[goto blog top] [Tips] [Special] [My Profile] [Macolife, The main page before Brog 1997-2006]
entry font size:  
2014 / 02   «« »»
01
S
 
02
S
 
03
M
 
04
T
 
05
W
 
06
T
 
07
F
 
08
S
09
S
 
10
M
11
T
 
12
W
 
13
T
 
14
F
 
15
S
16
S
 
17
M
 
18
T
 
19
W
 
20
T
 
21
F
 
22
S
 
23
S
 
24
M
 
25
T
 
26
W
 
27
T
 
28
F
 
meaning of mark :: nothing , comment , trackback , comment and trackback
Mia and Chihiro
Pickup Photo!
2014/02/08 :: Malicetic Lolita
本来なら去年末,コミケの前に書いておくべきだったのですがMalicetic LolitaというUnitの同人CD,M3 2013秋より販売開始された1st Single『狂いかけのラブリーワールド』,去年末のコミケ85にて販売されたMini Album『時計じかけのワンダーランド』のRecording,Mixing,Masteringを担当させていただきました。

!!$photo1!!HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited, Pentax K-5
Malicetic Lolitaはアイマス楽曲でお馴染みの佐々木宏人氏が作編曲(他諸々)と歌唱・作詞の有栖川姫子嬢とによるユニット。サウンド傾向は佐々木氏の音楽のルーツのひとつであるYMOや80年代エレクトロ・ポップを2010年代のテイストで蘇らせてみた,と云った趣向になっています。オケはピアノやマレットの生楽器系はソフト・サンプラーを使用したもののその他のシンセ音色はすべて実機のSequentila Circuits Prophet 5を使用(このためにメンテにだしたそうだ),故Mick Karnに捧ぐ,と云わんばかりのBass,Guitarはアイマス他アニソン多数でプレイする後藤貴徳氏,と何とも贅沢な取り合わせで80年代風味を醸し出しています。

そして佐々木氏のキャッチーでポップなメロディーをまさに不思議の国からひょんなことから来てしまった少女のようなウィスパーヴォイスで姫子嬢が歌いあげています。と云うと,不思議ちゃん電波系とか思われるでしょうが,どちらかというと爽やかに微笑みながら頸動脈をサクッと……いう感じだったりなかったり[:あせあせ:] まずは試聴用デモがSound Cloudに用意されていますので聴いてみて下さい。全然ホラーとかその要素はないのですが,詩のところどころに,密かにちりばめられた得体の知れない澱にとらわれてしまうような不思議な感覚,をフルサイズで聴くと感じられるかもしれません。そう言った意味では不思議系かもしれませんね。蛇足ですが,個人的にはYENレーベルにおける小池珠緒を連想していました。

入手方法はMini Albumは今のところ即売会ONLYのようで次回は02月22日(土)の東京ゲーム音楽ショー2014で販売するそうなので興味がある方は是非是非。7曲入りMini Albumが1000円,Singleが500円,都合9曲が1500円(1曲単価約167円,非圧縮音源でこの安さ!!)とかなりお得です。しかも,自分で言うのもなんですが,メジャーで普通に仕事している人が寄ってたかってがちでやっているのでコストパフォーマンスは激高です[:スマイルフェイス:] Single表題曲『狂い掛のラブリーワールド』はアルバムにも収録されてかぶっているのですが,ここだけの話マスタリングの使用機材とか違うので微妙に音が違っています。

最後に,Rec & MixをしたEngineer視点で「ここが聴き所かも」な話などを。

前述の通り,シンセはすべて実物Prophet 5を使っているのですが,各音色トラックはすべてモノラルでした。今時なかなかあり得ないでしょうか。でも,昔90年代ぐらい,まだマルチ・テープ・レコーダーが主流だった頃は割と普通のことで,それを例えばローランドのDimension D (SDD-320)やEventide H3000,はたまたヤマハのSPXシリーズで広げたりしていたので,ちょっとなんか懐かしさを感じる作業でした。PluginはまさにEventide H3000 Factoryを持っているのですが,よく使用したのはSoundToys Little MicroShiftだった。オリジナルH3000のプリセット"Rich Chorus"とかに近い雰囲気が出るような気がします。佐々木氏の話によると当初ArturiaのProphetを使おうとしていたのだが実機を元々持っていて,かつ音も断然実機のがいいと言うことであえて面倒な実機を使ったとのこと。実際のところ,Plugin音源にはないアナログらしい空気感を纏った音(アナログというと太くてもこもこしてると思われがちですがそのようなこもった感じのことでは無く)で,そのせいかアンサンブルのなかで調和しやすく,例えトラック数が多くなっても(実際シンセだけで20トラック以上とかありましたが)飽和する懸念がない(当然それなりの腕は必要とはなりますが)とてもミックスしやすかった。

Vocalは全編Brauner VMXと云うマイクをを使用してます。

!!$photo2!!01 STANDARD PRIME, Pentax Q
カタログには" You will love this sound for male vocals. "と言ったようなことが書かれており特に男性ヴォーカル向けとありますが,女性ヴォーカルの息成分とか倍音をいい具合に,冷たい感じのHighになることも無く心地よいクリスピーさで捉えていて姫子嬢の声と相性はなかなか良かったかと。Mix時,中低域はちょっとマイクの特性上捉えすぎるのでEQでやや押さえましたが,KHzオーダー部はもう殆ど2dBも弄っていないほど。Mic-Preampにはトランスレス・フルディスクリートのCrane Song Flamingo 1を使用し,Compressorにはなるべくナチュラル傾向にリキャップ他改造しまくったUniversal Audio 1176AE経由後LavryBlue 4496でデジタル変換,としてなるべく折角いい具合に捉えたハイ成分を損なうことなく,変に強調することのない機材群でキャプチャーしてます。正直なところここ最近気に入りすぎでこの構成ばかりで録音してますが。

all photo
Recent Diary

Recent TrackBack
• dl.exe
  └ はまりゅうのいろいろぐだぐだブログ
         └ at 2011/04/26 14:57
• Applications for SH-03C!?
  └ 必見!時代の流れはここにあリ!
         └ at 2011/02/02 15:35
• drama
  └ ブラッディマンデイ
         └ at 2009/12/24 6:29

Recent Comments
• Re:Summing Mixer
ミノやん? at 05/01 1:02
ミノやん? at 05/01 1:03
Macoteau T at 05/01 1:39
ミノやん? at 05/05 17:13
Macoteau T at 05/06 23:26
• Re:METEX M-3870D
BlogPetのasukaka at 10/13 14:27

Pageview Ranking
2014/02/15
[mobile
一応念のために買ってみました,Lenovo YOGA TABLET 8 スリーブケース & フィルム。日本語サイトだとケースの全体像が分かりづらいので,数種類の角度からの写真が掲載されている米国サイトも参考に。色に関しては日本語サイトの方が実物に近いです。鮮やかなオレンジで,オレンジ色好き,もしくはオランダ好きには納得のいくオレンジかとあせあせ

Lenovo Yoga 8 Sleeve (Orange) + Screen Film
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited, Pentax K-5

アマゾンに注文したのが昨年12月3日。品物が到着したのが明けて1月11日,年始年末を挟んだとは言え結構待たされました。今尚アマゾンでは「通常1〜2ヶ月以内に発送します。」,レノボのオンライン・ショップでも4週間以上となっているのでなかなか辛抱を強いられる商品となっているようです。どうせなら本体と一緒に入手したいのに,ね。

YOGA TABLET 8購入から1ヶ月以上,無造作に鞄に入れても問題無さそう,液晶面も傷つかなさそうだし,むしろ鞄から取り出してすぐ使えるようケースに入れず鞄に入れておくのがもっとも「らしい」使い方なのでは,専用スリーブと言えども不必要かもしれない,と,正直なところその1ヶ月以上の間に思うようになっていた。でも,一月のとある日,裏面にこんな傷があるのを発見。

Lenovo Yoga 8 Sleeve (Orange) + Screen Film
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited, Pentax K-5

調子に乗って手荒に扱いすぎたか。やはりケースは必要かもしれない,と思った次第。注文していて良かった,と。でも,後の祭り,ではあるあせあせ ただやっぱりケースに入れてしまうと「タフに使ってる」アピールが出来なくなってしまうのでその点が気に入らない,個人的に。

とは言うものの,スリーブケース自体は外装のポリウレタンコーティングは決して安っぽくなく結構良好。インナーは「マイクロファイバーライニング」処理がされていて出し入れの際の傷とかの心配等皆無のようになっていて安心感があります。開閉はマグネット式で使いやすい。と,100%再現されるわけではないので断言は出来ないのですが,その磁石によってケースに入れて蓋を閉めると同時に本体がスリープ状態になる仕様になっているかもしれない。欠点らしい欠点はないのですが,ケースに入れ蓋を閉めたままの状態でUSB充電が出来ない。コネクタの位置がギリギリ塞がってしまうのがちょっと残念かも。

保護フィルムはそこそこ厚手(?)ながら貼った前後,操作感に差違はあまりなく結構良好。フィルムサイズはガラス面に対して縦横それぞれ1mm程度ぐらいしか余裕がない程度のジャストフィットサイズなので貼るときはそれなりに注意が必要。ヘラとかクロスが付属していて至れり尽くせりなのだが,手順説明書が英語表記のものしか付属せずちょっと焦る。図解があるので英語が分からなくても大丈夫だとは思うけど。

Lenovo Yoga 8 Sleeve (Orange) + Screen Film
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited, Pentax K-5

数ヶ月前はThinkPad X230T 吹出し もあるし「ただのタブレットなんて……」と思ってたのですが,最近はすっかりSNSやFeedlyは殆どYOGA TABLET 8を使ってます。単純な閲覧ならタブレットは便利と再認識。と,YOGA TABLET 8はモード切替で画面の色温度・コントラストが容易に変えられるので,主に文字主体なら色温度の低いホールドモードとか,状況に応じて使い分けるとかなり見やすくなるのもYOGAを使ってしまう理由の一つ。

posted at 2014/02/15 5:29:58
lastupdate at 2014/02/15 5:29:58
edit
comments (0) || trackback (0)
separator
2014/02/10
[rec pt
たいした話ではありませんが,Avid Pro Tools HD 10.3.8 for Windowsでちょっとした発見をしました。と言うと大袈裟,自分一人がたんに知らなかっただけかもしれない話。

その発見とは,例えば下の図のようなオケ全体を一度Aux Input Trackで受けて,自分の場合はアウトボードのSumming Mixer (API 8200A*2, SPL MixDream XP)ですべてを混ぜるのでInputはそのMixerのMaster OutをADCしたものとなりますが,InsertにMaster Bus用のPluginを使用し,下図の場合はFabFilterのMulti-Band CompressorのPro-MBとEQであるPro-QをInsertしています(両方ともAAX Native),最終出力にMaster Fader Trackを設定しレヴェルオーバー回避とディザリングのためのPlugin,図の場合ではSlate Digital FX-GをInsertしています。

CPU usage, Master fader vs Aux input

この時のCPU使用率(CPU (Native)の項)は約58%。

次にInsertするPluginをすべてMaster Fader TrackにInsertしてみると,Aux InputとMaster Fader TrackではFaderの場所が前者はポストなのに対して後者はプリの違いはあるが最終出力音はほぼ同じだしCPU負荷もほぼ同じハズと思われるのだが下の図の通りCPU使用率が増えてしまうことに気がついてしまった。

CPU usage, Master fader vs Aux input

約10%程増加している。この現象はFabFilterのPluginに限らず,例えばSlate DigitalのVBCやPlugin AllianceのMaster Busに使うような負荷の重い部類のPluginも数値的にはばらつきはあるものの結果は同じだった。つまりMaster Fader TrackにNative PluinをInsertするとAux Input TrackにInsertした場合よりCPU負荷が増加する。すべてのAudio Track,ADC Return以外のAux Input Track(例えばSend Effector用)はMaster Out以外のAudio Outputにアサインしているので最終出力のMaster Fader Trackの,例えば内部Summin回路に殊更負荷があるとは思えないのだが。

ちなみにCPUはAMD Opteron 8439 SE (2.8GHz 6core)を2個使用し,Pro Tools HDのPlayback Engine設定ではHost Processors: 10,CPU Usage Limit: 90%を割り当てている。それでCPU使用率50%以上って多すぎかもしれないけれどもPTHD10 にしてからFabFilterもそうだけどTDM非対応のPlugin,Slate DigitalやPlugin Allianceのものを積極的に使うようになってしまったので50~60%は割と普通になってしまった。

posted at 2014/02/10 3:22:25
lastupdate at 2014/02/10 3:23:20
edit
comments (0) || trackback (0)
separator
2014/02/08
本来なら去年末,コミケの前に書いておくべきだったのですがMalicetic LolitaというUnitの同人CD,M3 2013秋より販売開始された1st Single『狂いかけのラブリーワールド』,去年末のコミケ85にて販売されたMini Album『時計じかけのワンダーランド』のRecording,Mixing,Masteringを担当させていただきました。

Malicetic Lolita
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited, Pentax K-5

Malicetic Lolitaはアイマス楽曲でお馴染みの佐々木宏人氏が作編曲(他諸々)と歌唱・作詞の有栖川姫子嬢とによるユニット。サウンド傾向は佐々木氏の音楽のルーツのひとつであるYMOや80年代エレクトロ・ポップを2010年代のテイストで蘇らせてみた,と云った趣向になっています。オケはピアノやマレットの生楽器系はソフト・サンプラーを使用したもののその他のシンセ音色はすべて実機のSequentila Circuits Prophet 5を使用(このためにメンテにだしたそうだ),故Mick Karnに捧ぐ,と云わんばかりのBass,Guitarはアイマス他アニソン多数でプレイする後藤貴徳氏,と何とも贅沢な取り合わせで80年代風味を醸し出しています。

そして佐々木氏のキャッチーでポップなメロディーをまさに不思議の国からひょんなことから来てしまった少女のようなウィスパーヴォイスで姫子嬢が歌いあげています。と云うと,不思議ちゃん電波系とか思われるでしょうが,どちらかというと爽やかに微笑みながら頸動脈をサクッと……いう感じだったりなかったりあせあせ まずは試聴用デモがSound Cloudに用意されていますので聴いてみて下さい。全然ホラーとかその要素はないのですが,詩のところどころに,密かにちりばめられた得体の知れない澱にとらわれてしまうような不思議な感覚,をフルサイズで聴くと感じられるかもしれません。そう言った意味では不思議系かもしれませんね。蛇足ですが,個人的にはYENレーベルにおける小池珠緒を連想していました。

入手方法はMini Albumは今のところ即売会ONLYのようで次回は02月22日(土)の東京ゲーム音楽ショー2014で販売するそうなので興味がある方は是非是非。7曲入りMini Albumが1000円,Singleが500円,都合9曲が1500円(1曲単価約167円,非圧縮音源でこの安さ!!)とかなりお得です。しかも,自分で言うのもなんですが,メジャーで普通に仕事している人が寄ってたかってがちでやっているのでコストパフォーマンスは激高ですスマイルフェイス Single表題曲『狂い掛のラブリーワールド』はアルバムにも収録されてかぶっているのですが,ここだけの話マスタリングの使用機材とか違うので微妙に音が違っています。

最後に,Rec & MixをしたEngineer視点で「ここが聴き所かも」な話などを。

前述の通り,シンセはすべて実物Prophet 5を使っているのですが,各音色トラックはすべてモノラルでした。今時なかなかあり得ないでしょうか。でも,昔90年代ぐらい,まだマルチ・テープ・レコーダーが主流だった頃は割と普通のことで,それを例えばローランドのDimension D (SDD-320)やEventide H3000,はたまたヤマハのSPXシリーズで広げたりしていたので,ちょっとなんか懐かしさを感じる作業でした。PluginはまさにEventide H3000 Factoryを持っているのですが,よく使用したのはSoundToys Little MicroShiftだった。オリジナルH3000のプリセット"Rich Chorus"とかに近い雰囲気が出るような気がします。佐々木氏の話によると当初ArturiaのProphetを使おうとしていたのだが実機を元々持っていて,かつ音も断然実機のがいいと言うことであえて面倒な実機を使ったとのこと。実際のところ,Plugin音源にはないアナログらしい空気感を纏った音(アナログというと太くてもこもこしてると思われがちですがそのようなこもった感じのことでは無く)で,そのせいかアンサンブルのなかで調和しやすく,例えトラック数が多くなっても(実際シンセだけで20トラック以上とかありましたが)飽和する懸念がない(当然それなりの腕は必要とはなりますが)とてもミックスしやすかった。

Vocalは全編Brauner VMXと云うマイクをを使用してます。

Malicetic Lolita
01 STANDARD PRIME, Pentax Q

カタログには" You will love this sound for male vocals. "と言ったようなことが書かれており特に男性ヴォーカル向けとありますが,女性ヴォーカルの息成分とか倍音をいい具合に,冷たい感じのHighになることも無く心地よいクリスピーさで捉えていて姫子嬢の声と相性はなかなか良かったかと。Mix時,中低域はちょっとマイクの特性上捉えすぎるのでEQでやや押さえましたが,KHzオーダー部はもう殆ど2dBも弄っていないほど。Mic-Preampにはトランスレス・フルディスクリートのCrane Song Flamingo 1を使用し,Compressorにはなるべくナチュラル傾向にリキャップ他改造しまくったUniversal Audio 1176AE経由後LavryBlue 4496でデジタル変換,としてなるべく折角いい具合に捉えたハイ成分を損なうことなく,変に強調することのない機材群でキャプチャーしてます。正直なところここ最近気に入りすぎでこの構成ばかりで録音してますが。

posted at 2014/02/08 0:20:55
lastupdate at 2014/02/08 2:35:01
edit
comments (0) || trackback (0)
separator