[Tuned Pismo] [Project_I]
Introduction
[Activity_LED_on_Pismo] PowerBook (FireWire),通称PismoにHDDアクセスランプを付けてみようと思い立ったのは,ただ何となく,暇だったから。また,手間もかからないし,必要なパーツも高くても\500円程度におさまると予想され,理由に見合ったコストパフォーマンスが期待できると思い(?)改造するに至った。
Circuit

まずは回路の説明から取りかかろう。回路自体は非常に簡単なもので,実はかつて使っていた2.5 inch IDE HDD用ケースのアクセスランプの回路を参考というか,パクッたもの。当初はロジックボード上からそれらしいポイントを探そうと思ったのだがいちいちバラスのも面倒だし私が思いつく限りでは一番容易な方法であろうと思われたのこれを採用することにした。

[Circuit_Diagram]

上図を文科系な私の知識の範囲内で技術的な説明したいと思う。図中のHDDのA/T interface connectorの39番Pin,これはDASP(Drive Active/Slave Present)と言う信号が出力されている。これがどういうものなのかは日本クアンタムのこちらの記述を参考にして欲しい。重要なのはこのPinが「ドライブがアクティブな状態の場合にこの信号線がGNDレベルになる」(『パソコンと電工作のページ』の「電子工作,Canon PA-200をPC/AT互換機に改造」より)こと。これによりLEDのアノード側にプラス電圧をかけ(プラス電圧は39番の隣,41に供給されているのでこれを使う)他方のカソードをDriveがアクティブなときGNDレベルになる39番pinに繋げば,すなわちDriveがアクティブ時LEDに電流が流れLEDが点灯するというわけである。LEDと直列に繋がっている抵抗はLEDに流れる電圧を調整するためのもの。本当は使うLEDによってその抵抗値を計算しなければいけないんだけど,大体390ΩでOK。というか前出のケースにその値が使われていた(^_^)図ではカソード側にその抵抗が挿入されているが別にLEDと直列であればアノード側でも問題ない。

必要なパーツは回路を見てお分かりの通り,LEDと抵抗,抵抗値は厳密さを要求しないので普通のカーボン・タイプ1/4Wで問題なし(ちなみにこの場合のカラー・コードは「橙白茶金or銀」),そして引き回しのためのリード線,これだけ。リード線はなるべく細いものを用いる。その方が引き回しの時都合がよい。LEDは光れば何でもいい(^_^;けれども後述する場所に取り付ける場合,直径3mm以下のものを選んだ方がいいだろう。色は好みで。とは言いつつも高いけど(最近それでも値段が下がったみたい)青のLEDがクールで格好いいと思う。

Installation

取り付けは「各自工夫して」と云うレベルなので説明は無しよ,と言いたいところだけど,それじゃひどすぎるのでわたしの場合を紹介しておく。最初はいっそのこと筐体に穴をあけてそこにLEDをねじ込もうかと考えたのだが,さすがに気が引けたので一番スマートと思えるスリープランプの所にLEDを押し込むことにした。これだと筐体の加工は必要ないし,Pismoを使っているときは「意味なし夫クン」のそれを有効利用できる。また,視覚的にも妥当な位置,と実際取り付けみて感じている。

[2.5

[LED close-up]

[Wiring over view]

実際の取り付けは写真を見て貰えば大凡察しはつくと思う。大まかな手順を説明するとまずキーボードを外しHDDに細工が出来るようケーブルは付けたままでいいので取り外す。そしてそのコネクタの上からリード線を半田付けする(図1)。この時上からスポンジをかぶせても他の端子に接触しないよう導線がむき出しになる部分を極力少なくする。抵抗はLED直づけ。そしてその上から熱収縮チューブなどで覆ってショートしないようにする。LEDのマウントは,まずキーボード上部のカバーを外し,これは両端が爪で引っかけられているだけなので手前下部を引張るとその爪が外れる。液晶は180度全開にしておいた方が外れやすい。あとはリード線を適当に引き回し,CPUカバーの上部の溝が適当だと思われるが,左側,斜めに走る溝にリード線をうまい具合に収納し(図3),そして半透明カバーの所に丁度点灯部が来るようにLEDを押し込む(図2)。別に「押し込む」必要はないんだけど,ニュアンス的には結構当たってる。そして,これで完成。一応カバーとか諸々組み込む前LEDが正常に点灯するかどうか一度テストしてみることを推奨する(^_^)

Postscript

Winノートでは当たり前のアクセスランプ,最初はお飾り程度の御利益しかないと思ってたんだけど実際つけてみると「精神衛生的」には「いいかも」と実感。機能拡張とかでDisk Light等のUtilityもあるけどOSに何等影響を与えないこちらの方がSoftware的には雲泥で安全。何よりもHDDへのアクセスがあるかないかを視覚的に確認できるのは結構やはり有り難い,意外と。そういえば筐体に耳をつけてHDDにアクセスしているかどうか確認したこともたまにだけどあるし……

今回はPismoだったけど肝心の回路はDASPに対応しているIDE HDDであれば(対応してないのを探す方が今時難しいと思うが)有効なのでHDDアクセスランプが付いてない「気が利かないパソコン」に応用できるはず(^_^) ただデスクトップの場合Logic Board,或いはPCI Interface Card上にアクセスランプがついていたりするのでそこから信号を引っ張り出した方がベストと思われる。

2001年6月15日

 

GOTO Project I    "Install Serial Port"

GOTO Project II    "Colorize Luminous Apple"



 

このページはリンクフリーです。その他リンクに関してこちらも御覧下さい。
御意見・御質問などございましたらこちらへ御連絡下さい。



(c)copyright 1996-2006 Macoteau T. All rights reserved.