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[October_2006]

27 Oct, 2006
01:50AM

FireFox英語版だと日本版にあるRSSリーダー,はてなRSSとかを指定できないんだねぇ。でも,いろいろ調べてみたらこれまたabout:configからどんどん増やせるみたいなのだ,ってcafe.cybergeneさんの「firefox2.0にRSSリーダーを追加する」で知った。はてなRSSの場合,browser.contentHandlers/types.6.uriの値をhttp://r.hatena.ne.jp/append/%sにするといける。あと朝顔日記さん「Firefox 1.5から2.0へ移行した際に役に立つかもしれない設定とか」と言うエントリを参考にGoボタンを消したり,サーチバーの虫眼鏡をけしたり,結局1.5っぽい見た目に落ち着いてしまった。ついでにBookmarks Toolbarをメニューに持ってきて省スペース化(^_^;

Firefox 2 Captured image

26 Oct, 2006
00:20AM

FireFox 2.0にしてみた。1.5xで使っていた機能拡張のうちContextMenu Extensionsが今のところ非対応なので若干困ってる。その機能拡張は任意のWEBのスタイルシートのカスタマイズ(Font-FamilyやFont-sizeを替えらのに重宝)やリンクを任意のアプリケーションで開くようにすることができる(MP3を任意のプレイヤーで再生させるとか)ので便利だったのだが(多機能な分重い)しばらくの間我慢,かな。スタイルシートのインターセプトは主にデフォルトフォントにMS Pゴシック指定にしているページを違うフォントにするために使っていたのだが,最近userContent.cssのところに body {font-family: "(替えたいフォント名,メイリオとか)" !important;} ってすると結構いい具合に置き換えてくれるので当分はこの設定でいいかもと思っていたり。IE Tabは問題なく使えるみたい。新しいヴァージョンにしたついでに面白うそうな機能拡張も窓の杜とかで見つけて何個か新たに入れてみた。Configuration Maniaというabout:configをわかりやすくツール,ScrapBookというキャプチャ機能拡張,翻訳パネルという翻訳アドインとか。2.0で困ったことはひとつだけ,タブの振る舞い方が1.5の時と違うようになってしまったこと。設定のせいなのだが,新しいページで開くように記述されているHTMLではそのまま新しいウィンドウで開くようにし他のアプリケーションから,例えばメーラーからのリンクオープンはタブで開くような状況によって開き方を変えるという設定。オプション設定ではそういう設定が出来ないのだがabout:configでborwer.link.open_externalの値をデフォルトの3に変えbowser.link.open_newwindow2にしたら元に戻った。オプション設定でこの二つを一緒くたに変更してしまうようだ。

21 Oct, 2006
02:00AM

発表された当時某所では「メイリオたん」とか呼ばれ,貧弱なWindows日本語フォントの救世主として期待された「メイリオ」フォント,なかなか具合がいいです。デザイン的にはMS Pゴシックの流れがあるのか「美しい」とかの言葉が似合わない感じですが,あと妙に行間(行送り)が広いのもMS Pゴシックと比べると極端な感じで暫くは馴染みづらいけど,Clear Type有効時の視認性は充分期待に応えるものだと思う。日本語フォントだとたいていかすれ気味になったり滲んでしまったり,小さい文字だと潰れてしまったりとあまりよろしくなかった。ブラウザで6.5ptの文字を表示させても潰れず滲まずちゃんと読めるんだからすごい。となるとVistaだけじゃなくXPでも,どうせならFontlinkも,メイリオの等幅があれば最高,なんてちょっといけない欲求が出てきてしまうわけですが,HTML表示ならさほど問題ないけどメニューとかに使うと文字幅や行間の違いから多少の問題があるようですね。でも世の中,すごい人がいるもんで,それを「文字の横幅だけ MSゴシックに合わせた」ものにしてしまうパッチも登場しているようです。等幅も…… 

MSゴシックとメイリオ そんなこんなで,MSゴシックとメイリオの大きさの違いとかもろもろ確認できるHTMLを用意してみました。メイリオが使える環境でどうぞ(^_^; 今後MSゴシック指定のHTMLはメイリオに移行していくと思うのですが字幅とか行間の違いで単純に置き換えるとデザインが崩れるなんてこともあるかもしれませんね。今回用意したHTMLはスタイルシートにおける文字の大きさの指定における差異も確認したかったのでその部分も盛り込んでいます。ポイント指定とピクセル指定とパーセント指定,そしてsmallとかmediumとかの大きさ指定。一応並びはMSIE 6で「文字のサイズ」を「中」にしたときを基準にしてます。Firefoxで言うとデフォルトセッティング16pt,96dpiが基準です(パーセントなどの相対指定は16ptをもとにしているみたい)。面白いと思ったのが「文字のサイズ」を替えたときの振る舞いの違いなんですね。MSIEだと,ウェブデザインをしている人なら常識だと思うのですが,ポイントとピクセル指定では文字の大きさが変わらずパーセントなどの相対指定のフォントに影響し,Firefoxの場合は全部の指定で大きさが変わるのだが,デフォルトフォントの大きさによりパーセント指定とSmallやLarge等の指定とで違いが出てくる。パーセント指定の方がより小さくなる。よくFirefoxで文字が小さすぎて読めないページに遭遇したりするけどそのせいか?ちなみにわたくしのデフォ設定は13ptです。もうひとつちなみに,全部Windows上の話です。Mac OSだと違うかもしれない,かな?

18 Oct, 2006
00:45AM

KAKA 南葉山,横須賀市の相模湾側にあるスタジオ,Studio BongomangoのHPにわたくしが掲載されています。同スタジオの外部スタッフというか召喚契約を結んだというか,そんな関係になりましたのでスタッフページ掲載となりました。ちゃんと仕事をしている風の写真を使っています。ほんとはまじめなエンジニアなのです(^_^;先日今年版のMusic Man(音楽業界向けブックキング本)に載っている自分の項を見たら(ここ数年分全然見てなかったのだが)顔が映ってればいいやと思った写真がそのままトリミングされずに載っていたのでちょっとショックだった,次回はまともな写真を送ろうと思うようなことがあったりしたものですから(^^ゞ で,そのボンゴマンゴ,写真の通り海が見える仕事も忘れるぐらいの素敵なロケーションで,海を見ながらレコーディングしたいなんてお思いの方,どうでしょうか。というか最近風貌がガットゥーゾなエンジニアは如何でしょうか!?

17 Oct, 2006
02:40AM

先月末頃にアンインストールしたQuickTimeだったのだが,今更ながらQuickTimeが必須なアプリを発見し,Extensis Portfolioなのだが起動時「初期化に失敗しました」なんて警告を表示,動作環境をあらためてみたらQuickTime必須ってことが分かり30秒ほど悩んだ末もう一度QuickTimeをインストールしてみた。今回は前回削除したとき徹底的に,レジストリを手動で消したり窓の手でアンインストール情報の削除とかをやったおかげで無事インストールことが出来た。前回気がつかなかったのだが,今回はApple Software Updateインストールのチェックを外してQuickTimeだけを入れた。なるべくQuickTimeを目にしたくないわたくしとしては当然システムトレイからアイコンを消すのは当然やって,msconfigでスタートアップ項目からqttaskを無効にしてやって「万全」と思ったのだがひとつ問題を見つけてしまった。それはブラウザでmp3直リンクをクリックするとブラウザ内のQuickTime Pluginで再生されてしまうことだった。前も同じ現象に遭遇していたのだが面倒くさいこともあり見逃していた。右クリックで回避も出来るし。普通に考えればQuickTime設定の「ブラウザ」タブの「MIME設定」でチェックを外せばその問題を解消できるはずと思うのだけれども,さすがアップル製品,そんなに甘くはないのだ。全部のチェックを外して,ついでに「ファイルの種類」タブのチェックも全部外してもダメ。「インターネットオプション」の「プログラム」タブにある「アドオンの管理」でQuickTime Objectを無効にしてもダメ。逆にmp3へのリンクをクリックするや否や無効だから有効にしろと怒られる始末。で,ここはひとつグーグルさんのお力で知恵を授けてくれ,とお願いしたら神が舞い降りた!?「ちょっとしたblog」さんのまさに正面ど真ん中「ブラウザでmp3ファイルを開くとquicktimeが起動されてしまう問題の治し方」と言うエントリ。ようは当該レジストリ(HKEY_CLASSES_ROOT\MIME\Database\Content Type\)を直接編集すると元通り,Windows Media Playerで開くようになる。何故こんなにこだわっちまうのかというと,アップル嫌いってのがまずあるんだけど,もうひとつはQuickTime経由の音の出力デバイスは「サウンドとオーディオデバイス」で設定した出力にしか出せないのが受け入れられないから。ノートPCのスピーカーからは普通にPCの音,音楽は専用のデバイスで出力したいとなるとそれが可能なWMPでないと困るのだ。些細なことなんですけどね(^^ゞ

15 Oct, 2006
10:30AM

Tube Mic Preamp Project #3

とっちらかり気味の真空管マイクプリ制作レポート,今回はパーツ編です。パーツの選定ですが,選択の根拠に「これだと音が○×▲だから」と言ったような部分はかなり希薄です(^^ゞ主に予算と予感で選んでます。真空管とかそれにまつわるヴィンテージものって,興味の中心がピュアオーディオより制作機材だったこともあり,知識がかなり乏しい。これから徐々に勉強していこう,そんな意図も含んだ今回の製作なので諸々詰めの甘さはご了承くださいm(__)m

RCA 12AX7Aと,予防線を張りつつ(?)まずは真空管。ALTEC 1566Aオリジナル,説明書には「12AX7 (G.E.)」と書かれている。オリジナル通りにするのであればGeneral Electricの60年代〜70年代のものにすべきなのだが,年代だけあわせてヤフオクで見つけたRCA製12AX7A「60年代ユーズド選別品」(と書いてあった)を4本,1本¥2,500位で落札。当初からステレオの予定だったので特性が揃った真空管を4本(最低でも特性が揃った2本ずつが2ペア)必須で選択肢があまりなかった。そのうちロシア製現行品とかも,SN比とかどの程度違ってくるのか試したいと思っている。ちなみに12AX7Aの末尾の「A」とはオーディ用低雑音タイプって言う意味。また12AX7Aは7025とかECC83とかの型番のものと置換可能。型番は違うけれども特性は一緒なのだ。

コンデンサはGarrettaudioのリストを見るとある程度オリジナルと同じものを揃えられそうだったのだが,予算の都合で断念(^^ゞ 何となく近いだろう,なもので置き換えてしまった。0.047μFのCD PM2S47,1μFのPM2W1はCornell DubilierのPM GREENIEモデルがそうであると思われるのだが一個数千円なんだもの。ステレオで使うことを考えて2ch分作る計画だからその倍。完成した結果見通しが明るい感じならそのうちアップグレードするつもりで同じCDのものだが安いものにしてみた。1μFはWMFに。届いて驚いたのはその大きさ。たかが1μFのフィルムコンデンサのくせにデカいデカい(写真のうち黄色のもの)。0.047μFのほうは取りあえずDIとしてスタートしたのでマイク入力を付けるためにトランスを調達するついでにと思い今回は見合わせた。入力トランスにオリジナルに使われているPeerless 4722等を使わない場合R2 1MΩ,C1 0.047μFは省いてR1 100KΩを直接Groundに落としても問題ない,なんてことを何処かのフォーラムに書いてあった。0.15μFのPJ415はおそらくTiny Chiefモデルと思われるのだがその容量がリストになかったのでWIMAのDurolit 0.15μF/630VCを選んでみた。WIMAでVintageという割には安い(@300)。0.005μFのErie 801 typeというもの見つけられなかったので何ら根拠はなかったのだが何となくCD PTE Blueのものにしてみた。50μFの電解コンデンサは微妙に違うかもしれないがCD NLWの50μF/10VDCとしてみた。

電源周りのコンデンサ類に関してはEddie氏の回路とは違うものにしたためその回路とともに次回紹介します。といっても電源部分に関して様子見なところもあり昔にギター用のエフェクターを作ったときの残骸があったのでそれを流用。たしか鈴商か若松で安い値段で買ったと思われるもので大袈裟なものではないのだが。Eddie氏の電源回路はオリジナルに忠実にするためか倍電圧整流(倍圧整流)で110VACから直流200V以上を得るようにしています。しかし,Macoteau Versionの場合,これもパーツストックに手頃な電源トランスがあったのでこれを流用したため両波整流で直流235Vを作っています。また,1Uラックに押し込めるために大きなトランスを使えないし,特注トランスも使わないから考え出した多少強引なやり方です。

WE 60s' Wiresその他に関しては秋葉原などで手に入るものを使っています。抵抗器は千石電商で1/2Wの金属皮膜抵抗を使用と言った具合に。ただ配線材とヴォリュームは秋葉原で購入したものの割と特殊なものを使用しました。配線材は当初ピュアオーディオの世界で流行の純銀線とか銀メッキ線をと思っていたのですが東京ラジオデパートの真空管屋さんで話し込んでたら「ぎらついた音になるから」という話を聞き急遽予定変更,なるべくヴィンテージなスズメッキ線で行くことに決定。そのお店でWEのメートル800円のものを購入。あとでそれが足りなくなったので秋葉原ラジオストアー内のナリタで見た目が違うもののWEの3色セットメートル500円のものがあったのでこれを購入。こういうものは統一して使わないと効果は薄いのだがそこら辺の探求は追々,取りあえず気分重視でヴィンテージものをと(^^ゞ

可変抵抗器,ヴォリューム(1MΩAカーブ)はインピーダンスが高い部分に使われていることもありノイズにも強いしっかりしたものを使うべきなのだが,まだ試験器ということもあり安めのものを選択。普通にALPS製のものを使えばよかったのだが気の迷いで東京ラジオデパート2F桜屋電気にあったALFA製のものを使用。ALFA製のヴォリュームはよく海外製の機材に使われていたりするので何となく惹かれたしまったのだ(^^ゞただ問題がひとつあってそのヴォリュームのシャフト径が6mmではなくおおよそ6.2mm(1/4インチってことかな?)微妙に太く手持ちのヴォリュームノブが入らない事態になってしまった。別の日に同じフロアにある鈴蘭堂でちょい太めのシャフトにハマるノブを買ってきて無駄にならずにすんだ!?

もうひとつ困りものだったのがシールド付き真空管ソケット。工具箱にあった真空管ソケットをもとにアルミアングルを加工していたのだがてっきりカバーも何処かにあると思いきやどこを探しても見つからなく新たに買うことにしたのだが,そのソケットと取り付け穴径が同じものが無かったのだ。昔なら9ピン用シールド付き真空管ソケット取付径18mmのものが普通に売られていたのだが現在22mmのしかないってことなのだ,ってラジオセンターアムトランスのおじさん談。にわかに信じられず一応秋葉原思うつくところを探してみたのだがなくケースの方を加工し直す方向で結局アムトランスで購入することに。一本330円。そのおじさん探し回ったのを察したのかどうかおまけにアメとおせんべいをくれた(^^ゞ

てな心温まる秋葉原エピソードを紹介したところで次回は電源に関して,のつもり。

11 Oct, 2006
06:00AM

Google Desktop Gadget 先日ふとGoogleガジェットを使いたくなってGoogleデスクトップをアップデートしてバージョン4にしてみた。Googleデスクトップ,ヘルプセンターの「最新のGoogleデスクトップのバージョン番号は何ですか?」を見ると日本語版はバージョン3.0までしかないのかと思いずっと3.0のままにしていたのだが,この際英語版でもいいやと最新版をいれたらちゃんと日本語表示されるやん。ちなみにアップデート後のバージョンは「Google デスクトップ 4.2006.0814.1947-ja-pb」となっています。以前は「ガジェットなんて,フンッ!」ぐらいに見下しいたのですが(^^ゞVistaのそれを見て「これはいいかも」って思ってしまった次第。今のところPCの状態を表示するConcise System InfoとGoogleカレンダーとCalculator dadgetだけのシンプル構成にしております。CPUへの負荷もそれほど無いようでこのまま常用な感じ。ただそのがジェットを表示させるためにはサイドバーかデスクバーを表示状態にしなければならず,その表示にはGoogleDesktopDisplay.exeというプロセスが担うのだが,少ないときで7MB程度,多いときで40MB程度メモリを使うのがちょっと気になるところかも。っていう我がPCにはメモリを1GB搭載しているワケですが(^^ゞ ケチなこと言い過ぎ?

10 Oct, 2006
03:50AM

今更ながらWindows Vista RC1を試してみた,もうRC2がDL可能となっているのに(^^ゞ もしものことがあっても落胆度が一番低いだろう録画用PCに,余っているHDDが無かったので起動ディスクをDrive Image 2002を使ってバックアップしつつパーティションを切り直して新しいパーティションにVistaを入れてみた。インストール自体はスムーズに出来たのだが,一旦XPに戻ったり再度Vistaへ戻ろうとしたら新しい起動選択画面が出てこなくなってしまいいろいろ調べて,XP起動状態にインストールDVDを突っ込んで「Drive:\boot\Bootsect.exe -NT60 All」という呪文を唱えたらVistaへも行けるようになった(ちなみにXPオンリーに戻るには-NT52とするそうだ)。そのあとBcdedit.exeに関わる呪文を諸々唱えたらVista用のアレが出てくるようになったので一安心(参考:「Windows Vista ベータ2についてよく寄せられる質問」)。インストールしたPCはMSI Master1-FARにAMD Opteront 140 (1.4GHz)を積んでメモリはPC3200で1GB,GPUはNVIDIA GeForce 6600というCPUはまぁ非力ながらGPUをそこそこのものにしているので3Dゲームもまぁそれなりに遊べるよ,なスペックなんだけどウェブ見たり動画見る程度なら結構十分な感じ。Vistaは高いグラフィック性能を必要とするなんて言われていたけどそれほどでもって気がした。ちなみにコンパネ「パフォーマンスの情報とツール」を見てみるとプロセッサ:3.0,メモリ:4.5,グラフィックス:4.0,ゲーム用グラフィックス:3.0,プライマリハードディスク:5.2となっていて総合得点は3.0。これって低い?といったところで録画用PCということでカノープスのソフトFeatherをインストールしてみたんだけど音はすれども絵は見えずだった。なんかで読んだのだがVistaではビデオオーバーレイが非推奨なためその機能を使うソフトは非対応の可能性が高いみたいな記事があったのだがまさにその通り。というわけで暫くはXPのままです。それにしても「ウィンドウを切り替える」はすごいというかバカ(^^ゞ 例えば斜めの状態でもそのまま動画が再生され続ける。なんかすごいけど無駄にパワー使ってない?みたいな。数年前某見た目ゴージャスOSに移行するのをやめてウィンユーザーになったわけだけどVistaだったら結構抵抗感無く移れそうな気がする。とはいうものの今メインで使っているノートPCのGPUがヘタレなのでその時はマシーンの買換も考えなくちゃならんかな。

Windows Vista RC1

10 Oct, 2006
02:00AM

Tube Mic Preamp Project #2

真空管マイクプリアンプ自作計画の2回目,当初の予定ではパーツ類に関することを書こうと考えたのだが順序逆になってしまうのだがDIとして完成させたところでの感想等を書いておこうと思います。音質的にはなかなか意外にも満足度が高いのだが,それなりに欠点もあるのでそれを先に書いておきたいと思います。

音質は意図した通りのもので結構満足がいくものでした。出力には電子バランス回路を採用しただけのことはある結構素直な感じに仕上がりました。下の図は『WaveGEne for Windows』というテスト用音声信号を生成するソフトで発生させたスイープ波をPro Tools 24|MIX(888/24)で再生録音しバウンスしたAudio Fileを同じ作者の『WaveSpectra』で読み込み計測したものです。青色の方は電子バランス回路を付けない場合の真空管で構成された部分だけの周波数特性。赤は電子バランスを加えた際の特性。真空管は次回レポート予定のヴィンテージなコンデンサと真空管にはRCA(アメリカ製)の60年代の中古12AX7Aを使用しています。ついでに内部配線にはWEのお店の人は60年代のと言っていたヴィンテージなスズメッキ線を使用しています。

Altec Clone Frequency Response

真空管というとハイ落ちしたこもった音をイメージしがちだけれども素の特性はフラットどころか若干ハイ上がりな特性でシンプルな回路では気持ち華やかになる感じがあることをグラフからも見て分かる。トータルの特性は一般的なアナログ機器の特性と言ったもので20Hz〜20KHz (±3dB)と楽勝で言える程。厳密に言えば100Hz以下で徐々に減衰していくのだがこれはバランス回路の入力インピーダンスと真空管回路の最後にあるカップリングコンデンサ,1μFとの兼ね合いで計算上約16Hzのポイントで-6dB/OctのHPFが形成されてしまったためだと思われる。おそらくカップリングコンデンサの容量を上げるか電子バランス回路の入力インピーダンスをあげればもっとフラットな感じになると思われます。テスト用音声以外の音を様々通してみたのだが低域がやせる印象は無かった。生ドラムをミックスした音を試したときなどはKickの空気感が増した感じになりむしろちょっと驚いた。ソフトシンセやサンプラーの音はかなり「いい具合」に味付けしてくれる。よくその手のものは空気感が無いと言われるがその問題をほどよく解消してくれる。抽象的な表現になってしまうが冷たい硬質な感じがやわらぎ,必要以上に低重心な傾向を軽減してくれる,と言えるだろうか。某レポーター風に言えば「これは音の柔軟剤ソフランやぁ!」と言えなくもない!?

RCA 12AX7A音質的には良いこと尽くめ,作ってよかったと思えるのだが欠点もある。まずは歪みやすい(^^ゞ まぁこれは真空管だからしょうがない。逆に言えばハイが元気なオーバードライブみたいな使い方もすぐ出来る。ゲインが高い。これはノイズの問題にも関わってくるのだが,ゲインが高いため民生機レベルの信号をDI入力に入れても1/4ぐらい絞らなくてはならない。増幅率は一定で入力のボリュームで音量を調整するためノイズ的には不利な回路になっているからしょうがない。ただDIに-10dBV程度の信号を+4dBuにする程度ならヘッドホーンで大音量にしてみて「ヒスノイズがいるね」程度だと思う。もうひとつの欠点はDI入力だと位相が反転してしまうこと。もともとマイク入力を正相(位相反転回路が二つあることで結果正相となる)で出力する途中に無理矢理DI入力を設けているためこれは致し方ない。原音とミックスする場合は少々問題が生じてしまうがそうでない場合は問題は事実上はないだろう。ではマイク入力に入れれば,と思われるかもしれないが先に書いたとおりゲインが高いため相当小さくした音しか入力できない(オリジナルと同じトランスを使用するとトータルで65dBの増幅)。Altecのオリジナルのマニュアルにはラインレベルを入力するためのアッテネータ回路の説明があるが,数十dB下げる必要がありノイズの面からあまり効果的な方法とは言えない。実際民生機レベルの信号を入力してみたが相当音量を下げないと歪んでしまい,歪まない程度にすると今度は常にノイズがつきまとう感じになってしまった。

これらの問題は高ゲイン固定なところでこれを改善するためにはトータルゲインを下げればいいと思い定数を変えたり電圧を変えたりいろいろ試してみたのだがなかなかうまくいかなかった。ゲインを下げると音が変に歪みやすくなる,リニアリティーが悪くなってきてしまうのだ。つまり低増幅率にするためには回路自体を見直さないとダメみたいなのだ。例えばこの『Gyraf Audio G9 DIY』というページで紹介されている回路とか。これも自作真空管マイクプリアンプで使用真空管の本数は同じながらこちらはもうちょっと回路が複雑になり(負帰還回路で自己バイアスになっている,と言えばいいのかな?),増幅率を可変にし入力ソースに合わせたゲインを設定できるようにしている。こちらの回路だと民生機レベルのみならず+4dBmを入れても問題なく,プロ用コンソールでインサート目的のアウトボードとしても使えると思われる。回路はTubetech MP1Aを少し簡略化したもののようだ。ということで次回はこっちをトライしてみようと思っている。つきましては誰かMP1Aの中身を見せてくれる人募集(^^ゞ また,これから作ってみようと考えていて電子工作にそれなりの自信がある人は最初からこの『MP1Aもどき』にトライした方がいいかもしれない。

といったところで今度こそパーツ編などを。他には電源回路編,バランス回路編などを予定してます。

08 Oct, 2006
04:50AM

Gyaoって暇つぶしにはいいんだけど,常に全画面表示ってのが辛い。PCで何かをしながらってワケにはいかない。そんなこともあり以前,画像を小さいウィンドウで表示するユーティリティを試してみたのが今ひとつ使い勝手が悪くて使うのを辞めたなんてことがあった。それからだいぶ経ってもっと便利なものが出てないかと探してみたらありました。WaoPlayer!JavaScriptを使ってリサイズ可能なウィンドウにGyaoの動画を表示できるようにするスクリプト。これはスゴイし便利。CMなど時間の短いクリップは自動的に音量を下げる機能もついていて,動画のみを全画面表示にする機能もついている。導入方法も丁寧な説明があるので簡単に導入できる。同じサイトでFireFoxで使うワザも紹介されていてFireFox使いとしては有り難い。これで一々IEを立ち上げなくてもよくなった(実際はIE Tabという機能拡張でIEコンポーネントを使うようにするわけだが)。ところで,こんな試行錯誤をした際Windows Meida Player 11 Betaを入れて遊んでたりしたのだがなんとなく調子が悪くなったような気がしたので削除したのだが,その削除後Gyaoの動画が表示されなくなるようになってしまった。プレイヤー画面は表示されるものの準備完了で終わってしまい動画のストリーミングが出来ないようになってしまった。WMP11を削除すると自動的にWMP10が再設定されるのだがそれではダメみたいなのだ。「システムの復元」を使ってもダメだった。そこで試しにWMP10のインストーラをDLしてあらためてインストールしたら,あら不思議,Gyaoがちゃんと表示されるようになった。どうもC:\Windows\system32のなかにあるwmp.dllが前者の方法だとWMP11のものが残ったままになり(ver 10.0.0.4036),インストーラを使って再インストールするとwmp.dllが本来のもの(ver 10.0.0.3802)に置き換わるように思われる。

07 Oct, 2006
03:20AM

ヤングジャンプにリア・ディゾンのグラビアが掲載されてドキドキしながら見たのだけど「アレれれれぇ?」って感じがしてしまった。カメラマンが悪いのか編集者が悪いのかなんか違う。日本向けに若干幼い,というか清純さを演出している感じに違和感を感じるのか?ネットでウケた理由ってのはもうちょっとエロよりだったからではなんて思う。同雑誌の数週間前号でセンターのグラビアに掲載されていたのだがこちらは米国にいた頃の,ネットでお目にかかれた頃のものだったから違和感は当然のことながら無かったのだが。グラビアと同時に音楽配信デビューとTVレギュラーを果たすなんて満を持してってところだけれど,なんかそれが逆にあだとなりそうで一抹の不安がよぎってしまう。これってちょっとした嫉妬心,なのか?

06 Oct, 2006
06:00AM

現在少年マガジンで連載されているサッカー漫画『エリアの騎士』(確か春頃からの連載かな!?)で結構大胆,と思えるセリフがあった。主人公が間違って入ってしまったサッカー同好会の顧問の先生が「国立での選手権優勝が小さな目標」(全国高等学校サッカー選手権大会)とした上で「小さな国の中の……ましてや学校のクラブ活動の延長でしかない大会の優勝を目指して少年たちがサッカーをしているのは世界で日本くらいなものです。何よりも指導者からしてそんな島国根性で子供たちにつまらないサッカーをさせるから,ジュニア世代では立派に世界で通用している日本のサッカーが,U-15 U-17 そしてユースと上がっていくうちに世界レベルから取り残されてしまうんだ。日本以外のサッカーが盛んな国ではキミたちくらいのサッカー少年たちの目標はナショナルチームの代表としてワールドカップで優勝することです」と言ってしまうのだ。高校を中途退学し海外に行くっていうような展開はあっても,いきなり国立を否定するなんてのは記憶にない,高校サッカーを舞台にしていながら。はなから日テレでのアニメ化を自ら否定しているようである意味清々しい(^^ゞ 少年サンデーではありえないか? ただこの漫画で言っていることはあながち間違っていない,と思うのだ。例えば,かつては静岡県や埼玉県などのサッカーが盛んな地域の高校が選手権で優勝するのは珍しいことでは無かったがJリーグ発足以降は1995年の静岡学園と鹿実の両校優勝以降決勝すら進出していない。一説にはJリーグのユースチームにその地域の有力選手が行くようになってしまったためとも言われている。逆にここ何年かは有力なJ1チームが無い地域の高校が強い傾向にある,といってもいいぐらいだ(市立船橋は例外かもしれないが)。緩やかにヨーロッパスタイルになりつつありサッカーで成り上がるのにはクラブチームに所属するのが普通になりつつあるのかもしれない。もうひとつ,確か去年のことだったろうか,大学のサッカーチーム(あるいは大学生代表)の世界大会があって日本のチームが優勝だか準優勝したかの小さな記事があったのだが,それを読んで少なくともサッカー強国であるヨーロッパや南米でその年代でサッカーを大学でやっているっていう事は将来プロでやっていくつもりのないプレイヤーが大多数なワケで,それを相手に勝っても……なんて思ったものだ。18,19っていったら既にプロデビューしていておかしくない年代だし。学校サッカーが悪いとは言わないけれども20代で最高のパフォーマンスをしなくてはいけないサッカーにおいて10代の過ごし方は結構大切なのではと思う。テニスもそうだと思うけどテニスの場合プロでやるなら早いうちからクラブ,そういうスクールに所属するのは普通になっている,のかな。こう言うとき野球も引き合いに出すべき,今話題の,なのかもしれないが野球の場合選手としての旬がサッカーと比べて5年から10年はあとだから10代にそれほど慌てる必要がない,従って高校野球を同じようには語れないと言える,かな。そういえば学校のクラブ活動を渡り歩いてしまった平山くん,大丈夫かなぁ(^^ゞこのままだと長身FW枠はユース出身のハーフナーくんのものになってしまうんでない!?ちょっと世代は違うけど。

05 Oct, 2006
02:45AM

Tube Mic Preamp Project #1

9月中はここ数年経験したことがないほどに忙しく更新ママなりませんでした。忙しいというよりやるべきことをひとつも漏らさず,しかも時間的に後戻りしている余裕がなくずっとプレッシャーの海の中で耐久トライアスロンをやっているようなそんな一ヶ月でした。

そんな月間に入る前,8月の終わり頃暇だったこともあり真空管プリアンプ,最終的にはマイクプリアンプとなるものを作っていました。その頃,それほど必要性は無かったのだがなんとなく民生機のラインレベル(-10dBV)を業務用機器レインレベル(+4dBu)にするラインコンバーターみたいなものを欲しいなぁと思い立ちいろいろ物色していた。この手の定番品にはTASCAM LA-40MKIIがあるがわざわざ買うほどのものでもないし,第一音質が「?」だ。かといってADgear等の本格的なものを買う気など毛頭無くさてどうしようかと。オペアンプを使って自作とも考えたのだが(約12dB,約4倍のゲインアンプにバランス出力回路を付けるだけの単純なもの)今ひとつ面白味に欠けるし,とそこで思いついたのが真空管内蔵の低価格のマイクプリアンプ。できれば中古で購入後気になるところを改造してしまおうと目論んでみた。でも,いい出物がなかったこともあるのだがそのクラスのものは大概オペアンプとの併用で回路の一部に真空管を使っているものでその真空管もちゃんと高電圧で駆動させていない等結局満足できないところが出てきそうと考えるようになり,「じゃあいっそのこと」ということで真空管プリアンプの自作という事になってしまった。

実はいきなり「じゃあいっそのこと」という思考の飛躍がいきなりあったわけではなく,真空管を使った増幅回路に関してネットで調べていたらものによってはシンプルな回路でオールチューブのプリアンプを作ることが出来ることが分かったからで,また,昔にこれまた自作でオールチューブのギター用オーバードライブを製作したこともあり自分としては割と簡単に作れるのではと考えたからだ。実際「これなら出来る」と思わされたのがミネソタ在住のEddie氏による『The Altec 1566A : A Vacuum Tube Mirophone Preamp / Direct Box Project』というページ。部品点数も少ないし,部品類も近い値のもので仮組み程度ならすぐ出来そうだったのでまずはDIとして使用する,つまり民生機レベルを業務レベルに増幅ラインコンバーターとして早速組み立ててみた。

出力トランスは手持ちがなかったので取りあえずアンバランス出力で作ってみたのだが使い回したパーツ類が悪かったのか「真空管」という言葉からイメージするものとは正反対でハイ上がりなシャリシャリなものになってしまった。ハイ上がりであると同時に歪みがちでもありそれなりにパーツを吟味しないとまずいと直感。心臓部の真空管には東芝製のものを使ったのでそれなりに影響はあるもののむしろ決定的なのはコンデンサ類なのではと考え目指す音ににつかわしいものを探すことにした。幸いAltec 1566Aのオリジナルと思われる回路図付きのマニュアルがFilem-TechというWEBで公開されており,そのPDFにはオリジナルのパーツリストも掲載されていてそのままオリジナル通りとは行かないけれどもなんとなく似ているかもしれないものの見当はつきそうだった。

今時数十年前(50年代や60年代)のパーツを,しかもコンデンサを入手できるのかと思われるかも知れないが,最初は自分もそう思ってあきらめかけたのだが世の中マニアックな世界は至る所に点在しているようでいとも簡単に入手することができた。入手先はヴィンテージパーツを多く扱うネットショップ『Garrettaudio』。正直なところシンプルなWEBで多少心配だったのだが注文を入れてから数日で品物が届きリトル驚いた。ヴィンテージものの他WIMAの現行品も割と安く扱っているので無縁銀ハンダが常備品な感じのマニアな人は要チェックかも知れない(^^ゞ

といったところで今月はこのネタであと数回引っ張ります。取りあえず第一目標,トランスレス真空管ダイレクトボックスが出来るまでを随時アップしていきます。オリジナルにこだわるならトランスレスにはしないのだが,もうひとつの目標であるラインコンバーターとしての使用も考えると出力段にトランスを使うのはあまり得策でないように考えたからだ。それほどトランスは音質に影響を与えやすいパーツであり,機材のサウンドキャラクターを決定的にするある意味やっかいなパーツなのだ。というわけで敢えてトランスレスでスタートすることにした。ただもうひとつは業務用に耐えられる音質の出力トランスをペアで買うとそれだけで数万円になってしまうので当分見合わせてみる,ということも少なからずあるのだが(^^ゞ



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