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2009/10/29
LynxのSupportページにAES16eの新しいファームウェア,Build 9aと,ドライバv2.0 Build 17 RC2が26日付けでアップされていたのでダウンロード,アップデートしてみた。Windows 7対応版の様子伺い版?って所でしょうか。

ドライバのアップデートもファームウェアのアップデートも順調に,というか難しいことは何も無いのだが,終わり,aboutメニューでちゃんと適用できているのを確認してとりあえず終了。しばらく立ってからAES16eを使いWavelab 6である音源を録音してみたら全くのMonoでしか録音できなくなってしまっていた。ドライバのせいかと思い一度アンインストールし再インストールしても症状は同じ。何故モノかを調べてみたらどうもステレオの入力の内左チャンネル,つまり1chがAES16e用のミックス・ルーティングソフトのLynx Mixerでは入力されているのが確認できるのだが,そこからASIO Driverに出力されていないことが分かった。そのかわり右チャンネル,2chがASIOの1&2に出力され,結果モノになっていることが分かった。

解決策が思いつかないのでLynxのSupport Forumを見てみたら同様の症状が発生している人はいもののその解決策は今のところ次のヴァージョンが出るのを待つしかないようだ。FirmwareのVersionは案の定元に戻せないし,仕事で近々使う必要があるし結構青ざめたのだが,色々他のスレッドも見てみたらカード上のジャンパーピンを差し替えることで出荷時のFirmwareで起動出来ることをしり早速試してみた。

Lynx AES16e update
SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8

写真のPCIコネクタ付近にあるジャンパーを,通常PROM2になっているのをPROM1にすると出荷時のFirmware Version( Rev.B Build 7)で起動出来る。ドライバは最新版のモノでも一応動いたけどノイズが入る,というかデジタルデータがまともに転送されていないような音になってしまうのでドライバも前のヴァージョンに戻した。

予備PROMを備えてるなんてさすが業務用向けLynx,助かったくす玉 ちなみにRMEのHDSPe PCIカードがデバイスマネージャでも認識されなかったのでとりあえず修理見積のために先週月曜品物を送ったのだが未だ全然音沙汰がない。こちらはちょっと使えないキャラしょんぼり

posted at 2009/10/29 12:29:57
lastupdate at 2009/10/29 12:33:35
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2009/10/26
少し間を置いてしまいましたが,Universal Audio 1176AE改造記その4です(#1#2#3)。

いよいよ電源の平滑回路に使われている電解コンデンサの交換です。Urei 1176LN rev.Eの回路図をみるとC23〜C26がそれで耐圧は違えどもいずれも2000µF以上の容量が指定されています。1176AEで実際使われていたのはC23がMalloryのTCG 2300µF/50V,他の三本がNichicon VX 2200µF/50Vとなっていました。Malloryのはそこそこ良いかもしれないと考え(根拠は無いですが)Nichiconの三本を交換してみることに。

まずは日本メーカーの入手しやすいものから東信工業の音響ハイグレード品,UTSJ 2200µF/50Vを試してみた。

1176AE mod#4
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

チューブラータイプのコンデンサを取り付けるようになっている基板なのでかなり強引に取り付けてみた。音の方は中域が整理された感じですっきりする。しかし,VocalのTrackで試してみるとすっきりし過ぎというか物足りない感じがしないでもない。実際その音をオケ中に配置してみると乾きすぎというか軽いというか押しの弱さが見えてしまう。高域はVXと比べると結構スムーズ(ちょっとHiFi傾向!?)なのだが。

次に試してみたのはELNAのDUOREX II 2200µF/35V。Silmic IIを選択したいところなのだが容量と耐圧の条件が合致するものがなかったため。

1176AE mod#4
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

音は中低域の押しというか粘りが出てきて,UTSJと比べると尚更,VXと比べてもより腰がある感じで低音の伸び具合も良くなっている。高域はELNAらしく落ち着いていてしっとりしている感じ。

DUOREX IIでほぼ十分と思いつつもヴィンテージものも試してみた。容量・耐圧の条件もあるし更にサイズの制限もあるから使えるものが限られてしまうのだが。

まずは負電圧側のC25,C26をSprague ATOM TVA-1214 3000µF/25V(下写真オレンジ色の電解コンデンサ)に交換してみた。負電源側なのでそれほど音に影響が出ないと想像していたのだが意外にも明らかにムチッとした,低域が力強くなった音になってしまった。中高域にはさほど影響は見受けられないのだがアコースティックギターなどではその響がより豊かになった感じ。と言うことでここは迷わずATOMで決定。

そして正電源側のC24。最初Sprague 53D,青色のコンデンサでよく米国製機器で見かけるチューブラータイプのもの。

1176AE mod#4
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

DUOREX IIと比較すると全体的に遜色ない感じなのだが,ちょっと音が硬め,トレブリーな感じ。その次に試したのがSprague MIL Specの2200µF/30Vを試してみた。耐圧30Vはギリギリで本当はよくないのだがあせあせ これもDUOREX IIと遜色ない感じ。中高域は53Dとは違って滑らか,DUOREXと比べてもスムースになっている感じ。と言うわけで耐圧に多少不安がありつつも採用。

20091026c.jpg
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

MIL Specは長さがちょっと想定よりも若干長めでちょっと無理矢理気味。

この体制でしばらく使っているのだがなかなか良い感じで申し分ない印象。個人的にはオリジナル1176AEよりだいぶ使いやすくなったように思う。C24は耐圧とかサイズでもうちょっと詰めるべきなのだろうがなかなか適当なものが見あたらなくてあせあせあとMalloryも交換するとどうなるか今後の課題かも知れない。

posted at 2009/10/26 2:23:47
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2009/10/24
[diary
秋葉原へちょっと買い物に行った帰り道,皇居前の内堀通りでちょっと変わった車を発見。信号待ちのとき慌てて携帯電話を取りだして写真を一枚。

軌陸車

レールも走れる軌陸車というやつ。しかも「わ」ナンバー。レンタルのニッケンの車両。こんなのもレンタルできることにビックリ。ところでレンタルのニッケンを誰でも知ってるメジャー企業風に言ってしまったけど一般的な認知度ってどのぐらいなのだろうあせあせ

アキバのヨドバシカメラに言ったついでにWindows 7のファミリーパックの英語版があれば買ってしまおうかとソフト売り場に行ったものの扱ってなかったキャラしょんぼり IECプラグを買いによったオーディオフロアのレジでウン十万の札束を取り出して買い物をしている方を見かけてビックリ,と,Ultrasone Edition 8のデモ機があったので試聴してみた。写真を見た限りでは少しコンパクトで耳がすっぽり入るかどうかちょっと不安だったのだが無事すっぽり入った。音はというと周囲は五月蠅いしHPAもLuxmanので何とも言えないけど空間の表現力は凄いかも,やっぱり。極小音量時の聞こえ方が気になるところ。と,ポータブル機器向けでもあるからしょうがないのだろうけどミニプラグは気に入らない。

posted at 2009/10/24 1:09:14
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2009/10/21
[diy
最近TVCMで「カイジ〜,クララ〜,カイジ〜,クララ〜」って聞こえてしょうがない!?友情を試す空中ブランコゲームをやってる風に見えてしまうしあせあせ

取り立てて電源ケーブルに凝っているわけでは無いのですがつい先日Marincoのプラグ,8215TとIECプラグに320IEC15をそこそこ大量(?)に買ってみました。ここのところMaincoの類はヤフオクで購入,

Marincoが一杯
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

新規機材用とか,スペア用。もうトータル30本ぐらいに迫る勢い。1本の単価を5千円としても‥‥

全然話は変わりますが,録画しつつ見ていない番組がもうそろそろ500GBに迫るぐらい溜め込んでしまっているのですが『おねだり!!マスカット』というテレ東の凄くくだらない深夜番組だけは2〜3週遅れで見ていて,くだらないと言いながら数年前仕事でご一緒したした方が出演していることもありなんて理由付けをしつつ見ているわけですが,3期生の加わった回のこのかすみ果穂嬢によるものまね(?)に撃ち抜かれましたあせあせさすがおねマス,さすがテレ東深夜!


posted at 2009/10/21 23:21:50
lastupdate at 2009/10/23 3:19:45
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2009/10/20
ThinkPad T60p 吹出し キーボードを約1ヶ月前ぐらいに交換して以降ファンから異音が発生するようになり,普通なら「サー」とか聴き慣れた風切り音だけなのだがそこに「ブーン」とかの異音が混じるようになり一度はホコリをエアダスターで飛ばして掃除してみたりしてみたのだが治らず新品のファン・アセンブリーを入手して交換してみた。

高価なものだったら交換を諦めたかも知れないけれどeBayでT60p用のFRU 41V9932が新品$55,送料無料ってのを見つけて速攻BUY IT NOWをクリック。香港のショップからの購入になりました。割とこのぐらいの価格帯のものがeBayでは常時出てるようです。ちなみに日本円で5千円ぐらい。11日夜中に注文して今日届きました。

T60p ファン交換
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

T60p ファン交換
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

交換は,すっかり手慣れたせいもあってか10数分で終了。デスクトップのを交換するより簡単かも,自分的には。

T60p ファン交換
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

一度セットアップ後TPFacControl by troubadixで温度をチェックしてみたらGPUが思いの外上がり気味だったのでGPUにより密着するよう調整。交換後は当然のことながら異音の発生は無くなり,もしかしたら風きり音も微妙にスムーズになって耳障りで無くなったかも。

CPUを交換して,そしてHDD液晶も交換,キーボードを交換して今回ファンも交換して延命しすぎ!?4コア機がもうちょっと手頃だとその気にもなるのかもあせあせ

posted at 2009/10/20 22:58:29
lastupdate at 2009/10/20 22:58:29
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2009/10/18
1176AE改造記のその3。今回はディカップリングコンデンサです。

で,またまた用語解説,「ディカップリングコンデンサ」って何?って訳ですが,前回のカップリングコンデンサと言葉は似てますが用途は全然違います。アンプ回路近くの電源ラインとアースに挿入し,電源ラインに混入する低周波の交流成分(直流以外の成分)を除去する役目に用いられるコンデンサ。低電流の回路では10µF〜100µFが一般的でその容量から電解コンデンサが使われる。電源ラインを介したアンプ間の不要な結合を阻止するためのものでそこからディカップリング(分離)コンデンサと呼ばれたりする。バイパスコンデンサ,略してパスコンとも呼ばれる。

1176LN revEの場合,そのディカップリングコンデンサはメインの音声回路中ではC4,C5,C12がそれに当たるようだ。1176AEでもパーツ番号は同じだが回路図で80µF/25Vとなっているが実機では100µF/50Vが使われている。使われているコンデンサはNichicon VX。コンデンサの両端を実測してみるとC4とC12には27V近く電圧がかかっているので安全のため耐圧35V以上ぐらいは必要かも知れない。

と云うわけで交換したのは行き成りELNA Silmic II 100µF/50V。

1176AE mod#3
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

ここも本来なら横置きチューブラータイプのものを使うべきなのだが,音優先で致し方ない!?これで前回の交換からさらにELNAらしいというかSilmicらしい滑らかな感じになり更に良くなった,というか自分好みになった。で他にアイデアが浮かばなかったのでこの部分はSilmic IIにしただけで完了あせあせ 1176LNのオリジナルのrev.E以前の機種に使われているものが分かればヴィンテージなコンデンサも試してみたのだが,なかなかそこをクローズアップした写真も見つけられず行動に移せない。ある写真ではRev.Dにその部分に黒くて大きめのものが使われているのだがどのメーカーかまでは判別不可能だった。誰かRev.E以前の中身を見せてくれる奇特な方はいないでしょうかあせあせもしくはアップの写真を送りつけて欲しいゴメンお願い

で次は,今回の改造のメインかもしれない電源整流回路のデカいコンデンサのリプレイス。これは2転3転してちょっと迷ったところです。

posted at 2009/10/18 2:38:43
lastupdate at 2009/10/18 2:38:43
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2009/10/17
と云ったことで,1176AE改造記のその2。前回の序章に続いてまずはメイン音声信号回路に使われているカップリングコンデンサとして使われている電解コンデンサの交換に関してです。

ちょっと用語解説をしますと,コンデンサとは凄くざっくり言うとその容量に応じた電気を溜め込む電子部品。その特性から見かけ上交流は通すけど直流は通さない。コンデンサには使われる材質,構造により様々な種類がありその中で電解コンデンサは二つの電極の絶縁体に電解液を使用しているもの。後に出てくるフィルムコンデンサはその絶縁体が化学合成によるフィルムが使われている。詳しくはウィキペディア辺りで勉強してみてね。そして,カップリングコンデンサとは,凄く簡単に言うと増幅回路間の(通常音声信号回路は複数の増幅回路,アンプから構成されている)電位差(いつも交流信号が0Vを中心に触れているとは限らない)を乗り越えて交流信号を受け渡す(直流は通さず交流を通す特性を利用),つまり増幅回路同士を結合させるために用いられるコンデンサのこと。コンデンサは交流に対してその容量に応じた抵抗として働くのでその前後のパーツによって容量が左右される。大きい容量の時は電解コンデンサを使うのが主にコストの点で有利だが,音質的にはフィルムコンデンサなどに比べると一般的には劣るとされていて,カップリングコンデンサに電解コンデンサが使われている場合音に対する影響が大きくこれを音響用ハイグレード品に交換することで音質を改善することが可能。と云うわけでまずはその電解コンデンサをとなるわけです。

1176AEの場合,メインの音声信号回路(Gain Reduction用の交流を直流に変換する回路を除く部分)に使われている電解コンデンサを用いているカップリングコンデンサはOUTPUT GAINボリュームの前後辺りに位置する(回路的に)C7とC10。Rev.Eの回路図だと1µF/40Vとなっていて1176AE実機にはPHILIPSの印字から察するにKO 021というやつの1µF/63Vが使われている。耐圧がちょっと高めになっているが実測ではC7のほうが約12Vの電位差,C10の方が約1Vで16V以上あれば大丈夫だろうととりあえずパーツ箱で眠っている容量が1µF辺り耐圧16V以上のもので試してみた。Philipsのコンデンサは海外製のプロ機器内でよく見かけるけど自身の自作物では使ったことがないので今ひとつその音傾向が分からないのでもう手探りあせあせ

まず試してみたのはBlackGate NX-HiQという今は生産中止で入手不可能なバイポーラ(無極性)のものとELNA Silmic II (RFS)。BlackGateの方は肝心の高域で質の変化,よりHi-Fiな感じになる傾向はあるものの落ち着く感じでは無かった。Silmic IIの方はその特徴が遺憾なく発揮され高域が落ち着いたスムーズな感じになった。Vocalの飛び抜けて出てしまいがちなsh-とかもきれいにまとめている。自分がSilmicの音が好きなのかも知れないけどもうこれで決定で後でちゃんと回路図通りの容量のものを買ってくれば良いだけとと思える程。そして交換して気がついたのはPhilipsのは中高域が目立つ,明るくなる傾向でちょっとざらついた質感があるという印象。その他フィルムコンデンサでも試してみた。Jentzen AudioのCrossCapやERO MKT1813とか。いずれも抜けが良くなってオーディオ的には良いのかも知れないけどハイエンドが若干出過ぎな感じで方向性がちょっと違う気がするので結局Silmic IIで決定。

1176AE mod#2
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

当初は音にあまり影響がないと考えていたRev.Eの回路図ではC28 50µF/10.4Vとなっているもの,おそらくGAINを制限するための負帰還だと思うのだが,を本当試しにこれも元々Philipsの47µF/40Vが使われていたものをSilmic II 47µF/25Vに交換してみた。意外にこの交換は影響が大きくより滑らか,よりSilmicな音になってしまった。個人的にはその方向はもろ好みなのでそのままSilmic IIに。

1176AE mod#2
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

本当は横置きのチューブラー型のものをチョイスするべきなのだがSilmic IIには直立タイプのラディアル型しかないのでここは音優先で。見栄えは良くないけどしょうがない。

コンデンサを3カ所交換するには長文になりすぎたので続きはまた次回へ。無駄に引っ張ります。

posted at 2009/10/17 9:29:10
lastupdate at 2009/10/17 9:33:02
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2009/10/15
約1ヶ月半前に書いたエントリ,Universal Audio 1176AEの話の続き,最後の方で触れていた高域の出方を改善,というか自分好みに変えるための改造の話です。世界で500台の限定生産,そのうち日本国内代理店をかんでいるのが80台(自分のは中古を直輸入ですが),そんなレア機材のマニアックな改造の話なんか世界で果たして何人が興味を持つのだろうか,という話ですが。ただその超マニアックさがこのブログの真骨頂でもあるわけであせあせ

前回触れたように電解コンデンサを交換するのが最も手軽にしかも効果的に改造できるのではと。しかし,闇雲に交換するわけにも行かないのでまずは回路図の入手。1176AEはオリジナルUREIの1176LNのRev.AとRev.Eのいいとこ取りの完全再現と銘打たれているのでもしかしたら過去の回路図がそのまま,と行かないまでもある程度使えるのではないかと考えネットで探してみた。1176LNもそうだけどいわゆるヴィンテージと言われる機材の回路図はネットを探すと結構拾い集めることが出来る。こと1176LNはDIYで再現しようと強者がトライしてるぐらいで割と情報は豊富な方。探してみて一番便利そうなのがJBL Professional Serviceと言うサイトで配布している1176LN Manual。末尾の方には各リビジョン毎の回路図が含まれていて(当時のものを雑にスキャンしている風で見づらいけど),あといろんなメモ書きも,1176世界を巡るには打って付けの地図,じゃなくてPDF。

1176AEをそのPDFと照らし合わせてみるとやはりRev.Eと共通する部分が多く,パーツ番号などもかなり一致している,これを手がかりに改造を進められそう。と云うことで改造の狙いは当初の目論見通り電源平滑用の大きな電解コンデンサ4本。と,メインの音声信号が関わる部分のカップリングコンデンサ,ディカップリングコンデンサを交換することに決定。

平滑用はこのリンク先の写真で見るとSPRAGUE 53Dが使われているようなのだけれども自分の1176AEは正電源側の1段目がMalloryのTCG,他がNichicon VXが使われていてちょっと,じゃなくて結構違うあせあせ ここら辺は交換のし甲斐があるかも知れない。

1176AE mod#1
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

カップリングコンデンサはPhilipsの,印字を見ると021 KOと書かれている,電解コンデンサが使われていてこれを他に,或いはフィルムコンデンサにしてみるとどうなるか(1µFなのであると言えばある)。音声信号がもろに通ので影響は大きいはず。

1176AE mod#1
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

そしてその周辺のディカップリングコンデンサ(C4, C5)。ここにもNichiconのVXが使われている。これもそこそこ影響がありそう。

1176AE mod#1
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

と云うことで今回は改造ポイントの確認,序章でした。次回色々交換していきます。もう既に「これは」というセッティングが決まって使っていて,なかなか重心低めのダウンフォースを稼げる(?)いい感じになっている,と思ってますあせあせ

posted at 2009/10/15 23:00:12
lastupdate at 2009/10/15 23:00:12
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