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Mia and Chihiro
Pickup Photo!
2010/02/22 :: Digirackのフォント
Digidesign Pro Tools HD 8の凄くマニアックな話。

Windows 7 Ultimate日本語版に言語パックの英語をインストールしOSの表示言語をEnglishで,そしてPro Toolsは言語オプションをEnglishにして使っているのですが,何故かこのオプションはWindows版でしか使えない,特定のプラグインにおいて表示がちょっとおかしいのでずっと悩んでいました。特定のとは,Pro Tools付属のDigirackプラグインやTL SpaceやMcDSPのプラグイン。

!!$photo1!!

パッと見,ドコが変だか分かりづらいかも知れないがパラメーター値の表示が若干つぶれ気味で見づらい。本来ならゴシックを使うところがアルファベットの字体を見る限り等幅明朝系が使われているっぽい。レジストリをいじれば,システムフォントを変更するのに定番のFontSubustitutesやFontLinkのSystemLinkとか,なんとかなると思って色々やってみたのだが残念ながら何ともならなく一から英語版OSを入れないとダメかとほぼ諦めかけていた。表示を我慢すれば多少見づらいだけで使えないわけでもないので。

最後のあがき,でも無いけれども何となく「Region and Language」(地域と言語のオプション)の「Formats」(形式)が「Japanese (Japan)」になっていたのを(表示言語や場所は英語にしたもののこれは日本語のままにしていた)「English (United States)」に変更したらなんとプラグインの変だった表示が治ってしまった。全然関係ないと思って完全スルーしていたんだけど。

!!$photo2!!

微妙すぎて分かりづらいけれども特にアルファベットとかが見やすくなっている。ちなみに変更後は一度PTを起動し直さないと反映されない。

超マニアックな話ですがこの解決方法が見つかるまで結構時間がかかったので個人的には大発見,でも拍子抜け,なのでレポートしてみました[:あせあせ:]

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2010/02/28
[diary
今日,東京文化会館大ホールで行われた東京バレエ団『シルヴィア』全三幕を観に行ってきました。バレエは全くのド素人なのですが生ポリーナを見たさに。

数年前とあるバラエティ番組で彼女を見て,その中でほんの数秒間,これからなんかのコンテストを受けるという日本の女の子にお手本というかそのような類の踊りをロケ先の会議室での踊りに何故か感動してそれ以来気になっていた。そして来日するなら是非見たいと思っていたのでした。

1月下旬にたまたまネットで来日公演することを知りギリギリ残っていたS席13K円を速攻購入。2回正面2列目。実際やや遠目ながらやや俯瞰で見やすかったとは思うのですが,バレエ鑑賞になれているひと的にはどうなのだろう? 実は生のちゃんとしたバレエを見るのは初めてで,ちゃんとしていないと云うと失礼かも知れないけどその昔,確か80年代,トロカデロ・デ・モンテカルロは観に行ったことがあるけれども,なのにも関わらずDVDとかで予習もせずとりあえずストーリーだけは押さえといて,何も分からなかったらどうしようとちょっとドキドキしながら,あとは自分の感性を信じるしかないといざ上野へ。

Polina Semionova
SMC PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM

とりあえず会場の雰囲気がよく行き慣れたコンサートやライブと全然違う。会場スタッフも楚々としたコンシェルジュ風でビックリあせあせ パンフを買ってコーヒーを飲んで席へ。3時開演で終わったのが5時過ぎぐらい。途中幕の合間20分休憩が2回。3時間ぐらいかかるのかと思っていたのだが,思ったよりも,感覚的により短く感じた。もっともっと見ていたかったぐらいに感じられた。

Polina Semionova
SMC PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM

なにがどうよかったかを具体的に語れないのが歯がゆいのですがあせあせ思いの外見た目だけでもファンタジックで見応えがありました。三幕目はここ暫くこれほどカラフルで艶やかな光景を見たことがないと思える程鮮やかで感動。肝心のポリーナ・セミオノワですが何か一人だけ重力の違うところにいるような,ひとりだけワイヤーアクションのような,そんな印象を受けました。と,いちいち彫刻のような造形美というのでしょうか,それも凄く印象的。一幕目では凄くカッコいい感じで,三幕目では凄く愛くるしい感じ,一度に2度おいしい感じ!?三幕目のソロはまさに息を飲む感じで見入ってしまいました。

5月にはマラーホフ(ド素人の自分でも聞いたことのある名)とのがあるようなのですがこれも見たくなってしまった。それまでにバレエに詳しい人に色々レクチャーを受けたいと思うのだが残念ながら詳しい人いない,かな!?

posted at 2010/02/28 22:49:30
lastupdate at 2010/03/14 22:49:27
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2010/02/24
[rec pt
近頃のCPU事情,Opteron以外は結構疎くなっていたので軽く勉強中。DAW用のPC 吹出し が本格運用状態に移行したので次はThinkPadの新調,Core i7搭載のW510か発表になったばかりのW701か,なんてことも目論見つつ。デスクトップ向けですが来月ぐらいにはCore i7-980X Extreme Editionというのが発表されるようで(THE AMD's Cafe記事),なんと6 core。スレッド数はその倍の12,動作周波数は3.33GHzらしい,って凄い。Opteronも来月には型番6000となる新シリーズが出る(The AMD's Cafe記事)ようで8コア,もしくは12コア。これをDual Processorにしたら24コア,DAWだったら無限にプラグインが使えるんじゃないかと思える程。6000ではソケットが従来のOpteronと違うものになるので我がPCではMBも変えなくちゃならないから当面見送りにならざるおえないけど,その影響で6コアのIstanbulが価格暴落してくれると嬉しいかな??とういかPro Tools HDでは8コアでももてあまし気味なのに6×2=12が必要なのかあせあせ

そんな前置きをしつつ本日のお題,Digidesign Pro Tools HDのDithered Mixerに関して。

Pro Tools HDをインストールするとDAE Plug-insフォルダにStereo Mixer.dpm (.rsr)とSurround Mixer.dpm (.rsr)がインストールされるのですが(Windowsベースで話を進めます),これはその名の通りPro Toolsにおいてオーディオをミキシングするための機能を提供するプラグインなのですが,インストールの時もう一種類のミキサープラグインがPlug-ins (Unused)フォルダへインストールされます。それがStereo Dithered Mixer.dpm (.rsr)とSurround Dithered Mixer.dpm (.rsr)です。基本的な機能は一緒なのですがDithered MixerはPro Tools付属のGetting Started Guideによると

アウトプット合算ポイント(内部バスや物理的なアウトプット)すべてにディザが適用されます。この技術では,48ビット制度のTDM Mixerから24ビットのTDMバスまたはハードウェア出力を信号が通過する際,非常に低レベルのデータが切り捨てられることによって生じやすい音質の変化を防止できます。

と書かれている。ただしその低レベルは-144dBFs以下で可聴範囲を遙かに超えていて,Dithered Mixerによる効果がないとも言えるしあるとも言える,とDigidesgnのアンサーベースなどに書かれている。でもDithered Mixerに置き換えるのはversion 5の頃から割と知られた音質向上技で,先日我がHD環境でも試してみた。

音質向上か否かは人それぞれの感じ方なので善し悪しの断定は出来ないのだが,同じセッションを二つの違うMixer Pluginで聴き比べてみるとDithered Mixerのほうが全体的にすっきりして個々の音の粒立ちがよくなり,明瞭になる傾向。標準のMixerは逆に音の分離,特に中低域の分離が足りないように感じてしまう。ややもすると渾然一体となり,よく言えば迫力があるといえるが分離の悪さが気になる。使ったセッションの内一つは両脇Distortion Guitarでかなりメタルな曲だったのでよりその差が出た。個人的にはDitheredの方が印象がよかったので常用プラグインと云うとこに。

ただ利点ばかりじゃなくて,付属PDFにも書かれているようにDithered Mixerを使うとStandardのものよりDSPを多く消費してしまう。試聴に使用したセッションではDithered Mixerを使うとその使用量は1.22倍となってしまった。Standardでは4個のDSPチップで収まったものが5個必要に。どちらを優先するか,だけど我が環境ではCPUパワーが有り余っているので音質優先(個人的趣向優先)でDithered Mixerですあせあせ

20100224a.jpg

標準のMixer Pluginだとこんな風なのが(Delay Compensation Short on)Dithered Mixerに変えると下のように。

20100224b.jpg

posted at 2010/02/24 12:13:48
lastupdate at 2010/02/24 12:13:48
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2010/02/22
[rec pt
Digidesign Pro Tools HD 8の凄くマニアックな話。

Windows 7 Ultimate日本語版に言語パックの英語をインストールしOSの表示言語をEnglishで,そしてPro Toolsは言語オプションをEnglishにして使っているのですが,何故かこのオプションはWindows版でしか使えない,特定のプラグインにおいて表示がちょっとおかしいのでずっと悩んでいました。特定のとは,Pro Tools付属のDigirackプラグインやTL SpaceやMcDSPのプラグイン。

Digirackのフォント

パッと見,ドコが変だか分かりづらいかも知れないがパラメーター値の表示が若干つぶれ気味で見づらい。本来ならゴシックを使うところがアルファベットの字体を見る限り等幅明朝系が使われているっぽい。レジストリをいじれば,システムフォントを変更するのに定番のFontSubustitutesやFontLinkのSystemLinkとか,なんとかなると思って色々やってみたのだが残念ながら何ともならなく一から英語版OSを入れないとダメかとほぼ諦めかけていた。表示を我慢すれば多少見づらいだけで使えないわけでもないので。

最後のあがき,でも無いけれども何となく「Region and Language」(地域と言語のオプション)の「Formats」(形式)が「Japanese (Japan)」になっていたのを(表示言語や場所は英語にしたもののこれは日本語のままにしていた)「English (United States)」に変更したらなんとプラグインの変だった表示が治ってしまった。全然関係ないと思って完全スルーしていたんだけど。

Digirackのフォント

微妙すぎて分かりづらいけれども特にアルファベットとかが見やすくなっている。ちなみに変更後は一度PTを起動し直さないと反映されない。

超マニアックな話ですがこの解決方法が見つかるまで結構時間がかかったので個人的には大発見,でも拍子抜け,なのでレポートしてみましたあせあせ

posted at 2010/02/22 22:38:14
lastupdate at 2010/03/02 22:29:14
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2010/02/19
先日購入したUltrasone Edition 8のコード,1.2mなんですが,やはり据置HPAで使うには短いので,純正の延長コードが付属するものの4mと長すぎるため延長コードを別途買うことにしました。マニアック的な世界ではRecableと言うのでしょうか,ケーブルをすげ替えることも考えたのですがさすがに買ったばかりで気が引けるし(将来的にどうなるかはわからない),いつものノリで延長ケーブルぐらい自作で,とは一瞬思ったモノのヘッドホンに適したケーブルの知識とか乏しいのでひとまず既製品でと。

とは思ったモノのさすがに選択肢が結構狭い,そこそこのグレードのモノは。海外のショップだとけっこよさそうなモノが多数見つけられたのだが,CableProというコネクタとか長さとか自由に組み合わせられるところを見つけたのだが結構ハイエンド(?)1フィート$99って,日本国内だとなかなか見つけられなく,諦めかけたときにやっと見つけたのが今回購入したAudiotrackのAT-GQ mini

Audiotrak AT-GQ mini
SMC PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM

ハイエンド・オーディオ用ケーブルで有名なKimber KableのGQ miniを使った延長ケーブル。コネクタは3.5mmミニステレオ,1/4インチフォーンから選択可能で基本1m ¥6,580円から長さを選択可能。Kimberの割には安すぎるような気がしたもののあせあせプラス2000円1.5mで注文。受注後製作発送だからそこそこ時間がかかるだろうと思いきや夜中未明に注文して当日発送,翌日には品物が届いた。

ケーブルの柔軟性による取り回しの良さなどはとりあえず置いといて肝心の音質。一言で言うとシルキーな感じになる。高域がちょっとまろやかになる感じでしょうか。それでいながらぼやける感じはない。延長ケーブル無しでEdition 8直だと楽曲によって音の前後関係が極端になって,より前面の音は眼前どころか「眉間に刺さってるんですけど」みたいになることもあるのだがAT-GQ miniを使うとその極端さが結構和らぐ,穏やかになる。一応念のために純正の延長コードのほうとも比較してみたのだが,純正の方はとにかく全体的に重くなる印象で,低音が増すと言うより重苦しさが付加されるといった感じだろうか,別に延長ケーブルを買ってよかったとあせあせ

こうなると他のケーブルも気になる,ってことになってしまいますが暫くはその衝動を抑えときましょうあせあせ 海外のHeadRoomと云うショップを見るとKimberのPBJを使ったExtension Cableがあったり興味深い。見た目ではDiMarzio Big Red Headphone Extensionってのが結構引かれるのだが‥‥

posted at 2010/02/19 8:08:39
lastupdate at 2010/02/19 8:08:39
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2010/02/17
ここ数年データの持ち運び用に使っている2.5インチのポータブルドライブ,LaCie Ruggued HD 250GB(購入時のエントリ)をDAW用の新PC 吹出し でも相変わらず使っていたのですが,IEEE1394b対応のコンボカード(LaCie Firewire 400 & 800 | USB 2.0 PCI Card)にしたので読み込み速度が上がりより快適に,先日数ギガのデータをそのHDDに移そうとしたら異様に遅いことに気がついた(殆ど新PCでは読み込みでしか使っていなかった)。チェックのためにCrystalDiskMark 2.2で計測してみたらReadはSequentialで50MB/s以上あるのにWriteはSequentialも512Kも5MB/s程度。

StudioのMac OS機で書き込むときは問題無いし,自宅のDAW用PCをXPでテストしてみると問題無いし,Windows 7の問題かと思い該当ドライバを一度アンインストールしても症状変わらず。そしてドライブをフォーマットし直してもダメ。諦めかけたときふと思いついてDevice Managerからドライブのプロパティを表示し「ポリシー」にある「取り外しポリシー」(Removal policy)で「クイック削除(既定)」(Quick removal)になっているところを「高パフォーマンス」(Better performance)に変更したらあっさり治ってしまったあせあせ

20100217.jpg


フォーマットし直している時,この際USBメモリにしてしまおうと一瞬考えたのだが早まらなくてよかった雫 やはり数ギガのデータを移動するにはこのぐらいの転送速度が欲しい。調べた限りでは大容量高速モデルのUSBメモリでも書き込み速度が20MB/secを超えるのは見つけられなかった。

このドライブそこそこ速いのは良いのだが,5400rpmの分際で,CrystalDiskInfoで見ると温度が61度ってなかなか熱い。「どうせ消耗品だし」と割り切っているのだが少々心配。

posted at 2010/02/17 8:27:50
lastupdate at 2010/02/17 8:28:48
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2010/02/16
たまにはリリースの案内などを。

おそらくネットの住人的には一度は聞いたことのあるであろうベッキーちゃんの2月10日発売のDVD付シングル『翼をください』 A型 のRecordingとMixingをやらせて頂きました。『翼をください』はご存じあの『翼をください』でBPM135の四つ打ちハウスチューン,割と重めかも,になっております。14歳のかわいらしさと元気さを良い具合に織り込めたのではと思っているのですが,如何でしょう。英語圏ネイティブだからかどうかかなり子音がキツくて(日本人と比べると)De-Esser大活躍でしたあせあせ ちなみにDe-Esser(ディエッサー)とは「S-」や「Sh-」などの子音の音量を抑えるエフェクター。

Beckii Cruel
SMC PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM

カワイすぎるにも程があると言われてますがまさしくその通りでした。コスプレチックな衣装を着るともうそのままファンタジックなRPGにでても全然違和感ないんじゃないの?みたいな。顔は小さいし手足は長いし‥‥

映像はオール,なのかな,Canon EOS 5D Mark IIで撮られていてそちら方面に興味ある方も見応えがあるのではないかと思います。

ちなみに今週後半テレビの生放送に出演するとか,しないとか?!

posted at 2010/02/16 0:35:04
lastupdate at 2010/02/17 8:25:25
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2010/02/14
やっと?とうとう?Ultrasoneの現行ハイエンドedition 8を購入しました。中古だけど。

Ultrasone Edition 8
SMC PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM

去年の秋ぐらいからヘッドホンの買い換えを何となく考えていたのだが,諸々迷っている内に,システム刷新とか色々しているうちに延び延びになってしまっていた。しかもシステム入れ替えでかなりの出費で本当はヘッドホンどころの話ではないのだが,どうせ変えるなら合わせ技でヘッドホンも新しくしたほうが良いだろうと考えプチ暴挙に出てみた。ほぼ還付金期待。

実はずっと最新のedition 8か旧機種で既に限定生産完了してしまっていたedition 9かのどちらかで迷っていた。様々なブログのレポートなどを見てみるとedition 9の方が低音の出方が勝っているなどの評価があったもので。先週ぐらい,丁度「ヘッドホンを買い換えてやる」気運が行動に直結する程度に高まっていた頃,とある中古も扱う中野方面のお店の在庫情報でedition 9の出物を発見。翌日店頭に買いに行こうと思い,当日出かける前に再度情報をチェックしてみたら既に「売約済」となっていたあせあせ 一応ダメ元でお店に電話してそのキャンセルの可能性云々に関して聞いてみたが見込みは無さそうだったので断念。ついでに色々話を聞いてみたら,edition 9が入荷する頻度が減ってきていて,品物が入っても直ぐ売れてしまうらしくなかなか入手しづらい状況にあるとか。去年の秋頃は数日迷っていてもまだあるような状況だった。それはオークションなどでの転売の夢破れて流れてきたモノがそこそこあったらしいのだが,今はその状況も一段落しているそうなのだ。と云うことで,当てのないモノを待てる状況でもそう無いのでedition 8を購入することに決定,丁度edition 8の方は中古在庫があったもので。新品との値段差は2万円程度で新品でもよかったのだが中古にしたのはエージングの手間を省きたかったから,というと格好つけすぎでしょうか。

これまで使っていたのが同社のDJ1 Proの一世代前のモノなのですが,それと比べると音の全体の厚みが半端なく違う!! 最初はその分厚さからこもっているような錯覚を起こすぐらい。特に極小音量時はその差は顕著。パッシブのテンエムをそこそこ良いアクティブのモニタに,ニュアンス的にはGENELECというよりもDynaudio AIRあたりに変えた感じに近い!?気になる低音の出方はド新品じゃないからかも知れないが自分的には結構十分な,小音量でも低音域の伸びも十分確認でき,それでいてにじみも少なくタイトで音が見えやすい。高域の方は最初中低音の充実ぶりから感覚的にマスクされたように感じたのだが綺麗に出ていてこちらも問題なし。

問題があるとすればまずケーブル。据え置きのHPAにつないで使うには1.2mは短い。延長ケーブルは付属しているのだが4mと逆に長すぎる。これに関したはまた次回に。おおむね装着感に問題は無いのだが長時間装着のままだと,まだ慣れていないせいか穏やかにアイアンクローをかけられたみたいな(?)ちょっと痛みが。その分,かどうか遮音性は抜群。自分はポータブル機器で音を聞くことはほぼ無いのだがこれでポータブルで歩きながらだとかなり危険な遮音性かもとふと思う。

posted at 2010/02/14 17:25:07
lastupdate at 2010/02/14 17:27:18
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2010/02/10
[rec pt
昨日,ヘッドフォーンを買ったのですが,中古だからかどうか「動作チェックをしてみてください」みたいなことを言いわれ,脇にいた店員さんが取り出したのが長方形で薄くてパッと見操作ボタンが見当たらない手のひらサイズのポータブルプレイヤーらしきものを取り出したので(回りくどい!)思わず「そんなんじゃ音分からないから音聞かなくていいです」とまぁキレてはいないけどそう取られてもおかしく無いかもしれない程度に素っ気なく言ったら,高級そうなアンプの前に導かれて「こちらでどうぞ」と。確かに買ったヘッドフォーンは一応ポータブルプレイヤーでも使えるように設計されているけど,ってことがありました。ここで問題です。どんなヘッドフォーンを買ったでしょうか?と,ほんのさわりだけで300文字以上使ってしまう自分はアレに向いていないんだろうと考える今日この頃!?

ということとは全く関係なく,今回はサンプルレート変換に関するちょっとしたレポートです。

Pro Toolsの作業は特別な指定がない限りいつもサンプリングレートを48KHzでやっていまして,その昔サンプリングレートで失敗したことがあるし音質的にも48KHzの方がやや有利なもので,アレンジャーさんから貰うデータが44.1KHzでも48KHzに変換して,複数回お仕事をさせてもらっている方はその辺の事情を承知しているから問題ないし慣れた方は事前に納品フォーマットを確認してくれるので希なことなのですが,ダビングに望むようにしています。事前にデータをもらえる場合はいいのですが当日現場渡しの時はPro Toolsでサンプルレート変換をしつつ読み込みとなるのですが,その品質はどうなのとふと思ったのでちょっと比較してみました。事前にもらえる場合はなるべくSteinberg WaveLab 6のCrystal Resamplerという売りの一つでもあるプラグインで変換しています。何となく「いいかもしれない」と思ってあせあせ

比較用のファイルは,WaveLab 6では前出Crystal Resamplerを使い「Quality」を最高品質の「Ultra(Slow)」でバッチ処理。Samplitude 11では「Batch Processing」でSamplerateだけを変換。設定「Quality of calculation」は「Ultra high 2」で。Pro Tools HD 8ではSampling Rate Conversion Qualityを「TweakHead (Slowest)」でインポート。

音の差は割と出てしまいました。総じて優れているのはWaveLab。一番処理時間が長いだけあるあせあせ 音に厚みがあり金物でも芯がしっかりしていてBassなどは文字通り「太く」なる。原音よりもリッチになる感じもある。次に好印象なのがSamplitude。WaveLabと比べるとやや薄いというか軽いというか。でも原音に忠実という意味ではSamplitudeな感じもする。Pro Toolsは中低域はほんのわずかにこぢんまりした印象になってしまう。他の二つと比べると思わず作り笑いで誤魔化したくなるような雫 高域,金物などは散る感じになってしまう,と言うか細かく丹念に計算していないような雑な印象。

とはいうもののこれらは重箱の隅を顕微鏡でのぞきながらナノチューブで突くぐらいの話なので(?)通常は気にならない,かも??一番いいのはご機嫌なDACでアナログ出ししてイカすADCで取り込めばいいとは思うのですが,それはもういろいろありますからあせあせ それにしてもPro Toolsユーザーでありながらその価値を下げることばかり書いていいのだろうか?欠点を把握することは重要なことだとは思うけど。

posted at 2010/02/10 4:46:05
lastupdate at 2010/02/10 4:46:05
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