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Pickup Photo!

2010/10/09 :: M・DA-824
LavryBlue 4496のフレームに内蔵するDAカード,M・DA-824が届いたので早速インストール,デフォルト設定が-20dBfsだったので-18dBfsにキャリブレーション後すでに現場で稼働中です。カードのインストールはフロントパネルも外さないといけないので少々面倒。
!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-7
音の方はM・AD-824同様派手さを押さえた落ち着いた傾向です。Digidesign 192 I/Oと比べるとその違いは顕著で192 I/Oでチューニングしたモニタ環境だとシャキシャキした部分が押さえられるのでLavryBlueは物足りなさを感じてしまうことでしょう。そのかわり芯がない音ばかりのセッションだとスパイシーなところが押さえられることで音全体が団子状態となり元トラック音の悪さ,ミックスの悪さを容易に再現してくれるので便利です!?
!!$photo2!!SMC PENTAX-FA77mmF.8 Limited with Kenko Close-uo No.2, Pentax K-7
DAチップにはAnalog Devices製のものが使われていた。ADはAKM製だったのに。OpAmpにはBurr-Brownの見慣れたものやMotorolaのものがちらほら。
!!$photo3!!SMC PENTAX-FA77mmF.8 Limited with Kenko Close-uo No.2, Pentax K-7
リアはこんな風にしてます[:あせあせ:] 元々なんのコネクタかの印字が無いので。自分だけが使うなら問題無いのですが,スタジオ持ち込みの時アシさんに配線を手伝って貰うとき分かりやすいように。
LavryBlue 4496のフレームに内蔵するDAカード,M・DA-824が届いたので早速インストール,デフォルト設定が-20dBfsだったので-18dBfsにキャリブレーション後すでに現場で稼働中です。カードのインストールはフロントパネルも外さないといけないので少々面倒。
!!$photo1!!SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-7
音の方はM・AD-824同様派手さを押さえた落ち着いた傾向です。Digidesign 192 I/Oと比べるとその違いは顕著で192 I/Oでチューニングしたモニタ環境だとシャキシャキした部分が押さえられるのでLavryBlueは物足りなさを感じてしまうことでしょう。そのかわり芯がない音ばかりのセッションだとスパイシーなところが押さえられることで音全体が団子状態となり元トラック音の悪さ,ミックスの悪さを容易に再現してくれるので便利です!?
!!$photo2!!SMC PENTAX-FA77mmF.8 Limited with Kenko Close-uo No.2, Pentax K-7
DAチップにはAnalog Devices製のものが使われていた。ADはAKM製だったのに。OpAmpにはBurr-Brownの見慣れたものやMotorolaのものがちらほら。
!!$photo3!!SMC PENTAX-FA77mmF.8 Limited with Kenko Close-uo No.2, Pentax K-7
リアはこんな風にしてます[:あせあせ:] 元々なんのコネクタかの印字が無いので。自分だけが使うなら問題無いのですが,スタジオ持ち込みの時アシさんに配線を手伝って貰うとき分かりやすいように。
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2010/10/31
[photo]
仕事の目星が付いたので,そう言えばPentax K-5はどうなったのだろうとネットショップを見てみたら在庫無しで予約受け中となっていて,結構売れているのかと思いつつ今予約入れとけば仕事が一段落付いた頃にもしかしたら入手出来るかもと予約したら,なんとすぐさまものが確保できたので発送できますとメールが。折り返し「じゃぁ店頭に取りに行きます」と返事。これが昨日夜の話。で,今日急遽(?)K-5を買ってきました
夏に買ったばかりのK-7は下取りに出して
K-7には申し訳ないが間が悪かったと言うことで。下取りはいろんな特典上乗せがあって5万円強の下取り額で差額7万円程度で買い換えが出来た。
西新宿からの帰り道高感度具合を試すべく撮影。

JPEGを縮小。Photoshop Lightroom 3でRAWを現像しようとしたらファイルが未対応で読み込めないと言うことなのでK-5内でJPEG書き出し。上の写真はISO3200。

こちらはISO1600。縮小してしまえば一緒だけどISO1600でも結構許せる感じで,暗がりで撮ることの多い自分としては買い換えて正解かも。とりあえず。でも,見た目持った感じがまるでK-7なので買い換えた気がしない
ちなみにISO6400。

と云ったところで,再び仕事に戻ってMIX MIX


西新宿からの帰り道高感度具合を試すべく撮影。

SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
JPEGを縮小。Photoshop Lightroom 3でRAWを現像しようとしたらファイルが未対応で読み込めないと言うことなのでK-5内でJPEG書き出し。上の写真はISO3200。

SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
こちらはISO1600。縮小してしまえば一緒だけどISO1600でも結構許せる感じで,暗がりで撮ることの多い自分としては買い換えて正解かも。とりあえず。でも,見た目持った感じがまるでK-7なので買い換えた気がしない

ちなみにISO6400。

SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
と云ったところで,再び仕事に戻ってMIX MIX

posted at 2010/11/01 5:30:54
lastupdate at 2010/11/01 6:02:26
【edit】

2010/10/14
去年の暮れドサクサに紛れて,と言うかいろいろ買いすぎて金銭感覚が麻痺している状態の時になんとなく「ついで」感覚で買ってしまった自身初のBrent Averill製品,その名も「Line Mixer」ってのを買っていました。

ロゴが旧タイプのBrent Averill Enterprisesになっています。当時は日本国内で扱っている所を見つけられず海外のショップから直輸入したのですが(送料込みで53.5K円程度)今は社名変更に伴い販売体制が変わったのかサウンドハウスでも扱っているようです。ただし7万円ぐらいでちょっと割高。
その名の示す通りラインミキサーなのですがちょっと変わっていてトランスを採用したパッシブ方式,つまり電源要らず,のステレオで2chを1chにする非常にシンプルなミキサー。そんなんで5万も7万もするの??と驚かれるかも知れませんが,自分の持っているものは(もしかしたら現行品はちょっと仕様が変わっているかも知れない)Jensenの600 ohm to 600 ohm Repeat Coil TransformerとカテゴライズされるJT-11SSP-6Mがステレオで2個使用されており,例えばこれを個人でJensenから取り寄せるとなるとトランスだけで約$270し,これにXLRレセプタクルとアルミダイキャストケースと考えてみくと$490と云う値段も割と良心的かと。
で,どういう場面で役立つかというと,勿論二つのステレオソースを一つにまとめるとか,ギター録音の時など二つのマイクのプリアンプアウトを一つにまとめるとか大きなコンソールを使うまでもないような音混ぜに重宝。自分の場合はバラしてラックに入れてしまいエフェクト音とダイレクト音を混ぜる用途で使ってます,今のところ。
回路は非常にシンプルでトランスの1次側の2系統の巻線にそれぞれに信号を入れ,出力は並列接続されそこで音が混ざる,と云う具合。入力は1系統接続の場合0dB増幅のアイソレーター的な使用も可能で単純にトランスにステレオソースを通す,と云う使い方も可能。Jensenを使っていることもあって通しただけでシルキーで上品な音質,特に高音域は甘く柔らかな傾向なので「音の柔軟剤」みたいな使い方も出来る!?入力に2系統接続すると各々-6dB,レベルが下がり1対1で二つ足して0dBにってことになる(1/2 + 1/2 = 1)。ただトランスを単純に使っている関係上出力インピーダンスが違う二つのソースを入力した場合その混合比は1:1にならないので注意が必要。2ch Mic-Preampの出力を一つにすると云う場合は当然1対1なのだが違うMic-Preamp同士を一つにと云うケースでは1対1で混ざらない可能性が高い。そういう場合でも1対1で,しかもパッシブでとなると以前レポートした自作のものがいるのかも。
そしてラックマウントしてしまった残りのアルミダイキャストケースにはこれまた夏頃何となく買ってしまったMarinair T1501(Old Neveとかで使われているトランス)を2個入れて遊ばせてる!?2個で$300だったら買いでしょうってことで勢いで
なんかトランスマニアな感じですね。もち音楽ジャンルのトランスも好きですけど。

SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K20D
ロゴが旧タイプのBrent Averill Enterprisesになっています。当時は日本国内で扱っている所を見つけられず海外のショップから直輸入したのですが(送料込みで53.5K円程度)今は社名変更に伴い販売体制が変わったのかサウンドハウスでも扱っているようです。ただし7万円ぐらいでちょっと割高。
その名の示す通りラインミキサーなのですがちょっと変わっていてトランスを採用したパッシブ方式,つまり電源要らず,のステレオで2chを1chにする非常にシンプルなミキサー。そんなんで5万も7万もするの??と驚かれるかも知れませんが,自分の持っているものは(もしかしたら現行品はちょっと仕様が変わっているかも知れない)Jensenの600 ohm to 600 ohm Repeat Coil TransformerとカテゴライズされるJT-11SSP-6Mがステレオで2個使用されており,例えばこれを個人でJensenから取り寄せるとなるとトランスだけで約$270し,これにXLRレセプタクルとアルミダイキャストケースと考えてみくと$490と云う値段も割と良心的かと。
で,どういう場面で役立つかというと,勿論二つのステレオソースを一つにまとめるとか,ギター録音の時など二つのマイクのプリアンプアウトを一つにまとめるとか大きなコンソールを使うまでもないような音混ぜに重宝。自分の場合はバラしてラックに入れてしまいエフェクト音とダイレクト音を混ぜる用途で使ってます,今のところ。
回路は非常にシンプルでトランスの1次側の2系統の巻線にそれぞれに信号を入れ,出力は並列接続されそこで音が混ざる,と云う具合。入力は1系統接続の場合0dB増幅のアイソレーター的な使用も可能で単純にトランスにステレオソースを通す,と云う使い方も可能。Jensenを使っていることもあって通しただけでシルキーで上品な音質,特に高音域は甘く柔らかな傾向なので「音の柔軟剤」みたいな使い方も出来る!?入力に2系統接続すると各々-6dB,レベルが下がり1対1で二つ足して0dBにってことになる(1/2 + 1/2 = 1)。ただトランスを単純に使っている関係上出力インピーダンスが違う二つのソースを入力した場合その混合比は1:1にならないので注意が必要。2ch Mic-Preampの出力を一つにすると云う場合は当然1対1なのだが違うMic-Preamp同士を一つにと云うケースでは1対1で混ざらない可能性が高い。そういう場合でも1対1で,しかもパッシブでとなると以前レポートした自作のものがいるのかも。
そしてラックマウントしてしまった残りのアルミダイキャストケースにはこれまた夏頃何となく買ってしまったMarinair T1501(Old Neveとかで使われているトランス)を2個入れて遊ばせてる!?2個で$300だったら買いでしょうってことで勢いで

posted at 2010/10/14 5:46:58
lastupdate at 2010/10/16 23:17:45
【edit】

2010/10/12
[pc]
地デジ録画用のPC
で数日前からリモート予約(おまかせ録画)が全然登録されなくなり「変だなぁ」と思いつつ「予約キャンセル」メールの内容をよくよく見てみたらHDDの容量不足で予約が出来ない,と云う状態に陥っていることが分かったのでHDDを買い増し(見ないと思われるものが300GB分ぐらいあるけど)。ヨドバシカメラに行って容量と価格のバランスが良さそうな,そして在庫のあったWestern DigitalのCaviar Green WD15EARS,1.5GBを購入。値段は7,480円。ポイントを考え合わせると7K円以下。もうそろそろテラバイト辺り幾ら,ってのが普通になりそうな勢い。

店頭では5400rpmと書いてあったのですが,録画用だったので回転数は7200rpmでなくても良しと判断,帰宅後ネットで調べてみたらWD独自のIntelliPowerだった。キャッシュサイズは64MB。お約束のCrystalDiskMark3の結果はこれ。
Sequential Read/Writeが余裕で120MB/sec越え。回転数にかかわらず新しいのを買う度に数字が伸びる感じですね。と云うわけで録画可能残量がDP 190時間。当分録りだめ出来そう!?
これでデスクトップPCは全部内蔵2TB越え。NASも2TB。その反面TB未満の3.5" HDDは使い回しする気になれないのでそのまま放置。それが10台以上。いい加減処分しないと
そして録画用PCがWindows Vistaのままなのを何とかしないとと思いつつ,OSをアップグレードすると録画しているものが見られなくなるのではと云う疑問,だったらPS3とtorneでなんて思いつつ現状維持。そう未だPS3を持っていない。グランツーリスモ5が出る頃には何とかしたいなと思いつつ年を越しそうな気も。って来月発売か


SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-7
店頭では5400rpmと書いてあったのですが,録画用だったので回転数は7200rpmでなくても良しと判断,帰宅後ネットで調べてみたらWD独自のIntelliPowerだった。キャッシュサイズは64MB。お約束のCrystalDiskMark3の結果はこれ。
Sequential Read/Writeが余裕で120MB/sec越え。回転数にかかわらず新しいのを買う度に数字が伸びる感じですね。と云うわけで録画可能残量がDP 190時間。当分録りだめ出来そう!?
これでデスクトップPCは全部内蔵2TB越え。NASも2TB。その反面TB未満の3.5" HDDは使い回しする気になれないのでそのまま放置。それが10台以上。いい加減処分しないと


posted at 2010/10/12 23:45:47
lastupdate at 2010/12/17 16:42:21
【edit】

2010/10/09
LavryBlue 4496のフレームに内蔵するDAカード,M・DA-824が届いたので早速インストール,デフォルト設定が-20dBfsだったので-18dBfsにキャリブレーション後すでに現場で稼働中です。カードのインストールはフロントパネルも外さないといけないので少々面倒。

音の方はM・AD-824同様派手さを押さえた落ち着いた傾向です。Digidesign 192 I/Oと比べるとその違いは顕著で192 I/Oでチューニングしたモニタ環境だとシャキシャキした部分が押さえられるのでLavryBlueは物足りなさを感じてしまうことでしょう。そのかわり芯がない音ばかりのセッションだとスパイシーなところが押さえられることで音全体が団子状態となり元トラック音の悪さ,ミックスの悪さを容易に再現してくれるので便利です!?

DAチップにはAnalog Devices製のものが使われていた。ADはAKM製だったのに。OpAmpにはBurr-Brownの見慣れたものやMotorolaのものがちらほら。

リアはこんな風にしてます
元々なんのコネクタかの印字が無いので。自分だけが使うなら問題無いのですが,スタジオ持ち込みの時アシさんに配線を手伝って貰うとき分かりやすいように。

SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-7
音の方はM・AD-824同様派手さを押さえた落ち着いた傾向です。Digidesign 192 I/Oと比べるとその違いは顕著で192 I/Oでチューニングしたモニタ環境だとシャキシャキした部分が押さえられるのでLavryBlueは物足りなさを感じてしまうことでしょう。そのかわり芯がない音ばかりのセッションだとスパイシーなところが押さえられることで音全体が団子状態となり元トラック音の悪さ,ミックスの悪さを容易に再現してくれるので便利です!?

SMC PENTAX-FA77mmF.8 Limited with Kenko Close-uo No.2, Pentax K-7
DAチップにはAnalog Devices製のものが使われていた。ADはAKM製だったのに。OpAmpにはBurr-Brownの見慣れたものやMotorolaのものがちらほら。

SMC PENTAX-FA77mmF.8 Limited with Kenko Close-uo No.2, Pentax K-7
リアはこんな風にしてます

posted at 2010/10/09 22:18:52
lastupdate at 2010/10/09 23:29:59
【edit】

2010/10/08
[rec pt]
前回のエントリーで,Pitch ShiftはWavelabがPro Toolsのサード・パーティー・プラグインと比較してもより高品質,なんてことを書きましたが,実際その効果を得るためにはRegionがばらばらになっているのであれば一度Consolidate CommandでRegionを一本化してそれをExport。Wavelabでバッチ処理後Import,Audioの再配置とPT内プラグインでやるより遙かに手間がかかり面倒と云う弱点がある。
これをもっと手軽に出来ないだろうか?
ということで,実験してみました。
ピッチを上げるか下げるPTのセッションフォルダ内「Audio Files」フォルダの中の該当AudioをWavalabのバッチ処理リストに登録(Consolidateなどの前処理無しでOK)。で,そのまま処理。それ用のセッションが用意されている状態であればAudioをそのまま書き換えでも良いし,安全のためには該当ファイルを別フォルダに移動しそれを処理リストに登録し処理したものをAudio Filsフォルダへ戻す設定にしても良いでしょう。処理完了後PTでセッションを開く。するとピッチを弄ったAudio FileがMissingと言われるので「Manually Find and Relink」を選択し検索先はセッションフォルダ内Audio Filesだけを指定し,Linking OptionsはFind By Name And File IDを選択してMactch Format ,Match Durarionはチェックが入ったままSearch開始。するとまんまとピッチを弄ったファイルが検索に引っかかるのでそのままCommit Linksをクリック。セッションにはたとえRegionが小間切れになっていようとそのままピッチを弄った音に置き換わっている。できればFade Fileは一度全部捨てて再計算させた方が良いでしょう。
これで手間はそこそこ軽減できると思う。こんなにうまく行くとは思っていなかった
ただし一つ問題が。それはステレオファイル(マルチチャンネルファイル)。PT内ではStereoであればDual Monoとして扱われているが,これをDual MonoのままWavelabでバッチ処理をするとお互いが関連のないMONOファイルとして扱われるためか位相が微妙にずれてしまう,高域が微妙にパンニングしてしまう程度。これを解決するためにはDual Monoだけは手動でWavelabをStereoファイルとして開き(File Menu,OpenからDual MonoファイルLRを両方選択しそのまま開くとステレオとして扱われる)ピッチ処理後そのままDual Monoファイルとして上書き保存し上記のSessionを開くときの処置を施せばステレオファイルとしてピッチ処理をしたAudioがトラック上に出現する。
WavelabのPitch Correction。Bestは本当にベストなのだが如何せん時間がかかる。でより処理時間の短いDefaultのStandardでの音質もチェックしてみたのだが,楽器類はPitch 'n Time等より重心の低い音質でそこそこ良い感触なのだがVocal類はちょっと変な無理な処理をしている風で(いかにもピッチを上げました風にならないように頑張ってしまい変にフランジングがかかってしまっているような)ちょっとキツいかも。やはり質をとるならBestがベストみたい
そう言えばPro Tools HD Nativeと云うものが11月中旬に発売されるらしい。DSPチップ非搭載のPCIeカードとPro Tools HDアプリケーションのセット。Audio InterfaceはHD用のものを使うらしい。位置づけとしてはHDとLEの中間的なもの,NativeなHDなのでしょうか。ただ値段(税込予定価格)はCoreカードとソフトで¥367,500と「中古でHD1買った方が安いよね」と言えるような値段。なんか非常に微妙な気がする。PCIeがExpressCardだとMobileでHDってことになり結構面白いと思うのだが。
これをもっと手軽に出来ないだろうか?
ということで,実験してみました。
ピッチを上げるか下げるPTのセッションフォルダ内「Audio Files」フォルダの中の該当AudioをWavalabのバッチ処理リストに登録(Consolidateなどの前処理無しでOK)。で,そのまま処理。それ用のセッションが用意されている状態であればAudioをそのまま書き換えでも良いし,安全のためには該当ファイルを別フォルダに移動しそれを処理リストに登録し処理したものをAudio Filsフォルダへ戻す設定にしても良いでしょう。処理完了後PTでセッションを開く。するとピッチを弄ったAudio FileがMissingと言われるので「Manually Find and Relink」を選択し検索先はセッションフォルダ内Audio Filesだけを指定し,Linking OptionsはFind By Name And File IDを選択してMactch Format ,Match Durarionはチェックが入ったままSearch開始。するとまんまとピッチを弄ったファイルが検索に引っかかるのでそのままCommit Linksをクリック。セッションにはたとえRegionが小間切れになっていようとそのままピッチを弄った音に置き換わっている。できればFade Fileは一度全部捨てて再計算させた方が良いでしょう。
これで手間はそこそこ軽減できると思う。こんなにうまく行くとは思っていなかった

ただし一つ問題が。それはステレオファイル(マルチチャンネルファイル)。PT内ではStereoであればDual Monoとして扱われているが,これをDual MonoのままWavelabでバッチ処理をするとお互いが関連のないMONOファイルとして扱われるためか位相が微妙にずれてしまう,高域が微妙にパンニングしてしまう程度。これを解決するためにはDual Monoだけは手動でWavelabをStereoファイルとして開き(File Menu,OpenからDual MonoファイルLRを両方選択しそのまま開くとステレオとして扱われる)ピッチ処理後そのままDual Monoファイルとして上書き保存し上記のSessionを開くときの処置を施せばステレオファイルとしてピッチ処理をしたAudioがトラック上に出現する。
WavelabのPitch Correction。Bestは本当にベストなのだが如何せん時間がかかる。でより処理時間の短いDefaultのStandardでの音質もチェックしてみたのだが,楽器類はPitch 'n Time等より重心の低い音質でそこそこ良い感触なのだがVocal類はちょっと変な無理な処理をしている風で(いかにもピッチを上げました風にならないように頑張ってしまい変にフランジングがかかってしまっているような)ちょっとキツいかも。やはり質をとるならBestがベストみたい

そう言えばPro Tools HD Nativeと云うものが11月中旬に発売されるらしい。DSPチップ非搭載のPCIeカードとPro Tools HDアプリケーションのセット。Audio InterfaceはHD用のものを使うらしい。位置づけとしてはHDとLEの中間的なもの,NativeなHDなのでしょうか。ただ値段(税込予定価格)はCoreカードとソフトで¥367,500と「中古でHD1買った方が安いよね」と言えるような値段。なんか非常に微妙な気がする。PCIeがExpressCardだとMobileでHDってことになり結構面白いと思うのだが。
posted at 2010/10/08 23:08:01
lastupdate at 2010/10/09 6:07:04
【edit】

2010/10/05
[rec pt]
仕事でたまにオケの音程ものを全部半音上げてとかいうオーダーがあったりすることがあります。最善の方法はアレンジャーさんが半音上げでオケを作り直して生楽器類は再度入れ直し,なのですがいろいろオトナノジジョーで「生楽器はプラグインで……」とか「オケ全部をプラグインで………」とか云う場合もなきにしもあらず。そんなときはAvid Pro Toolsの場合プラグイン,というかAudioSuiteで処理して音程を上げたり下げたりするのですが,この時サード・パーティーも含めたプラグインによる音質の違いはどの程度なのか気になったのでちょっとテストしてみた。よく聞くのはSerato Pitch 'n Timeが一番とか。Gearslutz.com辺りではX-Formのほうが良いとか。結果次第では新たにプラグインを買わなければとかあったからでもあります
そうPitch 'n Time Proはまだ持っていなくて,しかもオンライン購入でも$800ぐらいで高価。買わなくて済む選択があればというのが正直なところ。従ってPitch 'n Time Proは30日のデモ版で試した。
テストはPro Tools HDに適当に音を並べて,BassとかPianoとかVocalとか,それを複製しそれぞれのトラックにAudioSuiteで単純に2 half tones上げ,全音上げ処理,という感じ。比較は前出Pitch 'n TimeとX-Form,Soundtoys Speed。
一番ガッカリなのはSpeed。処理速度は速いけど結果もそれなり。Pitch 'n Time ProとX-Formは結構肉薄。でも中低音の生き残り具合はX-Formの方が優れている印象。芯が残っていて扱いやすそうな音。女性ボーカルだとPitch 'n Time ProでもX-Formでもどちらでも良いような印象を受けた。ちなみにX-FormでBassをMonophonicで処理したらノイズっぽくなったのだがPolyphonicでやってみたら問題無かった,ってことがあった。総合的に音質の面ではX-Formに軍配が上がるのだが処理時間はX-Formの方が圧倒的にかかるので,「フリーズしてる?」と不安がらせる程,時間に余裕があるときはゆっくりX-Form,時間と質を両立ならPitch 'n Time Proってことだろうか。時間を取るならとりあえず音程もの全トラックにPitchプラグイン挿入のが手っ取り早いけど
そしてもう一つ,Regionを書き出して外部ソフトで処理するとどうなるかも試してみた。試したのはMAGIX Samplitude 11とSteinberg Wavelab 6。
Samplitude 11では一番質の高い,と思われるUniversal HQで試してみたのだが質としてはX-Form並。ただ処理速度は速い。従ってわざわざ外部アプリを使う手間に見合う効果があるとかと言えば結構微妙。それに対してWavelab 6でPitch Correction(ピッチシフト),設定はBest,Use DIRAC processor : Average Time/Frequency localizationを選択のほぼこれ以上ない高品質設定で試してみた。ビックリ,もう別次元
全音上げたとは思えない品質。これを聞いてしまうとX-FormもPitch 'n Timeも特に唄などはオモチャぐらい,とさえ思えてしまう。ただ処理時間は流石に長い。わがDAW用PC
でも1分のStereoが約6分40秒かかる。Wavelab 6はMulti Core非対応なので来月登場するMulti Core対応のWavelab 7ならCore分(スレッド分)速くなるのか気になる。
というわけで新しいプラグイン,Pitch 'n Time Proは要らず。ピッチ上げは一晩かけてWavelabでバッチ処理,というのがわが環境のベストチョイスでしょうか

テストはPro Tools HDに適当に音を並べて,BassとかPianoとかVocalとか,それを複製しそれぞれのトラックにAudioSuiteで単純に2 half tones上げ,全音上げ処理,という感じ。比較は前出Pitch 'n TimeとX-Form,Soundtoys Speed。
一番ガッカリなのはSpeed。処理速度は速いけど結果もそれなり。Pitch 'n Time ProとX-Formは結構肉薄。でも中低音の生き残り具合はX-Formの方が優れている印象。芯が残っていて扱いやすそうな音。女性ボーカルだとPitch 'n Time ProでもX-Formでもどちらでも良いような印象を受けた。ちなみにX-FormでBassをMonophonicで処理したらノイズっぽくなったのだがPolyphonicでやってみたら問題無かった,ってことがあった。総合的に音質の面ではX-Formに軍配が上がるのだが処理時間はX-Formの方が圧倒的にかかるので,「フリーズしてる?」と不安がらせる程,時間に余裕があるときはゆっくりX-Form,時間と質を両立ならPitch 'n Time Proってことだろうか。時間を取るならとりあえず音程もの全トラックにPitchプラグイン挿入のが手っ取り早いけど

そしてもう一つ,Regionを書き出して外部ソフトで処理するとどうなるかも試してみた。試したのはMAGIX Samplitude 11とSteinberg Wavelab 6。
Samplitude 11では一番質の高い,と思われるUniversal HQで試してみたのだが質としてはX-Form並。ただ処理速度は速い。従ってわざわざ外部アプリを使う手間に見合う効果があるとかと言えば結構微妙。それに対してWavelab 6でPitch Correction(ピッチシフト),設定はBest,Use DIRAC processor : Average Time/Frequency localizationを選択のほぼこれ以上ない高品質設定で試してみた。ビックリ,もう別次元


というわけで新しいプラグイン,Pitch 'n Time Proは要らず。ピッチ上げは一晩かけてWavelabでバッチ処理,というのがわが環境のベストチョイスでしょうか

posted at 2010/10/05 22:53:13
lastupdate at 2010/10/05 23:01:18
【edit】

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