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Mia and Chihiro
Pickup Photo!
2013/03/01 :: Universal Audio 2-610
今回は,唐突ですが,所有機材の紹介,というより過去ブログに取り上げたつもりでいたけれども,写真だけのみの掲載で言及がなかったUniversal Audio 2-610の話。

SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5
購入は約5年ぐらい前,610がいいとの噂を聞きつけ,eBayで中古の手頃なものを見付けて購入。その頃,既に新しいバージョンで現行モデル,マニュアルを参照するとRevision 1.2となるのか,シルバーパネルでInput PADが追加されているものになっていたのだが,購入した機種はその一つ前のバージョン。マニュアルだとRevision 1.1となるのだろうか。サンレコWEB版の製品レビューに掲載されている内部写真を見てみると,電源のトランスがトロイダルなのだが,わが所有のモデルは一般的なEIコアのトランスにシールドを施したもので(型番は現行機種と同じ構造),電源回路回りのアルミ板に囲みもない。もしかしたらそのレビューの機種は1.0なのかもしれない。1.1と現行の違いは,先に挙げたパネルとPADの相違以外に,電源回路の見直し,フィルター回路の向上がなされているらしい。

購入当初はそれなりに気に入ってた,とは思うのだが,そのうち気に入らないところがあったらしく,2010年頃に改造してしまった。その改造用に購入したパーツがその頃のエントリに登場している。今や入手不可能なBlack Gateの高電圧用VKシリーズとJensenの電解コンデンサ。

Black Gateは各チャンネルのプレート電圧周りに使用。元々はNichiconのものが使われていた。

!!$photo1!!TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D
Jensenの方は電源整流回路で使用。もともとは下のような写真だったものを,

!!$photo2!!TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D
アルミ板で棚を作って無理矢理こんな風に。

!!$photo3!!SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K20D
結束バンドで固定し,更にシリコーンで固める。基板からの引っ張りだしは純銀単線。

音の方はBlack Gateにすることによって,予想通り低音の押し出しが良くなって,更にJensenも使うことで更にRichに,かつ高音域ののびも向上。比較したわけでは無いけれども現行機種と比べても遜色無いどころか凌駕するのでは,と勝手に思ってる[:あせあせ:] 真空管も手持ちにあった1970年代,80年代のものに交換しているので更に良い感じ。

GearslutzではCreamyと表現されているのだが,まさにその通り。真空管Preampではあるけれども変な癖もあまりなく,ことさらVintage風な音作りでもなく結構使いやすい部類のPreampだと思う。個人的に気に入っている使い方,はBlance Line入力にソフトシンセの音(特にKickとかBass,Piano)を通して空気感を付加,えぐみを軽減するというような使い方。EQがかなり滑らかなので高音域がありすぎる音とかをなめすのにかなり重宝。昨今Tape EmulatorやSatulator等々優れものが充実していますが,やっぱり2-610を使ってしまいます。

欠点と言えば,入力トランスがやや歪みやすいこと。ギターアンプ音をダイナミックマイクで収録するときなどはインラインタイプのアッテネータが必要になる。そんなこともあって現行機種ではPADが装備されているのだと思われる。ちなみに,マニュアルではすべての入力ソースが入力トランスを経由しているようなブロック・ダイヤグラム図が掲載されていますが,実際はマイク入力とバランスライン入力のみ。フロントパネルのHi-Z入力2種は直接増幅段に接続される。おそらく現行機種でも同様かと思われる。じゃないと数メガオーダーの入力インピーダンスにならないはず。

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2013/03/25
[pc
過去,Micosoft Officeの新しいバージョンがリリースされたら,その数ヶ月後,重い腰を上げるかのごとく,心情的には「しょうが無いよな」というやや後ろ向きな動機で購入していたのだが,今回ばかりは発売販売開始当月に購入してしまった。理由は,ご存じの通り基本的にはアップグレード版の販売がなくなる中,唯一最高グレードのProfessionalのアップグレード版が数量限定での販売,その値段がこれまで使っていたグレードのHome & Businessと数千円の違い,であればProfessionalを早めに,と。購入はヨドバシカメラ西新宿本店だったのだが,数多く平積みされている様を見たら当分売り切れることはなかろうと思えた,けれども。年度の変わり目で結構捌けてしまうのだろうか!?

予め,インストールメディアはパッケージに含まれず,なんてことなどは知ってはいたが,実際,我が目で確認してみると何とも味気ない。使用権を購入しているだけだから合理的ではあるけれども。

Microsoft Office 2013
SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5

インストールはセットアップ用サイトにアクセスし,容量の少ないセットアッププログラムをDL後実行すると,必要なファイルはダウンロードされながらインストールが進行していく。ネット接続環境にもよるけれども10分もかからない程度でインストールは終了。ちなみにOffice 2010がインストールされていると上書きされずに共存する形になる。

Microsoft Office 2013

Windows 8に合わせたデザインはソリッドでシンプル。最初2〜3日はなかなか慣れなかった。ウィンドウの影がWindows 8のそれとはやや違っていて,より目立つようになっている。Windows 7との中間ぐらいの幅だろうか。Windows 8でほぼ影無しのルックスに慣れてしまうとやや違和感を感じてしまう。ちょっと「今更」な気もするし。

使い始めて最初驚かされるのはインサーションの移動や,Excelのセル移動のもったいつけたようなアニメーション効果。タッチ操作用の視覚効果ではあるのだろうが,慣れないとなかなか気持ち悪いあせあせ ただしこれはレジストリを弄ることで無効に出来る。詳細はマイナビニュースのこの記事で紹介されている。記事中プレビュー版でとの但し書きがあるけれども,製品版で試したところDisableAnimationsは問題なく機能した。

細かい所は,詳細なレビューを掲載しているところにまかせるとして,個人的に気になる,というか困っているはOutlookの予定表で,イヴェントなりをマウスオーバーさせると詳細まで表示出来たのだがOutlook 2013ではそれが無くなってしまったこと。いろいろ設定を弄ってみたのだがどうにも解決出来なかった。閲覧ウィンドウを表示状態でワンクリックすればいいだけの話ではあるが……

Microsoft Office 2013

図は上部がOutlook 2010でマウスオーバーさせた場合,下がOutlook 2013。小さい画面ではポップアップで詳細まで表示されるとありがたい。

2013で気に入っているところは,全体的にタップパネル操作向け改変がされているところで,これでますますThinkPad X230T 吹出し が使いやすく,と。とりわけWord 2013の閲覧モードでのペンによる手書き入力が,筆圧にも対応してなかなか使い勝手がよろしい。出来ればPDFもレイアウトそのままに読込が出来て手書きが出来れば申し分無しかも。そして,メモ用レイヤーを追加出来るようになると完璧,かも。

posted at 2013/03/25 20:48:41
lastupdate at 2013/03/25 20:48:41
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2013/03/09
ThinkPad X230T 吹出し 内蔵用にPlextor M5 ProシリーズのSSD,容量256GBのPX-256M5Pを狩ってみました。

Plextor M5 Pro
SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5

内蔵HDD(Hitachi Travelstar Z7K500 500GB)のリプレス。別にHDDでもさほど不満は無かったのですが,聞き耳を立てなければ聞こえないほどの動作音で静音性も問題ないし,手持ちで操作しているとショックセンサーが不意に作動してしまい,ほんの数秒だけどアクセス不能になってしまったり,HDDだと大音量クラブなどでその振動により音飛びがするらしい,等々から頃合いを見計らってSSDに置換しようと思っていたため。Plextor M5 Pro選択の理由は,コントローラがSandForceではなくMarvell製であること,連続書き込み速度が実測で400GB/secであること。そして重要なのはX230Tに内蔵させるため厚さが7mmでないと入らないと言うことで,同容量のSSDと比較するとやや高価になるけれども(と言っても数千円の違い)この選択にしてみた。購入は価格.comの最安値店で22.5K円。

早速交換。と言っても作業自体は1〜2分で終了する程のイージーさ。さすがThinkPad。

Plextor M5 Pro
SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5

そして,時間がかかるデータの移行。と言ってもSSDで100GB程度のコピーだから時間はそんなにかからない。

このSSDにはNTI製の移行ツールらしきものが付属するのだが,使い慣れているAcronis True Imageで作った起動用として設定してあるUSBメモリから起動し,起動用ボリュームとしていたmSATAのOCZ NOC-MSATA-120G(導入時のエントリ)を念のための丸ごと外付けHDDにバックアップ,そしてそのままPC256M5Pへクローニング。再起動後,一度BIOS画面でPX-256M5Pから優先して起動するよう設定。無事起動が確認したところで再度USBメモリから起動し,取り外したHDD(Dドライブとして使っていた)をUSBケースに入れて接続,その中身をOCZ NOC-MSATA-120GへコピーしDドライブ化。さすがにHDDからの読込は時間がかかりデータ移行も含めた作業時間は約1時間ほどかかった。

置換後,クーリングファンが止まっている状態だと全くの無音でちょっと気持ち悪いほど!?データ移行後のCrystalDiskMarkによる計測結果は以下の通り。

Plextor M5 Pro

製品ページの数値よりは読み書きとも数十MB/sec悪い値かもしれないけど,まぁまぁ十分な値。エクスペリエンス・インデックスは7.3とSSDの割に低い値から8.1へジャンプアップ。体感的にも,ってまだ変えたばかりだけれども,起動は更に速くなってソフトの起動も速くなったのは十分実感できる。最初からHDDをSSDに交換して方が良かったのかもしれない,と今更。ただ予算的に500GBオーバーのSSDには手を出しずらかったから,256GB+120GBってのも悪くは無い,はずあせあせ ちなみにPX-256M5Pが重量70g,それに対してHDDが95gなので25gの軽量化になった。微妙すぎ。消費電力はカタログチカラすると半分以下になっているのでバッテリーが多少長持ちするのかも。そして余ったHDDはPS3のTorne外付け用へ。録りだめしすぎ(殆どアニメ)で内蔵HDDが危うい状態だった。これもSSDを新調した理由の一つ。

posted at 2013/03/09 15:46:33
lastupdate at 2013/03/09 17:11:39
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2013/03/01
今回は,唐突ですが,所有機材の紹介,というより過去ブログに取り上げたつもりでいたけれども,写真だけのみの掲載で言及がなかったUniversal Audio 2-610の話。

20130301e.jpg
SMC PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF]SDM, Pentax K-5

購入は約5年ぐらい前,610がいいとの噂を聞きつけ,eBayで中古の手頃なものを見付けて購入。その頃,既に新しいバージョンで現行モデル,マニュアルを参照するとRevision 1.2となるのか,シルバーパネルでInput PADが追加されているものになっていたのだが,購入した機種はその一つ前のバージョン。マニュアルだとRevision 1.1となるのだろうか。サンレコWEB版の製品レビューに掲載されている内部写真を見てみると,電源のトランスがトロイダルなのだが,わが所有のモデルは一般的なEIコアのトランスにシールドを施したもので(型番は現行機種と同じ構造),電源回路回りのアルミ板に囲みもない。もしかしたらそのレビューの機種は1.0なのかもしれない。1.1と現行の違いは,先に挙げたパネルとPADの相違以外に,電源回路の見直し,フィルター回路の向上がなされているらしい。

購入当初はそれなりに気に入ってた,とは思うのだが,そのうち気に入らないところがあったらしく,2010年頃に改造してしまった。その改造用に購入したパーツがその頃のエントリに登場している。今や入手不可能なBlack Gateの高電圧用VKシリーズとJensenの電解コンデンサ。

Black Gateは各チャンネルのプレート電圧周りに使用。元々はNichiconのものが使われていた。

Universal Audio 2-610
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D

Jensenの方は電源整流回路で使用。もともとは下のような写真だったものを,

Universal Audio 2-610
TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF], Pentax K20D

アルミ板で棚を作って無理矢理こんな風に。

Universal Audio 2-610
SMC PENTAX-A MACRO 50mm F2.8, Pentax K20D

結束バンドで固定し,更にシリコーンで固める。基板からの引っ張りだしは純銀単線。

音の方はBlack Gateにすることによって,予想通り低音の押し出しが良くなって,更にJensenも使うことで更にRichに,かつ高音域ののびも向上。比較したわけでは無いけれども現行機種と比べても遜色無いどころか凌駕するのでは,と勝手に思ってるあせあせ 真空管も手持ちにあった1970年代,80年代のものに交換しているので更に良い感じ。

GearslutzではCreamyと表現されているのだが,まさにその通り。真空管Preampではあるけれども変な癖もあまりなく,ことさらVintage風な音作りでもなく結構使いやすい部類のPreampだと思う。個人的に気に入っている使い方,はBlance Line入力にソフトシンセの音(特にKickとかBass,Piano)を通して空気感を付加,えぐみを軽減するというような使い方。EQがかなり滑らかなので高音域がありすぎる音とかをなめすのにかなり重宝。昨今Tape EmulatorやSatulator等々優れものが充実していますが,やっぱり2-610を使ってしまいます。

欠点と言えば,入力トランスがやや歪みやすいこと。ギターアンプ音をダイナミックマイクで収録するときなどはインラインタイプのアッテネータが必要になる。そんなこともあって現行機種ではPADが装備されているのだと思われる。ちなみに,マニュアルではすべての入力ソースが入力トランスを経由しているようなブロック・ダイヤグラム図が掲載されていますが,実際はマイク入力とバランスライン入力のみ。フロントパネルのHi-Z入力2種は直接増幅段に接続される。おそらく現行機種でも同様かと思われる。じゃないと数メガオーダーの入力インピーダンスにならないはず。

posted at 2013/03/01 23:10:11
lastupdate at 2013/03/01 23:50:43
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