでそれなり収録できるのはこれぐらいしか(一応Audio-Technica AE3000は持っていたけど)手持ちが無かったもので[:あせあせ:] スタンドは相当昔購入したクランプ式のもの。振動とか多少問題は無きにしも非ずだけれども設置優先で考えると便利アイテム。TLM127が2本だと重量的にちょっとギリギリ。一応KenkoのクランプポッドPRO100も持って行ったのだがブームの長さの関係でマイクには使わなかった。ステレオアームにはSABRA-SOM ST2を使用
2012/05/12 :: Focusrite OctoPre MkII Dynamic addendum
Focusrite OctoPre MkII Dynamicについてちょっとした補足とプラスアルファな話。

OctoPre MkIIにはデジタルで88.2KHzまたは96KHz出力するとき1ポートあたり4chを2ポート装備し8chのデジタル入出力に対応してます(S/MUX)。そして44.1KHzあるいは48KHz時デジタルアウトは,当然のことながら1ポート8chですが,両ポートに同じ信号を送る仕様になっています。2系統同時主力。つまり2台のレコーディング機器にデジタル信号を同時出力できる,というわけ。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
例えば一つはノートPCに接続されたAudio IFに送ってDAWで録音,もう一系統はバックアップ用にADAT入力装備のHDDレコーダーに送る,なんてこともできる。近頃は1Uサイズで24CH録音できるレコーダー,JoeCo Blackbox Recorderとかがあったりするのでより省スペース構成機材でのライブ録音も可能。ただこの1Uレコーダー,一番安い24chアンバランスIOタイプでも$2,500ぐらいするようでなかなか押さえの一台とにするにはやや高価。ADAT IO付は$3,400ぐらい,だったらもう一台DAWセット用意した方が安上がりではある。

ライブ録音となると当然ケーブルの類いも用意しなければならない。つい忘れがち(?),というかいっそのこと考えたくない部分。多チャンネルで,今回は16ch,長さは大概のことに対応できるよう10m程度は欲しいところだけれども持ち運びのことも考えるとギリギリ5m程度は。近頃は8ch 5mで五千円もしないケーブルがあるようなのだがMicPreでケチっている分,ケーブルはバランスをとる形で一応スタジオクオリティーの,となると4万円程度は軽くしてしまうので自作することにしてみた。いつものことだけど。ケーブルはMOGAMIが比較的安いのだけれどもBeldenフリークとしては譲れない部分もあって(?)Belden 1512Cを10m,XLRのメスはなぜか16ch分以上余ってたので足りないNeutrikのオスを16個ほど購入。材料費だけで約19K円,やはりそれなりにしてしまう。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
急遽フロアの収録用マイクのために2chマルチのBelden 1509C 10mも作成。を全部合わせると写真の通り。それなりのかさと重量[:あせあせ:]

ちなみにマイクはこんな感じでセッティング。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
マイクはNeutrik TLM127を2本。MicPreに対して値段的に釣り合いがとれない感じですが,Stereoでそれなり収録できるのはこれぐらいしか(一応Audio-Technica AE3000は持っていたけど)手持ちが無かったもので[:あせあせ:] スタンドは相当昔購入したクランプ式のもの。振動とか多少問題は無きにしも非ずだけれども設置優先で考えると便利アイテム。TLM127が2本だと重量的にちょっとギリギリ。一応KenkoのクランプポッドPRO100も持って行ったのだがブームの長さの関係でマイクには使わなかった。ステレオアームにはSABRA-SOM ST2を使用
2012/05/12 :: Focusrite OctoPre MkII Dynamic addendum
Focusrite OctoPre MkII Dynamicについてちょっとした補足とプラスアルファな話。

OctoPre MkIIにはデジタルで88.2KHzまたは96KHz出力するとき1ポートあたり4chを2ポート装備し8chのデジタル入出力に対応してます(S/MUX)。そして44.1KHzあるいは48KHz時デジタルアウトは,当然のことながら1ポート8chですが,両ポートに同じ信号を送る仕様になっています。2系統同時主力。つまり2台のレコーディング機器にデジタル信号を同時出力できる,というわけ。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
例えば一つはノートPCに接続されたAudio IFに送ってDAWで録音,もう一系統はバックアップ用にADAT入力装備のHDDレコーダーに送る,なんてこともできる。近頃は1Uサイズで24CH録音できるレコーダー,JoeCo Blackbox Recorderとかがあったりするのでより省スペース構成機材でのライブ録音も可能。ただこの1Uレコーダー,一番安い24chアンバランスIOタイプでも$2,500ぐらいするようでなかなか押さえの一台とにするにはやや高価。ADAT IO付は$3,400ぐらい,だったらもう一台DAWセット用意した方が安上がりではある。

ライブ録音となると当然ケーブルの類いも用意しなければならない。つい忘れがち(?),というかいっそのこと考えたくない部分。多チャンネルで,今回は16ch,長さは大概のことに対応できるよう10m程度は欲しいところだけれども持ち運びのことも考えるとギリギリ5m程度は。近頃は8ch 5mで五千円もしないケーブルがあるようなのだがMicPreでケチっている分,ケーブルはバランスをとる形で一応スタジオクオリティーの,となると4万円程度は軽くしてしまうので自作することにしてみた。いつものことだけど。ケーブルはMOGAMIが比較的安いのだけれどもBeldenフリークとしては譲れない部分もあって(?)Belden 1512Cを10m,XLRのメスはなぜか16ch分以上余ってたので足りないNeutrikのオスを16個ほど購入。材料費だけで約19K円,やはりそれなりにしてしまう。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
急遽フロアの収録用マイクのために2chマルチのBelden 1509C 10mも作成。を全部合わせると写真の通り。それなりのかさと重量[:あせあせ:]

ちなみにマイクはこんな感じでセッティング。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
マイクはNeutrik TLM127を2本。MicPreに対して値段的に釣り合いがとれない感じですが,Stereoでそれなり収録できるのはこれぐらいしか(一応Audio-Technica AE3000は持っていたけど)手持ちが無かったもので[:あせあせ:] スタンドは相当昔購入したクランプ式のもの。振動とか多少問題は無きにしも非ずだけれども設置優先で考えると便利アイテム。TLM127が2本だと重量的にちょっとギリギリ。一応KenkoのクランプポッドPRO100も持って行ったのだがブームの長さの関係でマイクには使わなかった。ステレオアームにはSABRA-SOM ST2を使用
2012/05/11 :: Focusrite OctoPre MkII Dynamic review
少しばかり間を置いてしまいましたが引き続きFocusrite OctoPre MkII Dynamicに関するレポート。ただし普段使っている機材との比較となり多少厳しめな見方をしてしまいますがその点はご了承ください。

まずは外観,操作性などを。

購入前写真で見る限り少しばかりチャチイ印象があったのだが,ボリュームノブはほどよい重みがあり操作性は悪くない。フロントパネルは少しアーチのあるプラスチック製カバーで覆われていて,初期状態ではラックマウント用の穴にカバーがついている。てっきりねじを覆うギミックがあるのかと思いきや,ラックマウント時はそのカバーを外したままにしなければならず単なる穴隠しカバーのようだ。少し無駄な拘りにも感じる(^_^; でも「それがFocusrite」と言われればそうかもしれないと納得しそう,ではある。

Gainコントロールはマイク入力時+10dB to +55dB,ライン入力時-10dB to +36dBとなっている。実測では+10dB to +60dB,-13dB to 37dBだった。これだけのゲインレンジ,高級機であれば多段ロータリスイッチか,可変抵抗器を使うとしてもスイッチ併用で数段階のゲインレンジを設定するのだが,それを一つで済ましているので微妙な調整はなかなか難しい。また省コスト,かつそれなりの精度を出すためだと思われるのだが,いわゆるBカーブの連続可変抵抗器をつかって増幅率を変えているため,ゲインが低い部分は緩やかに,高い部分は急激にゲインが変わるという仕様になってしまっている。メモリと実際のゲインは以下の通り。上段がマイク入力,下段がライン入力。

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 +10 dB +10 dB +11 dB +14 dB +20 dB +23 dB +26 dB +33 dB +44 dB +49 dB +60 dB -13 dB -13 dB -11 dB -8 dB -2 dB +1 dB +4 dB +10 dB +20 dB +27 dB +37 dB
0〜1のではほとんど変化せず,小数点以下のdB変化,なのに対して9〜10ではひとメモリで10dB変化してしまう。+50dB以上はリボンマイクでも無い限りあまり使わないとは思うがある程度念頭に置いておくべき特性かもしれない。

マイク入力とライン入力の切り替えはスイッチで行うのでは無く,リアパネルのコンボジャックに差し込まれているコネクタの種類によって自動的に切り替わるようになっている。マニュアルをちゃんと読まないとわからない機能[:あせあせ:] XLRコネクタ接続時に+10dBからの増幅の「マイク入力」扱いとなり,TRSなどのフォーンジャック接続時-10dBからの増幅となる。つまりTRS使用時-20dBのPADが自動的にONになると考えて問題なかろう。欲を言えば,自動切り替えじゃ無く,手動スイッチで切り替えができた方が便利かと個人的には思う。例えばPA卓からXLRで+4dBmの信号をもらうときいちいちTRSに変換するケーブル,もしくはアダプタを使わなければならないし。ただし1と2chだけはフロントパネルの「Inst」スイッチを押すことでフォーンジャック接続でも+10dBからの増幅が可能。コンボジャックの話ついでに言うとこのレセプタクルにはラッチロック機構がなく容易にコネクタが抜けてしまうので少しばかり怖い。

次にOctoPre MkII Dynamicの売りの一つCompressorに関して。購入前User Guideに掲載されている特性グラフを見た限り,RATIOはNormal Modeで2:1だし結構緩やかにかかるのだろうと想像していたのだが結構過激にも使える。ソースが唄でコントロールをMAXにするともうぺったり,ダッキングと言ってもいいほど。ただLimiterでは無いので(Attack Time : 1.2ms固定)ピチピチした感じにはなってしまう。コントロールをMIDにしても割と明らかにコンプがかかっている感じで,あとあとMix時コンプを適切にかけるつもりであればMIN,1〜3ぐらいの設定でLeveler的に使うのはありだろう。逆にソースがドラムだとその掛かり具合が結構気持ちいい。なんとなくDBX 160Xに通ずるコンプレッション,いい具合につぶれてくれる。個人的にはMore Modeの掛かり具合がハードなドラムに合っていそうと思った。アンビエンスにこれでもか,ってぐらいかけるとその暴れっぷりが心地いい。そう考えるとドラム収録を主に想定したセッティングにしてあるのか?とも思えてしまう。とは言えコンプがONになると自動的にAuto Gainが有効になり,小音量時に音量が持ち上がるExpander的使い方もできるので,様々なソースで重宝なのは確か。Compressor有効時と無効時の音質変化も少なくマイク収録時「とりあえずコンプ」なのりでも問題なさそう。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
Compressorに使われているVCAは基板上を見るとTHAT 4305というLow-Cost Analog Engine Dynamics Processor用途チップが使われている模様。DIYマニアなら「なるほどTHATか」と膝を打つかもしれないが(?)ハイエンド業務機のVCAにも使われるメーカーのものなので,Low-Costとあるけれども信頼性は高いと考えられる。CompressorのON/OFFはコントロールノブ連動機械式スイッチではなくコントロールノブが0よりちょっと回すと自動的にONになる仕組みになっている。ON時に一瞬Gain Reduction Indicatorが点灯し,状態を明示する仕組み。機械式スイッチのように指先にONになった感触が無いのは少し心許ない感じがしてしまう。またノブを左端で少し回しすぎると,うっかりOFFになってしまうので注意が必要。惜しむらくはLimiter動作,Apogee的に言えばSoft Limitのような機能が無いところだろうか。ただしOver Lord Indicatorがたまに点灯するぐらいなら,音を聴く限り直ちに歪みっぽくなるわけでは無いので,神経質になるほどでも無いけれども。実際の使用ではコンプを多少なりともかけ,小音量時のGAINをそこそこ確保しつつ余裕のあるGAIN設定,というのが基本となるだろうか。その際注意しなければならないのはステレオ・ソースに対してコンプをかけるとき等,複数チャンネルに同じGain Reduction量を与える,いわゆるLink機能が無いのでその点は注意が必要。前述の通り結構コンプの効き具合がいいので,左右のピークがバラバラなステレオ・ソースではセンターが結構右往左往してしまう。

そしていよいよ音質。一応England対決,って訳でも無いけれども,ちなみにOctoPre MkII DynamicはDesigned in Englandと書かれているがMade in Chinaとなっている,Avid Pro Tools HDからSSLのXLogic Delta-Link MADI-HDから同XLogic Alpha-Link MADI-AXで音を送りOctoPre MkII Dynamic経由後リターンをADAT,Analog OutそれぞれをAlpha-Linkで受けアナログで行ってこいのOctoPre MkII Dynamicを経由していないものと比べてみた。比較すること自体ご無体は話なのだが,まずOctoPre MkII内部でデジタル変換しADATで戻した音は価格差の割には健闘している印象。確かにやや音が軽くなる,というか厚みが損なわれる傾向があり,とともにやや明るめになるのだが,変にシャリシャリになるわけでは無く,またピーク感もなく,これといった癖も見受けられない,エンジニア的な言い方をすれば「扱いやすい」音,との印象。ディスクリートではなくOpAmpを使った回路(基板を見る限りJRC NJM4565が使われているよう)でやや心配に思えたのだが杞憂だった。ステレオソースではやや広がり感が失われるが,音の粒だち具合などはなかなか良好に感じた。ADAT経由では無く,アナログ出力しAlpha-LinkでAD変換した音,傾向は同じなのだが音の広がり,厚み具合は改善される。ちなみにADCにはCirrus LogicのCS4272-CZZというチップが使われていた。どの程度のものかわからないのだが通販では1個千円しないチップなので汎用オーディオ用かもしれない。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
上記比較はいずれもMaster ClockをAntelope Isochrone OCX + Rubidium Clockから供給しADATの接続はオプティカルケーブルとしては少々高級なREQST Z-OPT01(過去記事)を使用。一応比較として実際ライブ録音で使うセッティング,RME DigifaceをAudio IFとしClockは内蔵のもの,とで試してみた。結果,まんまと当然のことながらOCX効果がそぎ落とされた感じになってしまった。そんなに劣化はしないけれどもはやり少し音が軽くなってしまうのはやむを得ないところ。DigifaceをClock Masterとしたものと,OctoPre MkII DynamicをMasterにしたものとをも比べてみた。JetPLLテクノロジーを使っているのでジッターの少ないクロック云々,と書いてりもしかしたらと思い。でも結果はDigifaceをMasterにした方がほんのわず音がしっかりしている印象。ちゃんとWord Clock接続,ケーブルはBelden 1506Aを使用したのに。Digifaceは設計が古いからと甘く見ていたのだがそこそこやはりしっかりしているんだなと再認識[:あせあせ:]

音質に関して最後,ノイズに関して。厳密に計測などはしていないのだが入力未接続でGAINをあげてみるとメモリ8ぐらいまで,実測値に当てはめてみると+45dBぐらい,は気にならないレベル。普通のコンデンサマイクでささやき風の唄を収録するときぐらいのゲイン?!程度ならノイズを気にせず使えそう。

以上やや長文になりましたがOctoPre MkII Dynamicの使用レポートでした。同価格レンジの機器と比較していないので説得力に欠けるかもしれませんがコストパフォーマンスとポータビリティを考えれば「十分使える」機器だと思います。どうバウンスすればそうなるのか理解に苦しむ,妙にシャリシャリ,ショワショワしてて,中音域抜け落ち薄っぺらく,低音だらしなくなっている,はなからMP3クオリティーのようなトラックに比べると全然マシな音が録れるだけでもよかった!?と表現してもあまりわかってもらえないかもしれませんが[:あせあせ:]そういう音にまれに苦戦を強いられるmacoteauとしてはそんなたちの機材で無かったことに心からそう胸をなで下ろすのでありました。 音質比較ではCrane Song Flamingoというトランスフォーマーレス,フルディスクリートなStereo Mic Preampとも比較したのですがさすが云十万する機材,それだけの代償を払うべき魅力を音に付与する能力があることを再認識。そんな意味でもOctoPre MkII Dynamicを購入してよかったと思う次第!?
2012/05/11 :: Focusrite OctoPre MkII Dynamic review
少しばかり間を置いてしまいましたが引き続きFocusrite OctoPre MkII Dynamicに関するレポート。ただし普段使っている機材との比較となり多少厳しめな見方をしてしまいますがその点はご了承ください。

まずは外観,操作性などを。

購入前写真で見る限り少しばかりチャチイ印象があったのだが,ボリュームノブはほどよい重みがあり操作性は悪くない。フロントパネルは少しアーチのあるプラスチック製カバーで覆われていて,初期状態ではラックマウント用の穴にカバーがついている。てっきりねじを覆うギミックがあるのかと思いきや,ラックマウント時はそのカバーを外したままにしなければならず単なる穴隠しカバーのようだ。少し無駄な拘りにも感じる(^_^; でも「それがFocusrite」と言われればそうかもしれないと納得しそう,ではある。

Gainコントロールはマイク入力時+10dB to +55dB,ライン入力時-10dB to +36dBとなっている。実測では+10dB to +60dB,-13dB to 37dBだった。これだけのゲインレンジ,高級機であれば多段ロータリスイッチか,可変抵抗器を使うとしてもスイッチ併用で数段階のゲインレンジを設定するのだが,それを一つで済ましているので微妙な調整はなかなか難しい。また省コスト,かつそれなりの精度を出すためだと思われるのだが,いわゆるBカーブの連続可変抵抗器をつかって増幅率を変えているため,ゲインが低い部分は緩やかに,高い部分は急激にゲインが変わるという仕様になってしまっている。メモリと実際のゲインは以下の通り。上段がマイク入力,下段がライン入力。

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 +10 dB +10 dB +11 dB +14 dB +20 dB +23 dB +26 dB +33 dB +44 dB +49 dB +60 dB -13 dB -13 dB -11 dB -8 dB -2 dB +1 dB +4 dB +10 dB +20 dB +27 dB +37 dB
0〜1のではほとんど変化せず,小数点以下のdB変化,なのに対して9〜10ではひとメモリで10dB変化してしまう。+50dB以上はリボンマイクでも無い限りあまり使わないとは思うがある程度念頭に置いておくべき特性かもしれない。

マイク入力とライン入力の切り替えはスイッチで行うのでは無く,リアパネルのコンボジャックに差し込まれているコネクタの種類によって自動的に切り替わるようになっている。マニュアルをちゃんと読まないとわからない機能[:あせあせ:] XLRコネクタ接続時に+10dBからの増幅の「マイク入力」扱いとなり,TRSなどのフォーンジャック接続時-10dBからの増幅となる。つまりTRS使用時-20dBのPADが自動的にONになると考えて問題なかろう。欲を言えば,自動切り替えじゃ無く,手動スイッチで切り替えができた方が便利かと個人的には思う。例えばPA卓からXLRで+4dBmの信号をもらうときいちいちTRSに変換するケーブル,もしくはアダプタを使わなければならないし。ただし1と2chだけはフロントパネルの「Inst」スイッチを押すことでフォーンジャック接続でも+10dBからの増幅が可能。コンボジャックの話ついでに言うとこのレセプタクルにはラッチロック機構がなく容易にコネクタが抜けてしまうので少しばかり怖い。

次にOctoPre MkII Dynamicの売りの一つCompressorに関して。購入前User Guideに掲載されている特性グラフを見た限り,RATIOはNormal Modeで2:1だし結構緩やかにかかるのだろうと想像していたのだが結構過激にも使える。ソースが唄でコントロールをMAXにするともうぺったり,ダッキングと言ってもいいほど。ただLimiterでは無いので(Attack Time : 1.2ms固定)ピチピチした感じにはなってしまう。コントロールをMIDにしても割と明らかにコンプがかかっている感じで,あとあとMix時コンプを適切にかけるつもりであればMIN,1〜3ぐらいの設定でLeveler的に使うのはありだろう。逆にソースがドラムだとその掛かり具合が結構気持ちいい。なんとなくDBX 160Xに通ずるコンプレッション,いい具合につぶれてくれる。個人的にはMore Modeの掛かり具合がハードなドラムに合っていそうと思った。アンビエンスにこれでもか,ってぐらいかけるとその暴れっぷりが心地いい。そう考えるとドラム収録を主に想定したセッティングにしてあるのか?とも思えてしまう。とは言えコンプがONになると自動的にAuto Gainが有効になり,小音量時に音量が持ち上がるExpander的使い方もできるので,様々なソースで重宝なのは確か。Compressor有効時と無効時の音質変化も少なくマイク収録時「とりあえずコンプ」なのりでも問題なさそう。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
Compressorに使われているVCAは基板上を見るとTHAT 4305というLow-Cost Analog Engine Dynamics Processor用途チップが使われている模様。DIYマニアなら「なるほどTHATか」と膝を打つかもしれないが(?)ハイエンド業務機のVCAにも使われるメーカーのものなので,Low-Costとあるけれども信頼性は高いと考えられる。CompressorのON/OFFはコントロールノブ連動機械式スイッチではなくコントロールノブが0よりちょっと回すと自動的にONになる仕組みになっている。ON時に一瞬Gain Reduction Indicatorが点灯し,状態を明示する仕組み。機械式スイッチのように指先にONになった感触が無いのは少し心許ない感じがしてしまう。またノブを左端で少し回しすぎると,うっかりOFFになってしまうので注意が必要。惜しむらくはLimiter動作,Apogee的に言えばSoft Limitのような機能が無いところだろうか。ただしOver Lord Indicatorがたまに点灯するぐらいなら,音を聴く限り直ちに歪みっぽくなるわけでは無いので,神経質になるほどでも無いけれども。実際の使用ではコンプを多少なりともかけ,小音量時のGAINをそこそこ確保しつつ余裕のあるGAIN設定,というのが基本となるだろうか。その際注意しなければならないのはステレオ・ソースに対してコンプをかけるとき等,複数チャンネルに同じGain Reduction量を与える,いわゆるLink機能が無いのでその点は注意が必要。前述の通り結構コンプの効き具合がいいので,左右のピークがバラバラなステレオ・ソースではセンターが結構右往左往してしまう。

そしていよいよ音質。一応England対決,って訳でも無いけれども,ちなみにOctoPre MkII DynamicはDesigned in Englandと書かれているがMade in Chinaとなっている,Avid Pro Tools HDからSSLのXLogic Delta-Link MADI-HDから同XLogic Alpha-Link MADI-AXで音を送りOctoPre MkII Dynamic経由後リターンをADAT,Analog OutそれぞれをAlpha-Linkで受けアナログで行ってこいのOctoPre MkII Dynamicを経由していないものと比べてみた。比較すること自体ご無体は話なのだが,まずOctoPre MkII内部でデジタル変換しADATで戻した音は価格差の割には健闘している印象。確かにやや音が軽くなる,というか厚みが損なわれる傾向があり,とともにやや明るめになるのだが,変にシャリシャリになるわけでは無く,またピーク感もなく,これといった癖も見受けられない,エンジニア的な言い方をすれば「扱いやすい」音,との印象。ディスクリートではなくOpAmpを使った回路(基板を見る限りJRC NJM4565が使われているよう)でやや心配に思えたのだが杞憂だった。ステレオソースではやや広がり感が失われるが,音の粒だち具合などはなかなか良好に感じた。ADAT経由では無く,アナログ出力しAlpha-LinkでAD変換した音,傾向は同じなのだが音の広がり,厚み具合は改善される。ちなみにADCにはCirrus LogicのCS4272-CZZというチップが使われていた。どの程度のものかわからないのだが通販では1個千円しないチップなので汎用オーディオ用かもしれない。

!!$photo2!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
上記比較はいずれもMaster ClockをAntelope Isochrone OCX + Rubidium Clockから供給しADATの接続はオプティカルケーブルとしては少々高級なREQST Z-OPT01(過去記事)を使用。一応比較として実際ライブ録音で使うセッティング,RME DigifaceをAudio IFとしClockは内蔵のもの,とで試してみた。結果,まんまと当然のことながらOCX効果がそぎ落とされた感じになってしまった。そんなに劣化はしないけれどもはやり少し音が軽くなってしまうのはやむを得ないところ。DigifaceをClock Masterとしたものと,OctoPre MkII DynamicをMasterにしたものとをも比べてみた。JetPLLテクノロジーを使っているのでジッターの少ないクロック云々,と書いてりもしかしたらと思い。でも結果はDigifaceをMasterにした方がほんのわず音がしっかりしている印象。ちゃんとWord Clock接続,ケーブルはBelden 1506Aを使用したのに。Digifaceは設計が古いからと甘く見ていたのだがそこそこやはりしっかりしているんだなと再認識[:あせあせ:]

音質に関して最後,ノイズに関して。厳密に計測などはしていないのだが入力未接続でGAINをあげてみるとメモリ8ぐらいまで,実測値に当てはめてみると+45dBぐらい,は気にならないレベル。普通のコンデンサマイクでささやき風の唄を収録するときぐらいのゲイン?!程度ならノイズを気にせず使えそう。

以上やや長文になりましたがOctoPre MkII Dynamicの使用レポートでした。同価格レンジの機器と比較していないので説得力に欠けるかもしれませんがコストパフォーマンスとポータビリティを考えれば「十分使える」機器だと思います。どうバウンスすればそうなるのか理解に苦しむ,妙にシャリシャリ,ショワショワしてて,中音域抜け落ち薄っぺらく,低音だらしなくなっている,はなからMP3クオリティーのようなトラックに比べると全然マシな音が録れるだけでもよかった!?と表現してもあまりわかってもらえないかもしれませんが[:あせあせ:]そういう音にまれに苦戦を強いられるmacoteauとしてはそんなたちの機材で無かったことに心からそう胸をなで下ろすのでありました。 音質比較ではCrane Song Flamingoというトランスフォーマーレス,フルディスクリートなStereo Mic Preampとも比較したのですがさすが云十万する機材,それだけの代償を払うべき魅力を音に付与する能力があることを再認識。そんな意味でもOctoPre MkII Dynamicを購入してよかったと思う次第!?
2012/04/30 :: Focusrite OctoPre MkII Dynamic
ライブ録音をそれなりにまともにやろうかとFocusriteのOctoPre MkII Dynamic
2012/03/27 :: Shure A15HP
ちょっと試しに,もし良い感じだったらRecordingに使うつもりでシュアーのIn-Line High Pass Filter,A15HPを買ってみました。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
この中にハイパスフィルターが仕込まれていて,MixerやPreampのマイク入力に差しローカットフィルター(ハイパスフィルター)がついていないマイクやMixerのヘッドアンプ,マイク・プリアンプにおいて100Hz以下のノイズ(ハムノイズ,マイクスタンドからの共振,エアコン音)をカットすることを目的としたマイク関連アクセサリー。日本国内で買うと約1万円強(Amazon.co.jpでは12.6K円
2012/03/27 :: Shure A15HP
ちょっと試しに,もし良い感じだったらRecordingに使うつもりでシュアーのIn-Line High Pass Filter,A15HPを買ってみました。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
この中にハイパスフィルターが仕込まれていて,MixerやPreampのマイク入力に差しローカットフィルター(ハイパスフィルター)がついていないマイクやMixerのヘッドアンプ,マイク・プリアンプにおいて100Hz以下のノイズ(ハムノイズ,マイクスタンドからの共振,エアコン音)をカットすることを目的としたマイク関連アクセサリー。日本国内で買うと約1万円強(Amazon.co.jpでは12.6K円
2012/03/27 :: Shure A15HP
ちょっと試しに,もし良い感じだったらRecordingに使うつもりでシュアーのIn-Line High Pass Filter,A15HPを買ってみました。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
この中にハイパスフィルターが仕込まれていて,MixerやPreampのマイク入力に差しローカットフィルター(ハイパスフィルター)がついていないマイクやMixerのヘッドアンプ,マイク・プリアンプにおいて100Hz以下のノイズ(ハムノイズ,マイクスタンドからの共振,エアコン音)をカットすることを目的としたマイク関連アクセサリー。日本国内で買うと約1万円強(Amazon.co.jpでは12.6K円
2012/03/17 :: 1176AE and Rhodium
ちょっとついでがあったのでUniversal Audio 1176AEのXLRレセプタクルをコンタクトがロジウムメッキのものに換えてみました。

!!$photo1!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K-5
写真では分かりづらいですけど,元々ついていたモノはNeutrikのおそらくDLシリーズ(コンタクトは銀メッキ)で,これを同サイズで簡単にリプレイスできるNeutrik DLC-HE-RHシリーズに交換。DLX-HE-RHというのはNeutrikのハイエンドタイプのDLX-HEシリーズ(コンタクトが金メッキでハウジングがベリクロームメッキ)を更にトモカ電気が特注でコンタクトにロジウムメッキを施したもの。値段が通常タイプのモノの3倍以上,DLX-HEの1.6倍以上,と相対的に高い。ちなみにFemaleとMaleのセットで2,330円。ピュアオーディオ・ワールド視点からすれば廉価!?

音に関しては「ついで」だったのでそんな違いは期待していなかったのだが,殆ど自己満足のつもり,意外にも違いが出て嬉しい誤算。最初低音域が出てきた!?と思ったのだがよく聞いてみると全体的に押し出しが強くなった,より芯がある音になった。「録音レベルが違っていた」と一瞬思ったのだがレベル差は0.0xdB程度しか無かったので音質に変化があったと言っていいだろう。いつものことながらその差異は些細と言えるかも知れない程度なのだが,1176AEを通した音を交換前と交換後それぞれPro Tools HDで録音し,音比較にはSteinberg Wavelabで行い二つのWAVファイルを目をつぶりながら目茶苦茶な回数のCTRL+TABで切り替えてどちらの音がフォアで再生されているか分からない状態にしても「こっちがロジウム」と分かる程,いわゆるブラインドテストでも100%認識出来る違い。

ただ交換前のレセプタクルは3〜4年間のモノなので,それを新品に交換したから,とも言えるかもしれないけど,取り敢えず向上はしたので良しとしましょう。

ちなみに1176AEのメーカーサイトのページは消えてしまっているので,なんたって2008年に全世界500台限定だもね,代わりにYoutubeの紹介ビデオはこちら。国内代理店のサイトにあったGoh Hotoda氏のインタビューも消えていてGoogleのキャッシュで辛うじて拾える有様にちょっと淋しい感じ[:あせあせ:]
2012/01/28 :: Orange
別にマスタリングの話ではありません。

下の写真,いずれもPULSEのFRPラックのオレンジ色のもの。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
上が旧FRP外装。下が新FRP外装パターン。去年末に注文して先週ぐらいに到着したもの。同じオレンジでもだいぶ違う。新しい方はまさにミカンのような色,以前のモノは赤に近いパプリカ!?

今回ラックを購入したのは新規に機材を買い込んだためというわけでは無くSKBのラックだったもののリプレイス。SKBのラックはレールが弱いので財政的に余裕があるとき暫時買えていこうかと。そう今回買えたのは以前そのフロントパネルを曲げてしまったDistressorが入っていたラック。今更。
2011/12/17 :: Cooling equipments
ラックマウントタイプの音響機材(に限った話ではないですが)はものによっては盛大に発熱してPCのように熱暴走はなかなかしないもののノイズを発生させたり,最悪内部パーツを昇天させたりするので廃熱を考慮した設置,例えば機器上部に1U以上のスペースを推奨とか,を求める機器も少なからず存在する。しかしスペースの都合上,可搬性優先等々の理由でそういうわけにもいかない場合も。そんなときはファンなどで強制的に空冷する,と云うのが常套手段。

通常ラックに使われる空冷ファンはAC100Vで駆動させるいわゆるACファンが使われるのだろうが,これをPCのケースファンで代用してみよう,というのが今回のお話。

!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
PC用のケースファンの利点は入手のしやすさ,サイズや回転数の違いによる種類が豊富でなかには手動で回転数を調整出来るものある。またLED付も有りラック裏をクリスマス仕様にすることもたやすい!? ただ問題となるのはその駆動用の電源。手軽なのはパラレルATA,IDEのHDDに直接挿して使うDC12V,5Vを供給するACアダプタの転用。例えばセンチュリーの「直刺しAC」とかAREAの「鯱エボリューション」とか。これらはスイッチ付なのでより利便性が高い。市販されているケースファンはいまだにこのペリフェラル4ピンコネクタをファン用3ピンに変換するアダプタを付属させているものが多いので取り敢えずはファンとACアダプタを用意するだけで問題無い。またACアダプタは2Aと余裕があるので別途分岐ケーブルを用意すれば複数個ファンを稼働させることも可能。0.2Aぐらいなら10個動かせる計算。

!!$photo2!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
そして,ファンだけじゃ勿体ない,余っている5Vを使いDCプラグとコネクタで自作アダプタを作ってみるのもあり,USBハブへの電源供給なんかとか。12Vも音に直接関わらない機器への供給もありかも。実は以前紹介したMIDIスイッチ,Nobels MS-4(当該記事)も入力9V~12Vだったのでこの方法で電源を供給している。
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